「亀戸煮干中華蕎麦 つきひ」は以前から気になっていたラーメン屋の一つ。
中毒性のある煮干ラーメンがウリ。ドロドロの煮干スープに加水率低めのパツパツの細麺が絡み合い病みつきになる。
最近は、ラーメン自体も控えている生活をしていたし、この系統を啜るのは久しぶり。最後に啜りに行ったのは、大門の某店かな。昼時で、かなり繁盛していたし、男性客をメインに中毒者が多数居た。ラーメンも多くのジャンルが確立され、煮干系の代表格になったのである。
まっ、ぶっちゃけ濃度高めの煮干し系ラーメンは今まで外れたことはない。むしろ、どこも美味しいから、他店との区別が付かずに甲乙が付けられない。マニアの人には店舗によって味の違いが分かるのかもしれないけど、筆者は無理。
なので、今回「亀戸煮干中華蕎麦 つきひ」について、最近の食に対する考え方と五感で感じた事を素直に書いていく。あくまでも主観なので、ご了承下さい。
亀戸横丁の一角に人気ラーメン店
亀戸駅から亀戸餃子を過ぎた先、亀戸横丁内に同店がある。Googleマップを頼りにしていくと、最初分からず右往左往。人は多いし、亀戸餃子もホルモン青木も大行列。街に活気が戻って来たのはいいのだが、狭いところに密集しているのは好かない性格です。
亀戸横丁へ入ると、夜の飲み屋がメインのテナントばかり。わいわい酒を飲んでいる連中を横目に通り過ぎたドン付きの右角にお店はある。
行列だったら帰ろう、と思い店前まで来ると満席だが待ちは居ない。
ここまで来たから、食べて行こう。
中華蕎麦 880円
味玉中華蕎麦 980円
チャーシュー中華蕎麦 1,150円
特製中華蕎麦 1,100円
濃厚蕎麦 930円
味玉濃厚蕎麦 1,050円
チャーシュー濃厚蕎麦 1,200円
特製濃厚蕎麦 1,150円
基本メニューが2種類。この系統の煮干ラーメンを食べたことがある人は濃厚がどんなものか想像できる事でしょう。初めての方は、とりあえず ”中華蕎麦” をおすすめする。
筆者は、味玉濃厚蕎麦の食券を購入。和え玉は、お腹に余裕があれば追加で注文する予定。
注意書き。
人気店なので、サッと食べて退散するのがマスト。
食券を買い終えて数分後に、一人帰ったのでほぼ待つ事なく座ることが出来た。
しばし待ちましょう…
味玉濃厚蕎麦 和え玉
味玉濃厚煮干蕎麦のかた、お待たせいたしました。
狭い厨房を2人で切り盛りしており、提供も早い。だから、回転率もいいと思われる。
さて、レンゲで救ってスープを一口。
飲む前の感想は、凝固しそうなスープに濃度に驚愕する。ここまでドロドロなスープは初めてです。
口に運ぶと、煮干しの塊を飲んでいるかのような錯覚。塩味も強いし、なんだよコレ!って、突っ込みたくなる。
麺をリフトアップするとへばりつくように絡み合う。
固めで芯が残る食感。奥歯で噛み締めると、奥歯の溝が満室になりそうになるくらいアルデンテ。
チャーシューは豚と鶏。豚は真空低温調理された昨今の流行り系。鶏は60度前後でゆっくり加熱した感じの食感で、とても柔らかい。
(あくまでも憶測です)
卓上に一味やお酢があって、味変をすることも可能。だが、メジャーリーグで活躍する大谷級の化け物スープには変化もクソもない。
完食後、もう少し食べれるな。
”和え玉お願いします!”
と、現金で支払い追加注文。
期間限定で味のバリエーションが増えるそうなので、お店の方に確認して下さい。
和え玉は、替え玉とは違い、そのまま食べられる。油そば、みたいな感じかな。
油やタレや化学調味料で味付けされているから、混ぜて啜る。
残ったつけ汁につけて、つけ麺風にしても良し、
お酢をたっぷりかけて、さっぱりと楽しむのも良し、
自分好みのカスタマイズを確立してみるのも、魅力の一つかもしれないね。
水を何度も飲みながら、無事完食。
ご馳走様でした。
食べ終えて
煮干会ではヘビー級の濃度では無いでしょうか。今まで体感したことにない、頭皮の毛穴が広がる感覚を実感するくらい衝撃でした。
確かに中毒性があるし、とてもインパクトを与えてくれた。もう10年若ければ、通いたくなるんだろうね。
筆者は、今回だけで満足。再訪問は無いし、多分食べるのがキツくなっていると思う。ラーメンを食べることが減っているから、余計に塩っぱさがダイレクトに感じたのでしょう。
鮨、焼鳥、焼肉がやっぱ好きですね。ラーメンもたまにはいいけど、ホントたまに食べにいく程度にしておきます。
以上、「亀戸煮干中華蕎麦 つきひ」の紹介でした。
ちなみに、北千住に視点も出来たそうなので、好きな方は是非行ってみましょう。
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