深夜の誘惑「野方ホープ 本店」で〆のラーメンを啜る

深夜の誘惑「野方ホープ 本店」で〆のラーメンを啜る

環状七号線、野方駅近くにある「野方ホープ」は1988年環七ラーメン戦争真っ只中にオープンした歴史あるお店だ。11時〜翌4時まで営業、昼間は学生やサラリーマンやドライバー仕事の方々で賑わい、深夜は酔っ払い客が大半。

都心で多店舗展開している同店、実は他店で一度食べに行ったことがある。現在は原宿店としてやっているが、千駄ヶ谷に店舗があった頃の話。ぶっちゃけ、あまりインパクトが無く、むしろ好みではなかった。味が薄く、わざわざ食べに来る程でも無い。

ただ、友人曰く

”  本店は評判良いですよ。中毒性があります。 ”

と。

それなら一度行ってみよう、とパイセンの車に乗り込み向かった。場所柄、車で来る人も多く、車の往来も激しい場所に鎮座。昼間は路駐して食べる人もいるかもしれないが、駐禁だけは気を付けよう。

という事で、〆のラーメンを啜ってきたので紹介します。

なお、あくまでも主観で書いているのでご了承下さい。

中毒者続出「野方ホープ 本店」

今日は15時から飲み始めて、4軒はしご酒を楽しんだ。かなり呑んで、かなり食べた。だが、不思議と記憶はありベロベロでは無い。

昔はこれだけ呑んだら記憶は無くなりパッパラパーになって電車で乗り過ごして訳の分からない駅まで行くのが常習だった。財布も無くすし携帯は壊すし鍵も紛失する。何度免許やクレジットカードを再発行した事か…

 

深夜の誘惑「野方ホープ 本店」で〆のラーメンを啜る

まっ、そんな話はどうでも良くて、〆のラーメンを食べに向かう。本当は味噌ラーメンが有名なお店に行ったのだが、行列で諦めた。第二候補の「野方ホープ 本店」へ到着。

(赤いジャンパーでこちらを向いているのが中澤氏です)

深夜の誘惑「野方ホープ 本店」で〆のラーメンを啜る

店内入って食券を購入。

詳しいメニューは、食べログを参考にして下さい。

皆さん王道の『のがほ 元』をチョイス。

とんこつ、鶏、野菜の三種のスープを合わせたトリプルスープを使っています。とんこつの力強い旨味、鶏のまろやかさ、野菜の香りと滋味深さが、複雑で、優しい味わいを創り出しています。創業三十年、「こってり、だけどあっさり」の変わらぬ一杯をお楽しみください

https://tabelog.com/tokyo/A1321/A132104/13001089/dtlmenu/

ただ、筆者は『のがほ 濃』にした。

香りと深みを与える黒い油、マー湯。野菜の旨みを加えた甘味と辛味を引き立てる辛味噌。甘味、酸味、辛味がさらに複雑さと深いコクをもたらすコク味噌。

新しい野方ホープの看板商品をお召し上がりください。

https://tabelog.com/tokyo/A1321/A132104/13001089/dtlmenu/

辛味噌の方が美味しそうと判断したのでしょう。

さっ、完成までしばし待ちます。

『のがほ 濃』

夜23時くらいだけど、8割程席が埋まっている。

深夜の誘惑「野方ホープ 本店」で〆のラーメンを啜る

手際良くシャシャッとさばく職人さん。味のよって器の色を変え、カエシや脂や味噌を投入。

その前に麺を茹でて湯切りをしてスープ入れる。チャーシュー、ネギ、海苔を盛り付け完成。

深夜の誘惑「野方ホープ 本店」で〆のラーメンを啜る

こんな感じです。

深夜の誘惑「野方ホープ 本店」で〆のラーメンを啜る

スープに浮き上がるたっぷりの背脂。

一口、ゴクリッ

ほぉー、確かに味が濃い。ラーメン特有の一口目にガツンッと衝撃を与えてくれる旨味がある。

深夜の誘惑「野方ホープ 本店」で〆のラーメンを啜る

中太の少しウエーブかかった黄色い麺。背脂のよって濃度が増したスープにぴたりと引っ付いてくる。モチモチした食感とツルツルとして喉越しは、札幌の味噌系ラーメンによく似ていると感じた。

(全然違ったらすみません)

最初は食べ進めることができたのだが、後半失速。化学調味料が強過ぎて何度も何度も水をお代わり。アルコールも飲んでいたから喉が渇いていることもあったとは思う、が筆者には塩っぱ過ぎる。

深夜の誘惑「野方ホープ 本店」で〆のラーメンを啜る

残すのは嫌なので、なんと完食。

2年前くらいだったら美味しく食べられたであろう同店のラーメン、間違いなく若者や肉体労働者向けの一杯だった。

食べ終えて

深夜の誘惑「野方ホープ 本店」で〆のラーメンを啜る

お店を出た後、徐々に体調が悪くなってきた。明らかに体が拒否反応を出していた。コンビニで水を買ってがぶ飲みして治ったけど、翌日胃がムカムカしていたのはお酒とラーメンのせいだろうな。

他のメンバーにも聞いたら、塩っぱ過ぎましたね!と、連絡が来た。お酒飲んで舌が麻痺していた状態で、あれだけ塩味を感じたということは、結構ヤバイね。

好きな人にはハマるであろうし、長年営業されているから根強いファンは多くいる。どんなジャンルでも好き嫌いの嗜好の好みは分かれるから仕方ないことだけど、筆者には合わなかった。

気になる人は酔った勢いで行ってみて下さい。

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