「鳥さわっつ」が復活!紹介制の鳥さわ鍋が最高(西麻布)

「鳥さわっつ」が復活!紹介制の鳥さわ鍋が最高(西麻布)

大好きな焼鳥屋、「鳥さわ」グループの新業態、『鳥さわっつ』ではなく、鳥さわ鍋が紹介制でひっそりオープンしました。同じく紹介制「鳥さわ22」のはす向かい、看板も暖簾も出していない、1日ひと組限定。

知り合いや常連さんしか予約枠がないので、ハードル高いお店です。元々は、冬季限定で、営業しよう!という話だったそうですが、あっという間に人気になり、夏場も満席。次の予約は来年。

どんだけ人気なんだよ!

元々、亀戸で鍋専門店を2015年にやっていた(惜しまれつつ閉店)ので、ノウハウはあったと大将は話していました。

4種類の鍋メニューの中から、大将おすすめの山椒鍋と料理を堪能してきたので、紹介します。

ひっそりオープンした鳥さわ鍋

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しかし、鳥さわグループは勢いがあります。

亀戸にお店を構えてから、西麻布に出店。その後、麻布十番店、フランチャイズ2店舗目と恵比寿にイタリアンもオープン。(イタリアンの記事は『こちら』。)

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実は、鳥さわ創業者の大将とは、ありがたい事に飲み行く仲なんです。先日も、京都へ2人飲み歩きをしに行ったり、4人で遠征もしょっちゅう行きます。

「鳥さわっつ」が復活!紹介制の鳥さわ鍋が最高(西麻布)

そして、鳥さわ鍋、通称『鳥さわっつ』へ、西麻布店で仕事終わりの大将と合流して、4人で楽しむ流れになりました。今現在、大将は現場には出ていません。経営者として、店舗周りやブランディング等に専念しています。

大将、中澤氏が焼く焼鳥が恋しくなるお客も多くいるそうで、いつか実現する日があれば、超プレミアム席として競争率が激化するでしょう。

(今流行りの、NFTでその席の価格を決めるのも面白そう)

特別に入れてくれませんか?

山椒鍋コース

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皆さん、各々マイペースなので、先に乾杯。飲み物メニューは、「鳥さわ22」と同じです。

ちなみに、鍋は『鳥鍋』、『鳥すき』、『鴨鍋』、『山椒鍋』の4種類。今は、プラスして『辛い鍋』も加わっています。色々食べたいけど、1種類しか選べないので苦渋の選択。

大将おすすめは、『山椒鍋』です。

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鳥刺し盛り合わせ。生、湯引き、昆布〆、鮮度の良さと、手間暇惜しまない仕事が垣間見えます。

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さて、皆揃ったところで宴がスタート!

芋焼酎ソーダ割をチェイサーに、ワインボトルを頂いています。

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粉山椒とペーストにした山椒の薬味。特筆すべきは、ペーストした山椒です。山椒特有の痺れが好きな人は、たっぷり入れると刺激的で病みつきになる。

なくなれば、追加注文できるので、遠慮なく申しつけましょう。

「鳥さわっつ」が復活!紹介制の鳥さわ鍋が最高(西麻布)

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鍋に入る食材です。もも肉、つくね、きのこ類、みょうが、せり、ねぎ、、、彩り豊かな上に、見た目だけでも水々しさが分かる。

鍋は、全てお店の方が調理してくれるので、手間要らず。オープンした時期が、コロナと被っていたこともあって、ひと組限定、調理不要、この2点においても話題になったのだろうと、大将は話していました。

しかし、鍋屋さんはたくさんあるのに、ここまでヒット店を生み出すのだから、経営者としても素晴らしい。先を見越す能力というか、決断力、いつも勉強させていただいている。

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お新香。

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そして、飲茶もコースに付いてきます。

阿波尾鶏(アワオドリ)を使っているから、食感も楽しめ甘味もある。化学調味料一切不使用なのに、この旨味は素晴らしい。

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さらに、嬉しいサービスがあります。斜向かいにある「鳥さわ22」から焼鳥のデリバリーが可能。食べたい部位があれば、事前に伝えて注文。タイミングを見て、走って持ってきてくれます。

「鳥さわ22」は、亀戸店の店長さんが焼いていて、久しぶり!と、挨拶できました。また、鮨食べに行こうね、と。

ちなみに部位は、はつもと、せせり、つくね。

「鳥さわっつ」が復活!紹介制の鳥さわ鍋が最高(西麻布)

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その間に、鍋が仕上がってきます。昆布と鰹でとった出汁に、たっぷりの山椒の実。山椒の粉もペーストも入れずに飲んでも、山椒の香りバッチリ。旨味も兼ね備えているから、体が喜ぶようなスープにほっこり。

フレッシュな野菜も食感のコントラストが楽しめます。セリのシャッキシャキ、キノコのクニュ、鳥肉のムチっと、シンプルながら、奥深い楽しみがある。

「鳥さわっつ」が復活!紹介制の鳥さわ鍋が最高(西麻布)

〆の写真は撮り忘れたけど、煮麺。鍋の種類によっては、雑炊もあるそうです。

 

いやいや、驚きました。シンプルに鍋を食べさせてくれるのは勿論、また行きたくなる不思議な価値観が存在します。料理、雰囲気、お店の方、大将と仲良いから(?)、さまざまな要素が重なり、次回の予約をして、ご馳走様。

ちなみに、次回は6ヶ月後。。。

食べ終えて

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正直、「鳥さわ22」はご無沙汰になっています。亀戸の方が家から近いというのもあるし、やっぱ少々高めの値段設定だったので、気軽には行けない。予約も亀戸なら当日行ける日もあるので、どちらかというと重宝していました。

ただ、鍋に限っては通います。半年に一度の楽しみでもいいし、真夏に汗かきながら食べても面白い。最低4名、MAX8名くらいなので、仲間内でワイワイしたいです。

完全紹介制になっているので、気軽には行けません。ツテを使って、行ける努力をして下さい。

 

今日も食べコン(食べ歩きコンシェルジュ)にきてくれてありがとうございます。鳥さわの料理も好きだけど、やっぱ人柄がいちばん魅力的だから通っているのかも。わたしも人情あふれる人間になりたいな。

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