今年の初め頃、浅草で「坦々麺一龍」という工事中の看板を発見した。
”また新しいお店が出来るのか”、という思いと同時に、
”結構活かしてそうなお店だな”
と、直感で感じた。
以前なら、気になれば直ぐに食べに行くし、全メニュー完食するくらい気合が入っていた。
しかし、昨今はラーメンも食べる機会が減り、新店舗へ行く事はほとんど無くなった。
理由はさておき、「坦々麺一龍 浅草本店」は昼から夜まで通し営業。なので、昼飯食い損ねた筆者は訪れてみた次第である。
個人的に感じた事を簡単に書いているので、今後食べにいく方は参考にして欲しい。
早速紹介しよう。
メニューは坦々麺のみ
オープンしたばかりの小綺麗な店構え。間口は狭いが、大きな窓ガラスから中の様子が分かるから、親やすさを感じられる。
浅草本店をオープン後、新富町、西新橋と出店を重ねる。
そして、今調べると日本全国10店舗近く展開しているそうで、勢いが凄まじい。
どんどん店舗数を増やしていくのか、飲食業界内でも注目されていそうだ。
メニューは、担々麺のみ。
汁あり、汁なし、冷やし、濃厚、四川風と様々だが、基本のベースをほぼ一緒だろう(多分)。
一番人気の濃厚坦々麺の食券を購入。
冷やし坦々麺と迷ったのだが、とりあえず王道を攻める事にした。
卓上の辣油と山椒があるから、刺激が足りない人は”追い”を楽しもう。
後、麺の太さが選べる。
太麺・細麺
筆者は細麺をチョイス。
濃厚坦々麺&替え玉
店長らしき大柄な男性、年配の女性2人でお店をまわしている。
注文が入ると、大柄の男性がマニュアル通りの動きでテキパキ動き坦々麺を作る。
5分弱で完成。
セントラルキッチンでスープも仕込んでいるのか、大きな箱からスープを取り分けていた。
胡麻をペーストされた白いスープ。
所々に辣油が散りばめられ、頂きます。
かなりマイルドで胡麻の濃厚なテイスト。
坦々麺の定義が難しいところだが、本場中国の坦々麺は”汁なし”が一般的。日本で食べられている坦々麺は本場の物とは全然違うけれど、これはこれで美味しいと聞いた事がある。
濃厚なスープに細麺がしっかり絡まる。
天地返の必要性もないのだが、なんとなくやってみた。
花山椒をたっぷり掛けた方が刺激的で好み。
ただ、やはりインパクトに欠けるというか、まっ、こんな感じだよねと。消費者は一度行ったら飽きてしまうんじゃないかな。
(少なくとも、筆者は一度で十分)
麺量が少なく、替え玉を太麺で注文。
太麺と細麺の差は、細麺の倍の太さが太麺といった感じでしょうか。どちらが好みかというと、太麺かな。
老若男女ウケする感じのバランスかな。
ご馳走様でした。
食べ終えて
飲食店に限らず、サービス業は賛否両論あって当然。一緒に食べに行った人や居合わせたお客でも満足度は変わるし、自分の体調も関係してくる。
筆者はわざわざ食べにいく必要性はないと感じた。至って普通だし、ストーリーも分からないけど淡々と作業をこなしている感じ。10店舗以上もあるから、チェーン店と言われればそこまでだが、やっぱセオリーを感じられたり楽しみたいタイプの人にはオススメできない。
ただ、小綺麗でそこそこ美味しい坦々麺を求める人は是非食べに行って下さい。今後、ますます店舗は増える事でしょう。
久しぶりに坦々麺を頂きました。本場中国でもいつか食べてみたいですね。
最後まで読んでいただき、有り難う御座います。
では、またね!!
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