月一連載「サウナ×飯・酒」シリーズ、第八弾の舞台は『埼玉県・大宮駅」である。
埼玉県住みたい街ランキング上位に位置する大宮で、休日のひと時を過ごそうと決めたのは、大好きな鮨屋があるから。
わたしのブログを見ていただいている方の中には、紹介する前から『どこの鮨屋か分かった！』という人も多いでしょう。おおかた、想像通りのお店なのだが、最後までお付き合いよろしくお願いします。
大宮でサウナを調べると、喧騒の中に佇みカプセルホテル付きのサウナ施設、ちょっと外れにあるスーパー銭湯、サウナなしの昔ながらの銭湯、色々な施設を回ってから紹介したかったけど、時間の都合上、すみません。
まっ、大宮で『サウナ×飯・酒』を楽しむ際には、参考になるので、メモやブックマークに登録しておいてください。
『サウナ×飯・酒』〜パークプラザ大宮から鮨〜
とある日の平日。
仲間内で鮨屋を予約した。年末の忙しい時期だったので、皆で予定合わせて取るのも大変だったし、お店も忙しいから、空きがある日を狙ってお願いした。
「大宮」駅、上野から電車に揺られ、約25分くらい。
上野→尾久→赤羽→浦和→さいたま新都心→大宮、5駅で到着するので早い。しかも、帰宅ラッシュ時間でもないので、席も空いていれば、人も少なく、悠々自適に電車旅が楽しめる。
（電車の移動の際は、ほとんど読書しています）
「大宮」もコロナ騒ぎで、お店が相次いで閉店していると聞いていた。
駅ロータリーを歩いていると、超老舗で何度か足を運んでいる「いづみや 本店」も支店も、閑古鳥が鳴いている。コロナにビビった高齢者が来ていないのか、サラリーマン層が飲みに行くことを控えているのか知らないけど、初めて訪れた時の活気は、まるで感じられない。
「いづみや 本店」を横切り、繁華街の路地を進む。
歓楽街というか、ピンクのお店が多いエリアに「ホテル&サウナ パークプラザ大宮」がある。
怪しいといえば、怪しいし、
不気味といえば、不気味な、建物。
昔ながらの、カプセルホテルなので、客層も怖い人たちで溢れかえっていたらどうしようか、正直迷った。
ただ、最近は、そのような方々も肩身が狭くなって、生きにくくなっているようなニュースを見た事がある。本当かどうかは知らないけど、そっち系の人達の入店を断る施設も増えてきている。
料金は120分1,000円。
4階の受付で支払いを済ませ、タオルを受け取りロッカーで着替える。
古いといえば古い、歴史ある建物は、昭和のワンシーンに出てきそうな内観が懐かしく感じる。赤色っぽいじゅうたんがビシッと引かれ、部室のような縦長のロッカーが並び、物静かで人も少ない。
服を脱ぎ、浴室に入る。
先客は、おっちゃん2名。風呂に浸かっているもの、休憩スペースで寝せべっているもの、怖い人はいないので安心（笑）
身体を洗い流し、施設内をぐるっと見渡してみた。風呂に水風呂、サウナ室へ行くと、サウナ室とは逆手にトレーニングルームも完備している。
しかも、ランニングマシーンまであるけど、裸で走るのか！？つかまり棒は分かるけど、ランニングマシンの需要があるのか否か。。。
サウナ室へ入室。
奥行きが広い、上下二段になったサウナ室。先客は1人いるが、MAX 10人くらい入れるので、広々使える。
温度は90度強。
湿度が低く、多少肌を突き刺す痛みはある。ジリジリ、ビリビリ、、、
しかし、汗をかき始めると、一気に楽なり気持ちいい。
テレビはついているけど、音声が聞こえてこない。
壊れているのか、音量が低いのかは不明。
個人的には静かで嬉しい。
大体10分強サウナに入って、水風呂へ。
汗を流して、水風呂にザブんっ！
水風呂は20度くらいかな？
程よい冷たさに、5分くらい入っていられる体感温度。無難な温度なのかな？
休憩スペースはリクライニング付きのサマーベットタイプ（？）。最近よく見かけるタイプのもので、フラットになるから座りやすく、リラックスできる。
外気浴はないので、基本室内で全て完結する。
個人的には、100度超えのサウナに16度くらいの水風呂が好きなのが正直なところ。当たり障りないというか、施設自体はいいと思うけど、攻めの姿勢は筋トレルームとランニングマシンにしか感じられなかった（笑）
4セット楽しみ、施設を後にする。
繁華街にあり、駅近なので、ふらっとサウナ入りたい時に行くのはアリです。わざわざ、遠方から楽しみに行くのは、無しかな？
サウナ後の飯・酒は「いしまる」
大好きな鮨屋、「いしまる」でサウナ後の飯と酒を楽しむ。
新装開店以来、約半年ぶりに訪問になった。
（前回訪問『記事』）
メンバーは、いつもの仲間（笑）
サウナは1人でいき、現地集合。
毎度同じ料理でスタートする。
鞍掛豆。
クエしゃぶしゃぶ。
肉厚、脂のり、出汁で湯引き程度することによって、さっぱり頂ける。
炭火で皮目も炙った、鰹。
素材の旨味、味付けや薬味、ひと手間もふた手間も加えた極上品！
そして、料理を司る器も気品に満ち溢れている。
黒七味でいただく、焼魚。
あん肝モナカ。
甘味と塩味、交互に行き交う味わいに、自然とお酒も進む。
牡蠣の酒蒸し。
蒸しても縮まない牡蠣って、産地によってあるらしい。餌の違いなのか、海遊か、それとも温度なのか、色々勉強してみたいな。
「いしまる」では、必ず鯨の刺身かベーコンが出てくる。
多分、大将が鯨好きなんだろうね！本物の鯨刺身食べると、変なものというか、安いやつは不味くて食べられなくなるよ。
ここまで、仲間6人でワイワイ酒飲みながら楽しんでいます。
少々、騒ぎ過ぎていないか・・・（笑）
朝〆の天然平目握り。
うん、相変わらずシャリが好み！
鰤の腹の部位。
寝かせることで、ハムのような、燻製のような、独特な香りを放つ。
いい意味で、腐敗ギリギリ。
黒むつ。
身質がしっかり目の小肌。
皮に張りがあり、酢もしっかりめ。好み分かれるかもだけど、嫌いじゃない。
鯖の某鮨は最高過ぎる！
シャリとネタ、昆布のバランスがなんといっても難しく、昨日今日やったからといって、完成形に持っていけるものではない。
銀座の某店インスパイアかもしれないけど、しっかりオリジナリティに仕上げているから素晴らしい。
スミイカ。
立派な赤貝。
とろけるような、雲丹。
極上サイズの、車海老。
10貫食べたい・・・（笑）
穴子を頂き、
玉でコースが終了。
あっ、お椀も出たけど、写真撮り忘れです（笑）
ご馳走様でした！
「サウナ×飯・酒」終えて
「サウナ×飯・酒」大宮編、いかがだったでしょうか？
完璧主観ではあるけど、サウナに関しては、もっと突出した、何かが欲しかった。水風呂もサウナも中途半端なので、印象は薄い。
サウナに入っている時、お偉いさんみたいな方が視察に来ていたので、今後さらに改装して、よくしていくような気もするので、期待したい。
そして、「いしまる」の方は、安定してシャリもネタも申し分ないほど旨かった。が、少々サーブが遅い感じも随所で感じてしまった。満席だったので、忙しかったのか、料理の間隔が長く、手持ちぶたさを感じる場面が多かった。次第に酒が進んでしまい、最終的にはお店の戦略勝ちかもしれないけど、もう少し早い方が嬉しい。
まっ、散々飲み過ぎて騒いでしまったのは、申し訳ないですけど・・・（笑）
またタイミングみて、食べに行きます！
最後に、今後は読者の方々の意見を参考に食べ歩きのお店のリクエストをいただき、行きたいと考えています。行きたいけど、なかなか行けないから、行ってリポートお願いします！なんて、意見がありましたら、是非コメント残していただけたら嬉しいです。
もしくは、「Twitter」をやっているので、メッセージ頂けると幸いです。
「サウナ×飯・酒」に関しても、気になるエリアがある人、リクエストお待ちしています。よろしくお願いします！！
