『サウナ×飯・酒を楽しむ』!第五弾〜「渋谷区・幡ヶ谷」編

『サウナ×飯・酒を楽しむ』!第五弾〜「渋谷区・幡ヶ谷」編

月一連載している『サウナ×飯・酒を楽しむ』第五弾は渋谷区幡ヶ谷にある某サウナ付き銭湯とずっと行けていなかった某鮨屋へ足を運んで来た。

なんだかんだ5ヶ月続けているけど、サウナブームに乗っかった感があり悩んでいる。ブームというのは一時で終わってしまうものであり、今サウナ小屋を建設している施設も多いらしい。元々は地元の方々(特に年配者)が通っていた町の銭湯がいつの間に、若者が多く通うようになり、ゆっくり風呂やサウナに入れない話も聞いた事がある。

十年前以上前からサウナ好きだった私。サウナ本が出てから、あの気持ちよさはそういう事なのか!と頭ではっきり分かるようになり、より通うようになったのも事実。と、いう事は私も若者と何ら変わりないのでは?実に迷う。。。

今回で最後にするかどうかはさておき、幡ヶ谷で満喫してきた半日を紹介していこう!

『サウナ×飯・酒』〜観音湯からの鮨屋〜

京王新線「幡ヶ谷」駅下車したのは初めてである。新宿にも程近く、古着屋の町下北沢も徒歩圏内なので若者が多い印象。

交通量の激しい甲州街道は車で何度も通り、渋滞にハマったり、駐禁切られそうになったりの思い出がある。最近車で渋谷区方面へ行く事がほぼ無くなったので、駅降りて甲州街道を眺めた時、懐かしさを感じた。

『サウナ×飯・酒を楽しむ』!第五弾〜「渋谷区・幡ヶ谷」編

甲州街道を背にして細い路地に入り観音湯を目指す。

『サウナ×飯・酒を楽しむ』!第五弾〜「渋谷区・幡ヶ谷」編

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幡ヶ谷駅から徒歩5分以内、狭い住宅が点在する中、堂々広々した建物が「観音湯」なのだ。コインランドリーも併設され、風呂に入っている間に洗濯機を回して入る人も少ないだろう。

下足箱へ靴を入れ、キーを取り、番台にいるお兄さんに「サウナお願いします」と伝える。タオル付きでジャスト1,000円!町の銭湯にしては少々値段設定高いかもしれないが、一等地にある事の利便性を考えるとリーズナブルなのかもしれない。

脱衣所で服を脱ぎシャワーと身体を洗い流す。地元のおじちゃん達10人いるか居ないかなのでゆったり入れそうだ。入って右奥、外への通用口があったので行ってみると露天風呂。外気浴はここで出来るかもしれないが、椅子は置いていない。狭いスペース、人が少なければ地べたに座ってのんびり休憩出来る。露天風呂に浸かり、身体を温め、いざサウナ室へ!

先客は一人。収容人数7人、広々使えるので安堵の気持ちで腰を掛ける。温度計は100度以上、結構暑いけど湿度が低い感じもありカラッとしている。

最初は10分くらい入ろう。ジワジワ、ダラダラ、額から腕から足から、どんどん汗が噴き出してきた。100度もあると流石に10分はきつく8分でサウナ室を出る。シャワーで汗をサッと流し、水風呂へジャブンっ!!

水風呂の温度計、壊れている。体感16度くらいといった感じかな?1分ほど身体を冷やし、露天風呂スペースへ出ると、おっちゃんが露天風呂に浸かっている。地べたにちょこんっと座り休憩。すると、サウナ室混んでいましたか?と、声を掛けられ、一人しか居ないですよ!と応えた。

普段から言える事だけど、サウナ室内で話しかけてくる人が居る。鬱陶しく、一人でゆっくり入りたいんだよ!と強く思う。適当に返事して、態度悪そうにしていれば話しかけて来なくなるけど、それでも話してくるジジイが居る施設もあった。迷惑だからやめてくれ(笑)

サウナ8分
水風呂1分
外気浴適当

4セット繰り返し終了。

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空いていたのが幸いだった。某サイトを見ると、常連が幅利かせていたり若者がワイワイ騒いでいたりする時間もあるそうなので、早い時間に行くのが絶対良い。サウナ待ちとか本当ペース乱されて嫌なので、基本混んでいる時間帯や人気のサウナ施設には行かない。

ソロサウナ?みたいな場所が出来、値段はそこそこする。体感しに行こうか迷うけど、自分のペースを重視するなら高くても行くべきだよな。誰にも話しかけられないしね(笑)

サウナ後の飯・酒は「すし宗達」

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サウナでガッツリ汗を流し、持参したポカリ500mlを飲みながら歩いて向かう。初台駅方面へ歩いて10分程、431号線も幾度となく車で通りかかった懐かしい道沿いにある。

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昨今の高級鮨とは異なる町寿司スタイル。町寿司ではあるけれど、丁寧な仕事と豊富なネタの数々で地元は勿論、遠方からも訪れる人気店。

コロナ時期だから営業時間は変則的。友人と16時に待ち合わせ。

店内入ると既にテーブル席とカウンター席で盃を交わす方々で賑わっている。L字型のカウンター席、丁度角まった位置へ案内され席に着く。右隣には若いお姉さん、左隣には若いカップル、テーブルは年配のご夫婦(?)。若いお姉さんは鮨を食べ慣れた様子で、日本酒お任せを注文しつつ、お好みで少しずつ握って食している。

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とりあえず、瓶ビール下さい!
かしこまりました。

サウナ後の一口ビール、腑に染み渡る刺激と旨味。やめられ無い。

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メニューを拝見。おきまり握り、前日まで予約必要なコースが二種類。その日の一品料理や豊富な握りネタの数々、どうしよう。。。

大将にお願いし、おまかせで5,000円でお願い出来ますか?と、聞くと了承して頂いた。有難う。

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しじみのお出汁からスタート。

ほろ苦い香りと奥に潜む旨味が胃袋を温める。

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もずく酢。ジャキジャキの食感。

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蛸の柔らか煮、自家製塩辛、そら豆。

歯応えを残しつつ絶妙な塩梅で煮た蛸は私好み!自家製の塩辛も塩味が程良くエンドレスで食べていたい。季節のそら豆、最高の小鉢3点盛り。

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豪快に切りつけられた、鰤とめじ鮪。同じような旨味を兼ね備えているが、脂がのり甘い。

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すかさず日本酒お任せでお願いします!

最強の組み合わせだ!!

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白子焼。

最近鮨屋へ行く機会が減った私は、トロトロの白子と一味の相性が抜群だった事を思い出す。素材はシンプルに手間暇惜しま無い仕事が垣間見え、同時に日本酒スルスル胃袋へ流れていく。

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フグの唐揚げ。フグの中でも一番味が濃くなるのは唐揚げのような気がする。

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ここから握りに入る。

一貫目は出水の釣り鰺!言わずと知れた、一級品で高値で取引されている。

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サーモン。

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酸味のある本鮪赤身。

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プリップリ、甘々、甘海老さん!

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いくら。

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巻物でコースは終了。

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お椀を頂き、追加どうしようか友人と相談。お酒を飲んでいるので握りより巻物でしょ!!

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と、筋子巻、鯖ガリ巻、山牛蒡巻!つまみは最強の巻物を赤酢のシャリで綺麗に巻いてもらいご満悦。巻物一本で大体握り四貫分のご飯量があるのに、不思議なんだよね。永遠に食べられてしまうから。食べ過ぎは良くないけど、大衆寿司屋に行くとエンドレス巻物の時がある程大好きなのである。

日本酒もたらふく頂き、ご馳走様でした。

食べ終えて

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長年続けている観音湯から、地場でリーズナブルで楽しめる本格江戸前鮨屋「すし宗達」、良かった。先にも書いたけど、混んでいないサウナであった事も今回の重要なポイントで、居心地悪かったら紹介はしていない。

「すし宗達」は食べ飲みして一人10,000円くらい。諭吉3枚も飛ぶお店が多くなった今、重宝したいし、近所にあったら確実に通っている。当日予約もタイミング次第では行けるそうなので、休日一時を楽しむのも良いと思う。

来月「サウナ×飯・酒」を紹介するかは考えるけど、サウナ後の食事はいつも以上に美味しく感じる事は間違いない。

おすすめのサウナ付き銭湯ありましたら、是非教えて下さい!よろしくお願いしまーす。

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