JR南武線尻手駅徒歩8分の場所にあり2014年4月8日にオープンしたラーメン屋『いのうえ』。
住宅街にひっそりと佇み看板メニューの煮干しラーメンを出している。そんな住宅街に連日大行列ができてしまう程人気があり多くの人がやってくる。
また煮干しラーメンはもちろんの事、油そば風の替え玉も看板メニューになっている。そんな二枚看板の商品を持つお店『いのうえ』をご紹介し、一人でも多くの人が「行ってみたい」と思ってくれたら幸いだ。
お店の雰囲気
お店は閑静な住宅街にある。携帯のグーグルマップで住所を打ち込み目的地まで歩いて行く。そろそろ着くかなって思ったがラーメン屋らしき建物は見当たらない。
「家庭の味いのうえ」という看板があり小料理屋の店構えでラーメン屋には見えないこのお店がラーメンいのうえだ。
多くの人はこれがラーメン屋!?っと思うだろう。また車で行く人は間違いなく通り過ぎてしまうような店構えの雰囲気だ。
外には手書きだがメニューが書いてあったりイベントの詳細が貼ってある。
またお店は専用の駐車場は無いので近くのパーキングに停めよう(路上駐車していると近隣から苦情が来たり店員さんに注意されるため)。
店内カウンター4席、テーブル4席の全8席と少し小さめのお店だ。店員さんは2名でどちらもほとんど調理場でラーメンを作っている。お水はセルフサービスで会計も店員さんの方に行き払うシステムだ。
正直混雑時は回転率はかなり悪いとだろう。
店内に貼られているメニューも手書きで味が出ている(以前は券売機があったらしいが私が行った時には無かったので故障中なのかな?)。
「特製ラーメン900円」に「大盛100円」を注文した。
卓上には替え玉用のお酢とラー油が置いてありお酢は「ラーメンには絶対使用しないでください」と書いてあるので注意しよう。ラー油はラーメンに入れるのかな?っと思うが今回は入れなかった。
特製煮干しラーメン
注文を頼んでから5分くらいでラーメンが運ばれてきた。提供時間はかなり早い方だが注文しているのが私しかいなかったからかもしれない。
特製煮干しラーメンは炭火で焼いた大きいチャーシューが1枚、小さめのチャーシューが1枚、刻み玉ねぎ、海苔3枚、メンマ、味玉が乗っている。
焼き鳥屋のようにもくもく煙を立てて焼いた極厚のチャーシューはたまらない。
ここまでインパクトがあるチャーシューは初めてだ。香ばしい匂いと脂身が美味しく正直丼ぶりにして食べたいと思ってしまうほどだ。
箸で持つのも重いくらいの厚さでこの味に虜になるお客も多いだろう。脂っこいのが苦手な方は普通のラーメンを頼んだ方が良いかもしれない。
スープは煮干しラーメンが好きな方は好みだろう。THE煮干しだ。ただ少しスープが少なめのような気がしたので替え玉を頼もうと思っていた私は控えめにスープを啜った。
麺は極細のストレート麺。小麦の味と香りが強い麺は独特の煮干しスープによく絡みよく合い美味だ。
替え玉を注文
ほとんどのお客さんが頼んでおりそんなメニューがあったのかっと店内見渡すとテービル席の上に手書きで「替え玉250円」とあり備考欄には「半分くらい食べたら注文してください」との事。すぐに言っても出て来ないので注意しよう。
極太のメンマも絶品だ。甘く煮られたメンマは麺とももちろん合うのだが海苔に巻いてスープにくぐらせて食べるのが良いだろう。もちろん好き好きはあるが一度やってみてほしい。
頼んで数分で替え玉が運ばれる。シンプルで刻みチャーシューと刻み玉ねぎがのっていてよくかき混ぜて食べた下さいとの事。
お好みでお酢をかけて食べても味が変わり美味しいですよっと言われ先ずはよくかき混ぜて食べることに。
食べるとシンプルに美味しい油そばだ。替え玉を頼んだのでもちろんスープの中に入れるものだと思っていたのだが「そのまま食べて欲しいのですがどうしてもスープに入れて食べたいのであれば替え玉の方に少しスープをかけて下さい」との事。
煮干しラーメンとはまったく違う味わいで麺の力強さが感じられる。酢をかけさっぱりとさせて食べたほうが私はオススメだ。
スープに入れて食べる為の替え玉だと思っていたので味玉を残していた。スープを替え玉の方に少し入れよく混ぜ味玉と一緒に食す。味玉は黄身がトロトロの好みの硬さと味付けに仕上がっている。具は全てが満足に行く味付けになっている。
最後はスープと替え玉を混ぜ一気に食した。お酢も入れていたがさっぱりとしていて最後の一口には丁度良い味わいだ。
食べ終えて
昨今の煮干しブームの中横浜市鶴見区という若干不便な場所にもかかわらず連日『いのうえ』の煮干煮干したスープを求め、また味の変化を楽しめる替え玉のファンも多いはずだ。
こだわり抜いたチャーシューをはじめ、メンマ、味玉の味も堪能してほしい。食べた瞬間笑顔になり頬が落ちてしまうような旨さだ。
是非煮干ラーメンファンには行ってもらいたいお店。
私もリピート間違い無いだろう。ご馳走様でした。
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