八丁堀にある「WACCA(ワッカ)」というスパイスカレーを知ったのはTwitterである。
スパイスカレーといえば大阪が本場(という認識であっているかな?)。同店は元々大阪でお店をやっていたそうで、そのお店はカレー屋ではなくイタリアン。予想するに、小洒落た一品料理とこだわり(癖の強い)ワインを楽しめたのでしょう。
イタリアンを営んでいた店主がなぜカレー屋に転身したのか。しかも、大阪ではなく東京の八丁堀で。真相は分からないけれど、挑戦していることは間違いない。研究に研究を重ねた独自のスパイスカレーを堪能してきたので紹介しよう。
なお、あくまでも主観と憶測で書いています。詳しく知りたい人は、お店に何度も通って店主から直接東京でカレー屋に挑戦した経緯を聞いて下さい。
八丁堀で極上のスパイスカレー
東京・八丁堀といえばオフィス街の中心地でもあり、飲食店もマンションも多く乱立したエリア。徒歩圏内で銀座も行けるし、電車の路線も多く走るから便利である。もちろん、高級なお店も多く飲食店激戦区だ。
平日12時過ぎ。仕事の合間で少し時間があったので昼ご飯でも食べよう、と気になっていた同店へ初めて向かった。目の前の路上パーキングに車を止め、店内を覗き込む…
入る前に外看板にあったメニューをチェック。
ダブルチキンカレー1,300円。
ラムキーマと煮干しラー飯。
無水チキンと鶏白湯ラー飯。
普通のカレー屋なら、チキンカレーやキーマカレーやシーフードカレーなんて横文字が並ぶのだが、全然違う。
ラーメンのようなカレーとでもいえば良いのか。鶏白湯、煮干しのスープが入ったカレーなんて見た事も聞いた事もない。革命なのか、変態なのか。いずれにしても、発想が面白いとしか言いようがない。
全種類食べたいところだが、生憎1人なので時間を掛けて通いたいと思う。
とりあえず今回はシンプルにダブルチキンカレーをチョイス。
ダブルチキンカレー ラムキーマ マサラ玉子
オフィス街は昼12時から13時までの間、お店は激混み。普段並ばないような個人店やチェーン店も行列が出来て限られた時間内で食事を済ませようとする人でごった返す。
同店も混んでいた。いつもランチする時は昼のピーク時間を外すのだが、スケジュール的に今しかないと飛び込み、運良く1席空いていた。
注文を済ませ、しばし待ちます…
ダブルチキンカレー(1,300円)、ラムキーマあいがけ(300円)、マサラ玉子(150円)。
せっかくなので、トッピングも楽しみます。
副菜も彩豊か。
野菜にピクルスと素揚げされたもの。食感と味変も楽しみながら、少しずつ頂きます。
緑色のソース、これがめちゃくちゃ辛い。青唐辛子?なのか、よく分からないけど結構辛いから要注意。
カレーのことは詳しくないけど、全然油っぽくない。チキンのサラサラした食べ応えと素材の旨みがギュッと味覚で楽しめる。
ご飯はタイ米かバスマッティ米かな?軽くてスイスイ胃袋に入っていく。
ボリュームは控えめ。腹ペコ男性は絶対大盛りにした方がいい。じゃないと、足りなくて午後の就業中すぐにお腹空いてしまう事でしょう。
筆者が本気出したら、3種類全部食べられるだろうな。
けど、腹五分目くらいで終わらせられる体質にしておくのも健康的なのかもね。
ご馳走様でした。
食べ終えて
13時を過ぎると店内ガラガラ。店主もバイトの方も片付けや仕込みをしていました。
カウンターの棚にワインなどお酒の瓶がたくさん並んでいる。夜はスパイスバル的な使い方が出来るのかもしれない。カレーメニューだけで変態なことが分かるから、夜のおつまみもさぞかし期待出来ることでしょう。機会があれば、夜食べに行ってきます。
(後日、またランチで訪問したら、メニューが変わっていました。ラム担々キーマ&スープというまた不思議な料理を堪能してきたので後日紹介します。)
以上、「WACCA(ワッカ)」の紹介でした。
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