広島の「ホルモン料理専門處 利根屋」へ最終日の夜訪れることになった。
今回の食べ歩き旅行では食べに行く予定が無かったのだが、友人がおすすめしてくれたので、ヤロー4人で向かう。昼から「AKAI(アカイ)」でフルコース。AKAIが終わった後、中澤氏と一緒に立ち飲み屋「そらや」でキンミヤ焼酎炭酸割にカットレモンを追加してダラダラ飲み、夜は「永山(エイザン)」のコース料理。
流石に昼夜のフルコースはお腹が減らない。いや、むしろ常にお腹一杯の状態だからぶっちゃけ美味しく食べられるかは不安でしかない。少食の人もいるから尚更だ。
ホルモンが旨いと評判高いお店も結構食べ歩いてきた筆者。同店を堪能して、どのような印象を持ったのか。簡単ではあるが、紹介していこう。
なお、あくまでも主観で書いているのでご了承下さい。
大きな鉄板で熱々ホルモン炒め
”お兄ちゃん達、東京から来たんじゃろ!?”
外で一服休憩していた店主の第一声であった。
”そうなんですよ。4人入れますか?”
”ガラガラだよ、入って入って”
なんとも地方ならではの外観と雰囲気と方言を五感で感じながら店内へ。
都心の飲食店は機械的なシステムが成り立っているから、個性が弱い。やっぱお店というのは店主の思考や思想が強く出た方が印象深い。客商売の難しいところなんだが、地方の歴史あるお店は、何かしらこだわりが強調されている事を体感する。
メニュー。
ハチノス、センマイ、コウネ、キモ、アブラなどなど。昔は生レバー、生センマイが楽しめたそうですが、今は提供無し。食中毒の事件があったのは10年くらい前、それ以前は普通にレバ刺しを食べられていたんだよね。沢山は食べられなかったけど(口が飽きて)、2切れくらい食べてビールと一緒に流し込むと最高だった。Z世代の人達は知らないだろうな…
カウンターを取り囲む大きな鉄板。コの字型のカウンター席に腰を据え、注文した各部位のホルモンをミックスして焼いてくれるスタイル。
奥には小上がりの座敷席があるそうだが、空いている為解放されていない。大人数でも対応できるお店なので、近隣のサラリーマン達にはもってこいのお店だろう。
焼酎水割りを注文して、センマイ、ホルモン、ギアラ。
右奥に見えるのは、名物のコウネという部位。
コウネは、一般的に馬肉のタテガミと認識していたんだけど、同店では牛の肩バラの一つ。ネギと一緒に炒めるスタイル。
保温された鉄板の上から橋で迎えに行って食す。脂は冷めると直ぐに固くなってしまう。家でホルモン炒めなんかした時には急いで食べないと後半気持ち悪くなることも少なくない。
その点、鉄板からつまめるのは最高の贅沢。
ホルモンの臭みは皆無。コウネも程よい脂付き。ご飯と一緒に食べると白米が止まらなくなるコッテリ感。
醤油、味醂、ニンニク、砂糖を合わせたスタミナタレと一緒に炒めて食してみたい。味噌汁、お椀、漬物が付いたら最高の定食だろうなっと想像しつつ、無事完食しました。
あー、お腹一杯。
ご馳走様。
食べ終えて
もっと色々食べたかったけど、流石に限界。途中からペースダウンしたのはいうまでもないし、中澤氏はホルモンが苦手との事。2人分を食べ切りました。
ジャンルに関係なく食事全般、お腹空かせて頂くのが最高の醍醐味。欲が出て、色々回りたくなる気持ちもあるんだけど、結局苦しくなるしお店にも迷惑かけてしまう。まっ、こればかりは賛否両論あるとは思うけど、自分の身体と相談して食べ歩こう。
この後は、ホテルへ帰ろうか…いや、最後の夜だからもう少し遊んで行きましょう!
では、またね!!
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