今回の広島食べ歩き旅行で1、2位を争うくらいヒットしたのが「そらや」。
14時から営業している、一見特徴が全くないお店。しかも立ち飲みだから、近隣の飲兵衛で溢れかえっているのかと思い込んでいた。
”せっかく時間あるなら、「そらや」でも行って来れば？1人だから入りやすいよ。”
年間2,000軒食べ歩いているT氏が教えてくれたので行くことに。
1人で軒数を回ろうとするとお店選ぶを慎重にしなければならない。コース料理なら1軒で腹一杯になるし、中華料理屋はもってのほか。アラカルトで少量ずつ楽しめて、かつ、ふらっと入れるお店が重宝される。
広島市中心街周辺で1人飲みなら是非「そらや」へ行ってみよう。
個人的にはかなり好きだったし、今回の3泊4日の広島旅行で2回（実際は3回なんだけどその話は後程）堪能した。
どんな感じなのか、早速紹介しよう。
14時から営業中！昼飲みにも最高
レモンサワーが有名なお店で出た後、散歩がてら「そらや」まで歩いて向かう。
日中は半袖半ズボンで十分だが、夜は羽織る物一枚欲しい気温の9月の終わり。過ごしやすい気候の中、知らない街を歩くのは楽しい。路面電車が走り、日中歩いた道には帰宅ラッシュの人々が多い。流石中心街だな。
昼間に行った「尾道ラーメン 暁」から歩いてすぐの場所にあった。
大通りから一本路地入ったところに、ポツンっと佇む「そらや」。
間口の狭い扉から暖簾をくぐる。
男性2名の店員さんが迎えてくれて、空いている場所へ案内される。
料理メニュー。
基本、激安。
しかも、どれ食べても旨い（旨かった）。
好きな料理を注文すべし。
飲み物メニュー。
同店は日本酒に力を入れている様子。壁には日本酒メニューがずらり並び、熱燗かぬる燗を注文している人が多く見受けられる。
昔は日本酒飲んでいたけど、今は焼酎（もしくはウイスキー）炭酸割。
中々ソーダ割を注文して楽しみましょう。
「そらや」を堪能
刺身盛り合わせ。
鮪、ハマチ（カンパチかも）、真鯛湯引き、太刀魚、イカ。
どれもブリブリで新鮮なやつ。800円でこの内容は素晴らしい。
ポテサラ。
ツナとフライドベーコンが入っているのかな。
しかも200円。
ヤバくない？
広島菜漬け。
箸休めにとても秀逸な一品。
野沢菜みたいな食感。漬物好きは、是非食べてみよう。
れんこん塩辛バター。
れんこんの食感、塩辛の旨味、バターのコク（油）、三位一体が美味しくないわけがない。
中々ソーダ割をもう一杯お代わり。
初日の「そらや」は、ここでご馳走様でした。
翌日。朝から営業している食堂で一杯やってから、「そらや」を思い出して向かった。
年中無休を書いてあったので14時から営業していることだと思い込み、到着。
が、たまたまの定休日。
ダラダラ飲みたかったのだが残念無念。
仕方ない、一旦ホテルへ帰ってサウナと風呂でも入ろう…
3日目の夕方頃。
中澤氏と一緒に「そらや」へ訪れる。
3日連続訪問。
初日とは違い、女性2人で切り盛りしていた。
どちらも接客上手で会話も楽しい。
改めて素晴らしいお店だなっと実感する。
ポテサラ。
玉ねぎスライスが乗っている時と乗っていない時があるらしい。
薬味やっこは300円。
中澤氏が大好きなやっこ。
ヘルシーで良いよね。
魚介ガリ巻き。
感動は無いけど、洒落た一品も提供している。
欲を言えば、脂の乗った鰯なんか巻いてくれたら嬉しいな。
あんこう天ぷら。
500円でアンコウも頂けるぞ。
どうだ！都内でも滅多に味わえない品が低価格、かつ14時から楽しめるなんて素晴らしくないか！？
筆者はとても感動しました。
また、広島来る事があれば、必ずよりたいお店の一つ。
ありがとう。
ご馳走様でした。
食べ終えて
1人3,000円もあれば大満足するよ。
ガブガブ飲んでも一杯が500円以下。料理も200円のものも多いし、500円も出せば高級食材も頂ける。
随所でお店のこだわりが垣間見えるから、個人的には大ヒット。地方ならではの空間も体感する事が出来ました。
さっ、初日最後の食事。
唯一、10年以上前に来た時のつけ麺屋を覚えているので、そこへ食べに行きます。
東京にも支店があって、無くなっていたけど、当時の感動はあるのかな。
楽しみ。
