老舗や元祖という言葉に騙されてはいけない。痛感させられたのが「銀座 天龍 本店」のジャンボ餃子とチャーハンである。
かねてから行ってみたかった飲食店のひとつでもあり、ネット界隈を見る限りは相当支持率も高くて人気があると見受けられる。銀座二丁目の立派なビルに入っているのだから、相当家賃も高いだろうに。それだけ儲かっているのでしょうし、もしくは昔から銀座でやっているから、特別なアレコレがあるのかもしれない。
が、しかし。驚くほど、おいしくなかったです。名物のジャンボ餃子は作り置きされ、注文から1分もたたずに運ばれてくる。回転率を重視して作り置きしているのか知りませんが、冷めていて味もダメ。化学調味料の味が強く、喉がカラカラになってしまう始末。
そして、もう一品黒チャーハンも注文して食べてみると、これまたひどい。涙が出そうになるくらい悲しい料理だったのに、なんでこちらのお店が人気で混んでいるのか不思議でなりませんでした。経営母体が変わったりしたのか、総料理長的な方がやめてしまったのか・・・
いずれにしても、毎度おなじみで個人的な主観ではありますが、詳しく紹介していきます。参考程度にお願いします。
「銀座 天龍 本店」へ食べにいく
緊急事態宣言最中、お酒が飲めない時期ではあったけど、久しぶりに銀座で食事してみようということで行ってみたかった「銀座 天龍 本店」へ。
昼間から夜まで通し営業なので、何かと使い勝手が良さそうな感じです。
(もう行くことはありませんけど)
総席数90強。
東京メトロ有楽町線【銀座一丁目駅】直結
東京メトロ銀座線【銀座駅】徒歩4分
東京メトロ丸ノ内線【銀座駅】徒歩5分
東京メトロ日比谷線【銀座駅】徒歩6分
JR山手線・京浜東北線【有楽町駅】徒歩5分
オフィシャルのアクセス目安です。
メニューは60品を超えるので、迷ってしまうでしょう。
飲茶、おつまみ、ご飯、麺、北京料理が一通りあります。名物というか、看板商品は餃子。誰もが餃子目当てで訪れているそうで、見渡す限りマダムが大きな餃子を頬張っていました。
まっ、あとは好きなものを注文すればいいと思います。
私たちは、餃子と黒チャーハンを注文しましたが、どちらも化学調味料の味しかしなかったので、他の料理も期待できません。ただ、お客さんが入っているということは、反対の意見というか嗜好をお持ちの方が多いとはおもっています。なので、ご自身で食べにいって体感するのが間違いないかなっと。
餃子と黒チャーハン
ビールのいっぱいでも飲みたかったかけど、緊急事態宣言最中はアルコール禁止。禁酒令が発令される世の中になってしまいましたが、そのままお酒をやめる(やめた)人も多いのではないでしょうか?
私は休肝日が極端に増えまして、お酒飲まない翌朝の爽快感がクセになってしまい、やめようかなっと考えています。睡眠の質も向上しますし、朝から頭が働くし、食事を一層楽しめるしおいしいと感じる。懐事情も楽になるから、そのうち完全にやめようと考えています。
(たぶん)
注文から1分で、ど迫力なジャンボ餃子が運ばれてくる。
写真では伝わりにくいですけど、ほんとうに大きいので1人で食べるには苦しいと思います。
(早すぎだろ、、、)という気持ちを抑えつつ、名物をいただきます。
モチモチした皮とメイラード反応をおこした焦げ目の食感は好き。餡もびっしり入っているので食べこたえは見た目以上にあるし、空腹男子ならお腹を満たすだけならうれしい餃子かもしれない。
しかし、味が全然おいしくない。(主観ね)
野菜の甘みも餡の旨みも少なく、化学調味料なのか分からない塩っぱい。食べれば食べるほど、水が欲しくなりガブガブ飲みました。
そして、黒チャーハンも化調の味しかしない。黒の正体がよく破らないけど、化学調味料と塩がメイン?で冷凍食品のチャーハンを食べているような感じです。
これは、流石にヤバくないですか・・・
老舗なのか元祖なのか人気なのか知りませんが、ここまでヒドイ餃子とチャーハンに出会ったことは後にも先にもこの一度だけ。(にして欲しい)
もちろん、食べきれないので持ち帰りとして包んでもらいました。捨てるのは嫌なので、帰って夜ご飯妻と一緒に食べ切った。
食べ終えて
銀座界隈には、老舗といわれているお店がいくつかあり、それぞれ食べに行ってみたいとおもっています。ビーフシチューや洋食やサンドウィッチや蕎麦や鮨やとんかつなどなど。そのうちの一つが「銀座 天龍 本店」だったんですけど、これだと先が思いやられますね。歴史があるということは、そこでしか味わえない物や雰囲気があると思うけど、さすがにここはひどかったです。
あまり悪口を言いたくありませんけど、そのうちお客さんも減ってダメになってしまう気がします。いま一度料理の見直しをしてみてはどうかな?
(素人が余計なお世話ですよね)
今日も食べコン(食べ歩きコンシェルジュ)にきてくれてありがとうございます。嗜好は人それぞれだけど、しっかりと記憶に残るお店に出会えました。
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