どこへ行っても、ついやってしまう事がある。それが、深夜のラーメン。アルコールを飲みすぎると、満腹中枢が壊れてしまう。正確にはアルコールによって血糖値が下がるから濃い料理が食べたくなるという原理でもある。
京都に到着して最高峰のイタリアンを楽しみ、2軒目は微妙だったそば屋さん。ホテルに行き近くのサウナでゆっくり過ごしてから3軒目の水だき、そのあと有名な居酒屋へいって、近くにあった有名シェフご夫婦が切り盛りする立ち飲みスペースで酔っ払い。
一同酔っ払っている(1人運転手がずっとノンアルだけど)から、〆にラーメン食べの行こうと四条大宮にある「麺毅家 京都壬生本店 (メンキヤ)」へ。いちばん人気の醤油とんこつ、カレーラーメン、味噌ラーメン、チャーハンを堪能してきたので紹介します。
なお、あくまでも個人の感想なのでよろしくお願いします。
京都で深夜にラーメン「めんきや」
京都ラーメンといえば代表的なのが「第一旭」と「新福菜館」。
どちらも東京に支店を出しているけど、やっぱ京都の本店がおいしいという人もいれば、逆に化学調味料の味だから行く必要ないよと、豪語する食べ歩き仲間も多い。
まっ、大体のラーメンは化学調味料が入っているし、成分によっては化学調味料と表示しなくてもいいものもあるから難しいですね。あまり気にしすぎると食べられなくなるし、全く気にしないと後悔しそうだし、考えすぎると疲れるからその時の気分に身をまかせた方が生きやすいのかなって感じています。
なんで「めんきや」を選んだのかはわかりませんが、細麺でコッテリ系なのでお酒飲んだ後にはうってつけのジャンルだと思います。
時計の針がてっぺんを回ろうかという深夜0時。カウンター席にカップルが1組、奥のほうにおじさんが1人、活気はない。入ってすぐのテーブル席に案内していただき、料理を注文する。
醤油豚骨ラーメン 700円
味噌ラーメン 900円
チャーシューメン 900円
カラ麺 900円
カレーラーメン 800円
セットメニューにはチャーハン、チャーシュー丼、唐揚げ、焼き餃子、卵かけご飯、白ごはん。
その他メニュー。
おつまみチャーシュー、一口カツ、シューマイ、オムキャベツ、春巻、赤ウインナー、もやしとチャーシューのポン酢かけ、モリタ屋さんのコロッケ。
アルコールもあったけど、さすがにやめておきました。
いざ、堪能していきます。
(酔っ払いなので写真少なめです)
「めんきや」堪能
コッテリ味噌ラーメン。
背脂チャチャチャ、炙ったチャーシュー3枚、めんまたっぷり、中央に白ネギ。レンゲでスープをすくって一口(ゴクリ)。
芳醇なコクと旨味が腑に染み渡る、まさに酔っ払いのためのラーメン。
3種類のラーメンの中でいちばん好きだったのが味噌ラーメンでした。
お次はカレーラーメン。
カレーとラーメンスープの相性が結構いい。麺はもちろん、ライスを投入したくなる魅力たっぷりの一杯になっています。
ラーメンもカレーと、欲張りな人にはおすすめ。
ただ、カレー自体が甘い。個人的には辛口というかスパイスがピリッと効いた方が好きかなっと。
いちばん人気の醤油豚骨ラーメン。京都ラーメンらしいコッテリとした濃厚なスープに加水率が低いであろう博多系に似ている細麺でバシッとスープとがんじがらめ。
固め(麺)
多め(背脂)
多め(ネギ)
多め(メンマ)
個人的おすすめの無料トッピングです。
食べかけですみません、チャーハン。
ラーメン屋っぽいチャーハン。豚油か鶏油のまったりとした油に化学調味料と塩気を増してある。もっと若い頃に食べていたらハマっているであろうチャーハンの味でした。
一同、酔っ払いながらあっという間に完食してしまいご馳走様です。
流石にもう食べられませんし、明日の食べ歩きに支障が出そうでこわいけど楽しくて贅沢な1日でした。
食べ終えて
京都で深夜に楽しめるラーメン屋は他にもあると思います。繁華街だったり、京都ラーメンの二巨塔も朝から深夜までやっている。
お酒をしこたま飲んだ後に食べるラーメンって、基本どこで食べてもおいしいのかなっという感想。昼間に食べたら、多分「めんきや」は物足りないというか、ぶっちゃけ微妙となりそう。深夜に仲間で食べるから、楽しかったし話に花が咲くということも『おいしい』の要因の一つ。
再訪問はしないと思うけど、この辺りで深夜にラーメンをお探しの方は、頭の片隅に入れておきましょう。味の方はご自身で体験してください。
今日も食べコン(食べ歩きコンシェルジュ)にきてくれてありがとうございます。楽しい食事だったり、家族だったり、気の合う仲間だったり、気を使わない食事がいちばんおいしいと感じますね。
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