遂にこの日がやってきた。アクセスがものすごく悪いが毎日オープン前から行列が出来るほどの人気店。
予約は一切受け付けていないので芸能人だろうが総理大臣だろうが並ばないと入れないお店だ。今回祈願の初訪問をしたので『スタミナ苑』のシステムや料理の魅力を伝えていきたいと思う。
アクセスが本当に不便
スタミナ苑のホームページを見てみるとJR京浜東北線「赤羽」駅、「王子」駅、東武伊勢崎線「西新井」駅からバスで行くか、タクシーで行くのが良いと書かれている(ちなみにタクシーだと「王子」駅が一番良いらしい)。
そんな遠いのか〜と思い私は16時に知人と「王子」駅で待ち合わせをしタクシーでお店に向かうことに。
若干混んでいたこともありタクシー代正確には覚えていないが1,700円くらいだった。
(ワンメーターで行くと思っていたの〜w)
16時半ごろ着いてまさかの大行列。
正直平日だからそんな人はいないだろうと舐めていた。お店に着いた時点で30人は並んでいただろう。
平日のこの時間になんでこんな人がいるのだろう?しかもこんなど田舎に(笑)みんな暇なのかな?と思ってしまうくらいだ。
17時にオープン
並び始めて30分。真夏は蚊が多いし、真冬は寒いしで並ぶのが大変だ。筆者も訪問した日は真夏で蚊に刺されまくった。
17時にお店がオープンし店員さんの案内で席に通されていく。なんとか1巡目で入りたいなーと思い進んでいく。
「よし!これは大丈夫だなー」と思い進んでいくとまさかの私たちの前の人が通された後に・・・「満席です」と言われ待つことに・・・。
もっと早く来ればと後悔。もちろん焼肉屋なので回転率は良くなくここから約1時間半は待ちその間近くにコンビニも見当たらず蚊に食われながらメニュー表を見ていた。
スタミナ苑メニュー
2巡目の人たちはメニューを渡され店員さんが次々に注文を取っていく。
メニューを見ると全体的に値段はわりかしリーズナブルだ。
焼肉屋さんといえばお酒に種類が少ないイメージだが『スタミナ苑』では数多く揃えており飲兵衛には嬉しいだろう。
注文を取っていくのだがどれだけの量で、どれだけ食べられるかわからないのに追加注文はものすごく時間がかかると言われるので気になるものを頼んだ方が良いだろう(ちなみに最終的にはある程度頼んでからの追加の方が食べやすいと思う)。
1時間半後いざ店内へ
待ちに待ち続けようやく店内へ。入ると真ん中に長いテーブル席と端っこには2名用の席があり今回は通されたのは奥の座敷席だ。
テーブル席と座敷合わせて52席あると食べログでは書いてあるのだがはたして本当だろうか。もう少し狭く感じてしまった。
さて席に着いたら飲み物を頼みお待ちかねの焼肉がスタート。
ちなみにお店に着いてから席に座るまで2時間は待ちました(笑)。恐るべしスタミナ苑。
料理に飲み物スタート
先ずは生ビールで乾杯。喉カラカラ過ぎて飲みかけですいません。
上タン(1人前)2,000円
焼肉で外せないのがタン。1人前4枚入っているが大きめに切られており厚め。
柔らかく程よい脂が乗っているがさっぱりしている。
ミックスホルモン(1人前)1,700円
口コミを見ると名物らしい一品。聞き取れなかったがノド笛、レバー、ミノ、センマイ、シロ、コブクロだったと思う。綺麗に下処理されていて鮮度が良い。
また常連になるとホルモン盛り合わせは綺麗に盛られるしより美味しいところを出してくれるらしい。何度か通って顔を覚えてもらうしかない。
ハツのタタキ(2人前)400円
聞きなれない一品。鮮度の良いハツをタタキにし辛子をつけて食べる。おつまみとして美味いし値段がリーズナブルだ。
並ハラミ(1人前)1,500円
正直美味しい焼肉屋は並が一番美味しい。ハラミは特に旨味が強く肉本来の味を堪能できるだろう。
中ロース(1人前)1,800円
サシが綺麗なロース。大きめに切られておりわさびで食べるスタイル。これはまあまあかなという印象だ。
並カルビ切り落とし(1人前)1,300円
見ての通り切り落としなので形はバラバラだ。色も若干悪いのがあったが味は美味い。一枚が大きく食べ応えがある。
スタミナ苑はお肉が美味いのはもちろんだが一品料理のファンも多い。
ちなみに裏メニューもあるので注目してもらいたい。
ピーマン焼き
席に着いてからオススメされた一品。値段は不明だがものすごく大きい。
じっくり焼き上げていく。ちなみにピーマンの種は入ったままだがそのまま食べられるとのことだ。周りを見渡すと皆一生懸命ピーマンを焼いていた(笑)。
食べてみると美味。ただ大きいので半分でいいかなという印象。
半テグタンスープ600円
訪れる人々の多くは注文するというテグタン。初めて聞く名前だし味も想像できないだろう。
一口食べるのとろみのあるスープはカレーでもなくシチューでもないがその部類に入るだろう。
表現が難しいが食べてみるとものすごく癖になり止まらなくなる。
カルビスープ600円
写真が食べかけで申し訳ない。辛めに作られたカルビスープは汗が出てくる旨さ。辛いのが苦手な人はやめておいたほうが良いだろう。
裏メニューの炒飯
知人の投稿を見てオススメと書いてあり〆に食べようと思っていた一品。しかしメニューを見てみると炒飯の文字はどこにもない。
思い切って店員さんに「炒飯も出来ますか」と聞いてみると時間かかりますがという感じだった。
ただ言い方次第では断られてしまうのであくまでもお願いする感じで頼むこと。素朴な味わいだがなかなか作れないしここでしか食べられない炒飯だ。
食べ終えて最後に
やはりここまでの人気店は回転率も大事なんだろう。
またたくさんのお客さんに『スタミナ苑』の料理を堪能していただきたいという気持ちもあるのかもしれない。
席に着いてからは正直戦争だった。
肉を焼いては食べの繰り返し。美味しいのだが料理がどんどん運ばれてくるので急かされている感じがしてしまった。
(ちなみに帰りもかなり急かされタクシー来てますと3回も言われてしまった)
なかなかゆっくりは食べられないかもしれないがわざわざ行く価値はある。
ここでしか食べられない料理やここでしか味わえない雰囲気がある。何度か通い店主に顔を覚えてもらうくらいになりたいものだ。また行きたいと思う。
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