本場台北料理を食べたことあるでしょうか？
日本から程近い場所にある台北、旅行で行って屋台風なお店で食べたことある方も多いとは思いますが、日本で本場の味が楽しめるお店があったんです！
板橋区の本蓮沼駅からすぐの場所にある、「台北 餃子専門店」。台北出身の60代くらいのおばちゃんが1人で切り盛りし、決して綺麗とは程遠い店構えに倉庫みたいな店内だけど、味が抜群に良い。
多くのアスリートも通っているそうで、代表的な方だと卓球の福原愛さんや石川佳純さん、テニスのクルム伊達さんなど。
誰もが知っている国民的アスリート達が足を運ぶほど人気があるらしい。確かに店内には、写真やサインが多く飾ってあり何度も通っている様子が背景に浮かぶ。
私自身、台北には一度も行ったことがないので、本場の味も分からない。しかし食べて、エスニック系ではないけれど味のパンチが日本とは全く違い、「これが本場の味なのか〜」と、勉強になった夜ご飯だった。
とことん楽しんできたので紹介していきましょう。
予約必須の人気店！キタナシュランに出てきそうな「台北 餃子専門店」を堪能してきた
当日食べ飲みしに行くとなれば、必ず電話予約をする。予約出来ないお店であれば、空席状況を確認して一か八かで行くこともあるけど、もし満席だったことも考えて、近くで他のお店も候補に入れてから食べに行く。
「台北 餃子専門店」は、早い時だと19時頃餃子が売切れになってしまう事があるらしいので、行く際は必ず電話予約してから行くようにしましょう。
私たちも予約してから行きました。お店に着いたら、
「電話予約してくれて良かったよ、電話予約してないと入れない時が多いから」と。
確かに、私たちが入った後も数組お店に来たけど、満席で帰されていた。人気があるのが伺えます。
アクセスは、「本蓮沼」駅から徒歩1分くらいの場所。
上でも話した通り、お世辞にも綺麗とは言えない店構えをしていた、プレハブのような造りをしている（笑）
テーブルや椅子もこだわりは全く、潔癖性の方は無理かもしれない。
こちらがメニュー。
『餃子専門店』
看板に記載があったけれど、餃子以外のメニューの方が豊富にあった。
大好きな腸詰めや炒飯、手作り春巻にトマトとたまご炒め。一見中華料理屋のラインナップだけど、味は全く異なり初めて食べる味付けなので面白い！
（おすすめ料理は後半でご紹介）
飲み物は、アルコールは一通りあるけど種類は少ない。
いかんせん、台北出身の女将さん1人で切り盛りしているので、注文のタイミングを見計らって上手にコミュニケーションを取った方が良さそうだな。
「台北 餃子専門店」を堪能する
生ビール
乾杯は生ビール！
忙しくても女将さん、丁寧にビールを注いでくれます。
グレープフルーツハイ
友人はグレープフルーツハイ。
メニュー表だと、グレープハイ（？）かな。
水餃子
最初に出来上がったのは、水餃子。
1人前10個なので、ボリューム満点。
先ずは、そのまま一口。
中の餡がはっきり見えるくらい皮が薄いけど、モチモチした食感はしっかりある。餡は味付けがされているのかと思ったけど、ニラの味が全面的に出ていて味が薄いので、
醤油、酢、辣油で味付けるのが良い。
調味料によって、餡の甘さが際立つ感じの水餃子は、ツルンッツルンッでとても食べやすい！
焼餃子
こちらは、焼餃子！
いつも食べている焼餃子想像しながら食べると、何か物足りなくなるような感覚になるけど、あくまでも台北料理という事を認識しましょう。
水餃子と同じ餃子を使っているのかな？
片面を焦げ目が付くくらい、パリッパリに焼いて香ばしい食感の、モチっとしたことなった食感が楽しめる。
焼餃子も、醤油など自分好みの分量で味付けした方が美味しいな。
腸詰め
大好きな腸詰め、これめちゃくちゃ美味しかった。
他店で腸詰めを注文すると、薄く切って生ニンニクスライスが乗っているスタイルが多いけど、ここはソーセージみたいに大振りにカットされた腸詰めがドカンっと豪快に盛り付けされている。
特製の味噌や腸詰めの味付け、やはり日本とは違った香辛料の味が強いけど、私は物凄く好み！
毎晩食べたくなる美味しさだ。
小籠包
小籠包は友人が大好きなので注文した。
厚めの皮に箸で一刺しして、中の汁を吸いながら食べる。火傷注意（笑）
春巻
春巻は、私が食べ慣れている野菜と春雨たっぷり系。
醤油と辛子で食べ、ご飯が欲しくなる味付けかな。
全て注文が入ってから作り出すから、時間はかかるけど出来立てなのが嬉しい。
紹興酒
もう少し早く紹興酒注文したかったけど、忙しそうなのでタイミング見計らって注文。
料理のラインナップ的に、紹興酒が一番合うな。
大根もち
大根もち。
もちに細く切った大根を入れ、素揚げした一品。
付け合わせのニンニクたっぷりの甘辛いタレにつけて食べるんだけど、タレの味が強烈（笑）
ニンニクに紹興酒や香辛料などで作ったであろう特製ソース、今までに味わったことのない感じなので好みが分かれるかもしれない。
ここで、女将さんが落ち着いたのでテーブル席まで来てくれ色々な会話を楽しむ。
アスリート選手達のお話、料理のお話、台北の魅力、などなど話し出したら止まらない系の女将さん（笑）
おすすめ料理も教えてくれたり、さらには気前良くここから2品サービス料理を出してくれた。
ピリ辛筍漬け・きゅうり台湾漬け
この2品、サービスにしては盛りが良過ぎ。
終盤に来て、このボリュームは箸休めにはなるけど、〆が食べられなくなってしまう（笑）
どちらも自家製で漬けているこだわり。
筍の食感が良く、後を引くようなピリ辛味付けがクセになりそうだ！
炒飯
〆は、炒飯を食べようと決めていた。
先ほど食べた腸詰めがたっぷり入った炒飯が、めちゃくちゃ旨い！
油で重みのある炒め具合だけど、口の中に入れるとしっとりした炒飯と腸詰めの香りが口内を支配し食欲がさらに増してくる。
台北の炒飯はこんなに美味しいのか？
近々、台北旅行に行かなければならないな。
ねぎ揚げ豆腐
最後に教えてくれた、アスリート達が大好きな一品。
炒飯で〆ようと思ったけど、おすすめされたら食べないわけにはいかない。しかし、条件があった！
「明日、近くで人とお話出来なくなるけど大丈夫？」と。
意味が全く分からずどういう意味なのか聞くと、
「ニンニクたっぷりのスタミナ系料理だから」だって（笑）
そんな事気にせずに注文。
豆腐は台湾粉を付けて揚げているので、フワッフワで空気みたいに軽い食べ応え。
上に乗った、ねぎと刻みニンニク、そこに醤油ベースのタレ（おそらく、タレもニンニクが入っている）の味が強烈！ニンニクの辛味も強くて、生ニンニクなのは食べればすぐに分かる。
食べてる時点で、既に口内ニンニク臭で覆われていてヤバかった。
けど、めちゃくちゃ美味しく直ぐにでもまた食べたくなる。今このブログを書いている時、既に欲している自分が居る。
次の日、仕事ないから良しとしよう！
食べ終えて
お会計、8,000円丁度。
2品もサービスしてくれた上、端数まで切っていただいたのでサービス精神旺盛なのだろう。
「何度も来てくれれば嬉しいから、またよろしくね」と最後に一言。近所ではないけど、無理やり予定組んででも食べに行こうと決めました。
私のおすすめメニューは、
水餃子、腸詰め、筍のピリ辛漬け、炒飯、ねぎ揚げ豆腐ですね。ゆでかしら肉も人気らしいので、次回は楽しみたいと思います！
本蓮沼で本場台北料理が楽しめる、「台北 餃子専門店」一度は足を運んで楽しんでみてくださーい。
