数年前から仲良くさせていただいている友達のひとりが経営しているお店「鮨 かんてら」がリニューアルしたとのことで、新装開店祝いで駆けつけた。
鮨(寿司)不毛の地として、三軒茶屋にお店を構えて3年強。当初、席数も多くコの字型のカウンター席と個室を完備。気軽に食べられる価格帯で当日予約でも入れた。しかし、今回は内装をガラッと変え、カウンター8席のみの高級店の大変身。以前のお店の空間を知っている方々は驚くと思うけど、”お店間違えたかな?”と勘繰るはず。
完全おまかせコース13,000円一本。(今は値段を上げて16,500円)
新装開店ということで、友人とお祝いがてら足を運んできたので紹介します。
なお、仲間内だからということもあり、やや厳しく辛口で書いてありますのでご了承ください。
高級店へ大変身した「鮨 かんてら」
いつもお世話になっている不動産会社社長F氏と訪問。
改装している事を数日前に知り、オープンも来週くらいと聞いたので予約。あまり宣伝はしていないし、前通っていただいていたお客さんにも伝えていないから比較的席は空いているとのこと。
最近は分からないけど、先日鮨かんてらの社長と会ったときは順調そうな事を言っていた。コロナ時期で色々見直す面もあったらしく、他の業態のお店も順調らしく笑顔でよかった。
改めて、新装開店おめでとうございます。
おまかせコース
とりあえず、おめでとうのシャンパンは忘れた。
すみません。
(上でも話したけど、結構辛口でコメントしています)
ガリ盛り合わせ。
平目(ひらめ)。
素材はいいんだけど、包丁の切れ味が悪く美しくない。
朝〆でブリブリなのは分かるけど、勿体ない。
帆立(ほたて)
多分、パックに入ったムキ帆立を買っているのかな。
可もなく不可もなく。
真蛸(マダコ)
ゴムのように固く、ずっと口の中に残り、頑張って飲み込んだ。
いくら。
乾燥岩のりをかけている。
んー、味付けが弱い。
蒸し鮑(アワビ)。
鮑の肝ソースをつけていただくスタイル。
鮑特有の香りが全くない。
素材の問題なのか、、蒸し過ぎているのかは不明。
毛蟹(けがに)。
”蟹味噌ついて旨そう!”と、内心思ったけど、口に入れて残念。
甘味も旨味も弱い。
のどぐろ。
皮目の焼き具合が素晴らしい。
香ばしく、脂をギュッと閉じ込めているから、口に入れた瞬間の旨味の広がり方が最高。
平貝(たいらがい)。
海苔も平貝も固すぎて噛みきれない。
至急、海苔を変えたほうがいい。
スミイカ。
スミイカのゲソ。
イカの中でも大好きなスミイカ。
つまみに比べると、握りはバランスが良い。
ボタン海老。
ただ、握りをおく時の角度が気になる。写真が撮りにくいのと、ファーストタッチが持ちにくい。
こればかりは場数をこなしていくしかないのかな。
煮蛤(ニハマグリ)。
本日の鮪(まぐろ)。
中トロ。
赤身(あかみ)。
大トロ。
夏時期の鮪なのでさっぱりしている。
好みもあるけど、ものもそんな良い感じとか思えなかった。
鱚(キス)。
茹でたて車海老(クルマエビ)。
型も大きく、シャリと合っている。
これはウマい。
値段高騰中の雲丹(ウニ)。
車海老の頭。
小肌(こはだ)。
終盤に小肌を持ってくる戦略。
意外性を楽しもう。
穴子(あなご)。
玉子焼き。
薄いカステラ風。
お椀。
揚げとアラレが個人的には不要。
デザートのシャインマスカット。
以上がこの日のコース内容。
全体的な感想をこの後書いていきます。
ごちそうさまでした。
食べ終えて
正直な感想は直接ラインで伝えました。
”もっと改善したほうがいい”この一言に尽きるでしょう。
もともと高級店でやっていた職人さんがいないということもあるけど、あとは数をこなし調理方法の研究に明け暮れるのみ。大変だと思うけど、楽しんで努力してください。
もちろん、美味しいという声もたくさんあると思うし、応援している方々もいる。あくまでも私個人の意見として捉えてください。友達でもあるので、少し辛口に書かせていただきました。
今日も食べコンに遊びにきてくれてありがとうございます。人間関係、忖度なく生きるのが一番ストレスを感じない。
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