今日から大阪食べ歩き記録を書いていきます。
天下の台所!と言われるだけあり、チープで旨い店が多くひしめき合う土地。ここまで行かないと楽しめない料理が確かに大阪には多い。高級店も多くなって来ているが、やっぱディープなお店を回りたく、今回はとことん安くて美味しそうな飲食店を攻めてみた。
大阪でも東大阪方面、コリアンタウンで有名な鶴橋からスタートした。友人曰く、鶴橋の「入船寿司 本店」は今まで食べて来た町寿司の中でダントツ旨い!と豪語していたので1軒目に訪問。
大阪の町寿司、初めてなので高揚感と共に不安も募らせながら向かった・・・
早速紹介しよう!!
B級グルメの街『鶴橋』へ、いざ潜入
東京駅から新幹線で新大阪上陸。
JR線で大阪駅へ行き、乗り換え鶴橋駅に到着。
初めて降り立つ町や駅は毎回新鮮で緊張する。前情報で、かなりディープなエリアである事は分かっているが、浮浪者のような人が集うような店ばかりだったら嫌だ。地元の常連相手の商売、能書き垂れながら昔話しかしないクソじじい、最悪だね。
まっ、鶴橋という町は実に下町情緒溢れる雰囲気だった。
目的の「入船寿司」、食べログマップを頼りに行くと数百メートル先なはずなのに看板を発見。もう着いた?
とりあえず携帯を信じで目的地まで歩いて行ってみるとしよう。。。
あった!
「いり船寿司」の暖簾。店名は「入船寿司」なのに、何故なのか?しかも最初にあった店舗は、、、?
知人も噂でしか聞いていないようだが、最初に見たのは支店でこっちが本店。支店の方が箱が広く席数が多い。
圧倒的本店の方が人気らしいがギューギューに詰めて10人入れるかどうか。タイミングによっては待ち時間も長いと思うので覚悟していくのがいいでしょう!
ちなみに私達は運良く2席空いていたので待たずに入店。
さっ、楽しみますか〜
「入船寿司 本店」を堪能する
席に着くなり、飲み物どうしますか?と、職人さんから聞かれる。
二日間禁酒明けのビールはどれほど至福かを想像したがけでつばが出てくる。
クゥゥゥッッっと叫びたくなるような旨さが脳内に響き渡る!
これだから酒はやめられない。
(定期的に禁酒日を多く取ろうと思います(笑))
メニューはこんな感じ。
値段の記載が無いけれど、町寿司なので良心的だと信じて色々食べていこうと思う。
ネタケースに新鮮な鮮魚が勢揃いし、全種類制覇したい気持ちはある。
あっ、一つ覚えておいて欲しいというか珍しいのが席にハケがあり、握って出て来た鮨を自分で塗って食べるスタイルなんです。大阪前!?とでもいうのかな。
全国的に見ても滅多に無いので、違った価値観でも楽しむのもいいと思う。
鰯(イワシ)からスタート!
小鰯なので、一貫に一尾付いている贅沢な握り。脂はさっぱりしているが乗っていて味も濃い。型が小さいのに旨味も楽しめるとは素晴らしい!
ゴリゴリのつぶ貝は新鮮が命!
一番食べたかった鰻の握り!
友人からも、ここの鰻の握りはピカイチ!と、太鼓判を推していたほどだったので楽しみにしていた。カウンターにも丸一匹(焼いてある)置いてあり、注文が入ると当分に切り焼いて握る。
関西風のパリッとした地焼きの食感だが、中はフワッとした感じもある、一度蒸しているのか、サイズ感的に関東風の食感も出せるのか。
とにかく旨いので食べて頂きたい。
鮮度が素晴らしすぎる真鯛握り。
噛めば分かる、ブリブリの食感です(笑)
鰹(カツオ)。
ここまでご覧になって分かる通り、シャリというか握りがボテッとしているんです。厚めに切ったネタと、大きめのシャリ、昔ながらのスタイルが楽しめる。
イカ握り!
ネギトロ巻は海苔の規格が違うのか、中巻と細巻の間くらいだった。
食べ応えあるけど、一人だと種類多くは楽しめないな。
山牛蒡(ヤマゴボウ)巻で〆ようとしたら・・・
最初に注文し、売り切れだった鯖(サバ)が支店から運ばれて来たので追加で頂く。
養殖でもここまで食感楽しめるって面白い。味より噛む楽しみをお店では体感して欲しい(笑)
ご馳走様でした!
食べ終えて
お会計、7,000円くらい。
ビール以外、ハイボールを頂いた。個人的には満足度も高いし、流行る理由が分かった!近所にあれば来ちゃいますよね?鮨食いたくなったから「入船寿司」行こうや!って。予約せず、一人5,000円もあれば腹一杯新鮮な(新鮮過ぎるけど)鮮魚と砂糖の効いた甘めのシャリと楽しめるんだから。諭吉3枚も飛ぶ鮨屋が東京にはひしめき合っているけど、天下の台所では高級店は度外視。
鶴橋という町が「入船寿司」さんのお陰で好きになってしまいました(笑)。まだまだ沢山楽しめそうな飲食店がありそうなので、2軒目はどこへ行こうか考えてみよう。
大阪は本当にチープで旨いお店が多い!!
さっ、次どこへ行こうかな〜
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