東京・神田神保町にあるカレーライス専門店「エチオピア」をご存知だろうか？
東京屈指のカレー激戦区の中でも以前から頭角を現し、カレー好きの胃袋虜にし過ぎて、週末ともなれば大行列を作っている名店である。店名の由来は、創業当時メニューに掲げていた「エチオピアコーヒー」の評判が良かったそうで、「エチオピア」を店名にしたそうだ。
実は私、一度行こうと休日に気合い入れてお店まで行った事があった。平日だから並ぶ事は無いだろうと軽い気持ちで店に着くと、、、大行列（涙）。調べると、数日前に某テレビ番組で紹介されたらしく、タイミング悪過ぎちゃんだった。
当分諦めよう。そう決めた数ヶ月後、とあるスーパーへ行ったら「エチオピア」のレトルトカレーを発見！お店で食べるカレーの2倍辛いイエローのパッケージと、『激辛』の文字が印象的な辛さ10倍の赤いパッケージの二種類！！
値段も見ず、気が付いたら籠の中に各種入れていたのは言うまでもない。
お店のは未食だが、レトルトカレーの中ではトップレベルに旨いカレーだったので紹介したい！！
「エチオピア」ビーフカレー（辛さ2倍）
先ずは、激辛では無いビーフカレーから頂きたいと思う。
オーナーシェフの鈴木氏のレトルトカレーにかける想いが詰まった文章。
一袋あたり200gで189キロカロリーと、レトルトカレーの中では一般的な量だと思う。野菜をベースに牛肉やフルーツ、スパイスや出汁など満遍入っている。
沸騰した湯煎で5分が目安。皿に取り出して電子レンジで温める場合は500wで2分。
レトルトカレーの場合、私は必ず湯煎で温めるようにしている。温めていない状態で皿に移すと、綺麗にカレーが取り出せない事が多々ある。その度、スプーンで中をほじくり出すように取り出し苦労して来た。
しかもスプーンの持ち手まで汚れるし手に付いて面倒な作業が増えるだけ！
約5分温めて皿に盛り付ける。
盛る際注意して欲しいのが、牛肉がゴロゴロ入っており勢いよく出すとパシャっとカレーが跳ねる！現に皿の淵やキッチンに少し飛び散ってしまい綺麗にしてからパシャり（笑）
トロトロに煮込まれた野菜の旨味と甘味が強い。スパイスの香りも強く、レトルトの域を超えた本格的な美味しさが光る！牛肉の柔らかさに加え、欧風よりなコクも兼ね備えた逸品。
ご飯が進まない訳が無く、大盛にしてらっきょうや福神漬など大量投入して食べるとより美味！値段もリーズナブルなので食べない訳にはいかないですよ！！
「エチオピア」激辛ビーフカレー（辛さ10倍）
実は連食で楽しみました。
普段そこそこ量を食べるので、レトルト食品やカップ麺一つだとお腹が物足りない事が多々ある。さらに、美味しいとなれば一層食欲が増してくる！
原材料名を見比べると・・・
最初に食べた物と全く変わりは無い。
が、栄養成分表示は『激辛』の方が数値は高い。
（どれだけ辛いのか楽しみですね〜）
同じく湯煎で5分！
この5分がいつも長く感じ、携帯いじるかパソコンでネットサーフィンするか微妙な時間。カップ麺の3分より慎重にならなくていいのは気が楽だけどね（笑）
完成！！
（盛り付ける際、同じように大きくカットされた牛肉が入っているから注意してね）
カレーの赤茶色は辛さ2倍と同じように見える。サラサラしていて野菜と牛肉たっぷり入り、本当に辛いのか！？と疑った。
食べてみると、
ん！？最初は野菜の甘味が舌を楽しませてくれ、徐々に喉を通り胃袋へ入っていく。
むむ！！？？
ジワジワ辛さがやって来た。唐辛子系の刺激と舌をまとう痛みも出て来た（涙）。こんな辛いのか？待て待て、翌日腹壊してトイレに閉じこもるのが嫌なので敬遠し始めた私だった。
誰か、誰か、、、食べてくれる人は居ませんか？馬鹿な事を嘆いても、一人で実食しているので意味が無い。
黙って食べ進め、徐々に舌が慣れて来たのか旨味さえも感じた。辛さの中に美味しさ、ご飯も自然と進み、大量のらっきょうにも助けられ無事完食！
食べ終えて
最近レトルトカレーを食べる機会が増えた。コロナで自粛生活をするつもりは無いが、飲食店がやっていないので自ずと外食できなくなってしまい、家で何か出来ないかな？と考え、今に至る。
何百種類ものレトルトカレーがあり、私なんか極一部しか実食していない。マニアの方や、レトルトカレーを食べて仕事をしている方には失礼なのは重々承知の上で書かせてもらっている。
「エチオピア」もレトルトカレー、素晴らしいクオリティと万人ウケする美味しさを兼ね備えている。『激辛』の辛さ10倍の方はマニアに受ける刺激が虜にしているのでしょう。家に常備しておいても損は少ないと思う。
私のレトルトカレーの浅い歴史の中で、歴史を塗り替える旨さだった！是非、カレー好きにも手に取って味わってみて欲しい。
感想をお待ちしています！！
