久しぶりに高田馬場方面に仕事があったので「カレー専門店ブラザー」へ行って来た。
学生の街としても名高い街だけあり昼間から若者で賑わっている。有名ラーメン店やリーズナブルで美味しいお店が多い情報の中、一度食べてみたかった鯖キーマカレーを求めて向かった。
実はいつかの年始に営業している情報をゲットして行った事があったんだけど、皆考える事は同じで大行列だった。年始から営業しているお店はチェーン店くらいしか無く、個人店でしかも人気店が営業しているとしれば普段来れない層(遠方からも)が大勢押し寄せるのは必然的。
初めて訪問出来た日は平日の昼飯ピーク時間を外して行ったが・・・
早速紹介しよう。
「カレー専門店ブラザー」へ行く際は多少待ち時間覚悟した方が良い
高田馬場駅から徒歩1分くらいの場所にある。
最初車のカーナビに住所入れて向かったら、こんなに駅近にあり車で入ったら引き返せないと焦り近くに路駐し様子をみに行ったら大行列で諦めた。
近隣の路上パーキングに車を止め、お店に到着。前回の行列が嘘だったかのように誰も並んでいなかったが、店内は満席。外で待つことになった。
さらに数分後、一人、二人と人が来て外には数名の並びが出来てしまった。平日だろうと週末だろうと、大型連休だろうとここはある程度待ち時間を覚悟した方が良さそうだ。提供にも時間が掛かっている様子で、先頭で15分ほど待ってから入店出来た。
待っている間に券売機で食券を購入する。
メニュー数豊富なカレーのラインナップに迷ってしまう方も多く居るでしょう。看板商品は鯖キーマかキーマカレーらしい。(ネットで調べると)鯖キーマカレーなんて聞いた事もなければ食べた事も無いので迷わず選択した。
ルー大盛りやトッピングも考えたけど、手始めにシンプルに楽しみたいと思う。
では、早速堪能してみよう。
鯖キーマを堪能する
店内入ると極狭店なんだと知った。
狭い厨房で店主がカレーを作り、厨房を囲うように6席のカウンター席のみ。大半は学生のお客さんが多く、店主と仲良く話している方も見受けられ和気あいあいとした空気が流れている。
卓上にあるのは柴漬けと、玉葱のアチャール。一般的なカレー屋だと、らっきょうに福神漬けの組み合わせだが異色コンビが並んでいる。
玉葱のアチャールはインドでは定番の副菜らしく、最近では日本のインドカレー屋で様々な食材を使ったアチャールが楽しめるようになった。スパイス居酒屋で牡蠣のアチャールを提供しているお店があったり、ワインと楽しんだりと奥が深い。手間は掛かるが原価が抑えられる商品なので、これからスパイス居酒屋は盛んになっていくような気がする。
出て来た瞬間、山椒の香りが鼻を抜け食欲が一層高まる。
キャベツの副菜とポテトサラダ、鯖キーマの上にはたっぷりのパクチー。早速頂きましょう!
(ご飯の量と辛さは選べ、辛辛にしました)
ほんのり甘味もあるんだけど、スパイスが幾度に絡み合い鯖の旨味を存分に引き出している。
真鯖?胡麻鯖?養殖の鯖?どんな鯖を扱っているのかというと、鯖缶を使ってカレーを作っているらしい。鯖缶自体に旨味は確かに強いけど、カレーと合わせるとバランスが難しそうだ。鶏肉や豚肉を扱ったカレーを一般的に考えると、鯖缶ですよ?非常食として家の倉庫にあったヤツですよ(笑)
正直商品名を言われなければ鯖だと気がつく人は少ないと思う。それくらいまとまり感が凄く、旨味の相乗効果が楽しめる。
そこへ玉葱アチャールの不思議な味や柴漬けのテクスチャー、パクチーの独特な香りと沢山が相互していくが決して邪魔な物を一切感じさせず、むしろ食欲が増していきあっという間に完食してしまう。
ポテトサラダむほっこりする懐かしい味で箸休めにも良い。
初めて鯖キーマを食べたけど、こんなに美味しいカレーなのだと驚いた。他店でも提供しているお店はあるそうだが、口コミを見ると「カレー専門店ブラザー」の鯖キーマは別格と書いている人を多く見た。
実際に他店へ足を運んでいないので不確かではあるが、自分の味覚を信じて鯖キーマを食べに行ってみよう。次回はここでキーマカレーかチキンカレーを食べてみたいとも考えている。
ご馳走様。
食べ終えて
鯖キーマレシピをネットで調べると結構数出てくるので一度チャレンジしようとも考えるが一度やったくらいでスパイスを揃えなければ意味が無いし、ここまでの完成度には到底及ばないだろう。
副菜系なら色々な食材を駆使して作っておつまみにして楽しめるかな。
スパイしカレー専門店が多く出来ている中、ブラザーの鯖キーマはオンリーワンだと思うので一度足を運んでみて欲しい。ここより美味しい鯖キーマを知っている方、もし居ましたらコメントして下さい。必ず行ってみます!よろしくお願いします!!
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