以前に大阪へ旅行に行った時に、中国料理 六徳 恒河沙のオーナーシェフにこの辺り(大阪市福島区)でよく行くお店ありますか?と聞いたところ、パンニャを教えてくれました。
パンニャはカレー専門店で、名物はカツカレーらしく、行ったら先ずはカツカレーを食べて欲しいと。福島区にもありますが、東京の下北沢にもあるので是非行ってみてください、と言われついに行ってきました。
料理人の方が美味しいというのなら、間違いなく美味しいと思い期待が高まります。
平日のお昼頃に友人と行きました。
場所は小田急線の下北沢駅と東北沢駅の間くらいに位置します。どちらの駅を使っても徒歩5分くらいです。
外観はカレー屋さんというよりは、カフェに見えます。
オープンが11時半なのですが、12時前に着いてすでに4人待ち。すぐに入れると思っていたのですが仕方なく並ぶことに。
外から中を覗くと、店内も小洒落たカフェのような作りになっています。
20分くらい待ち、ようやく店内へ。
右手に券売機があるのでそこで食券を購入します。
カレーの種類が多くて悩みますね。
- チキンカレー(中辛・辛口)
- マッハーカツカレー(中辛・辛口)
- 野菜カレー
- 野菜とササミカツカレー
- ひよこ豆と羊のキーマ
- ハーフ&ハーフ(チキンと羊のキーマ)
その他にもトッピングで山盛りパクチーやハラペーニョがあります。
今回はもちろん中国料理 六徳 恒河沙のオーナーシェフオススメ、「マッハーカツカレー」を私は注文し、友人は「チキンカレー」にしました。
待っている間、店内見渡すとカレーの写真が。
女性向けのカレーが多く、お客さんの6割くらいは女性でした。
お店は若い男性店員さんと女性店員さんの二人で切り盛りしていました。
忙しそうで話せなかったので、オーナーさんか店長さんかはわからなかったです。
卓上のスパイス。
マッハーカツカレー(辛口)
シャバシャバ系のカレーにターメッリックライス。
トマトのチャツネにピクルス。
真っ黒に揚げてあるトンカツです。
決して焦げているわけではありません。
衣にイカスミを混ぜているのから黒いのです。何も知らずにマッハーカツカレーを頼んだらびっくりしてしまうでしょうね。
しかし、発想が面白いですね。
トンカツの衣にイカスミを混ぜるなんて誰も思いつかないでしょ?
衣にイカスミを混ぜることで脂っぽくなく、さっぱりしています。
お肉自体にも脂身が少ないので、胸肉かササミを使っているのかもしれませんね。
カレーは一見シャバシャバしているのでさっぱりしているのかな、と思ったんですがこれが案外しっかりと味が強調されていて力強いです。
インドカレー寄りの味付けですが、ものすごいスパイスが効いているわけでもなく、むしろ日本人の舌に合うように味付けしてあるのでとても食べやすいです。
カツカレーというとガッツリ系のイメージですがこちらのカレーは女性でも食べられるように作られているのでしょう。
男性の私が食べて腹八分目でボリューム的に若干の物足りなさを感じましたが、味は満足!
チキンカレー(中辛)
友人が頼んでチキンカレーです。
大きな鳥モモ肉が三つ入っています。
チキンカレーもマッハーカツカレー同様、トマトのチャツネにピクルスが添えられています。
少しいただきましたが、カレーのベースは同じでトッピングが違うだけです。
カレーの色が少し違いますが中辛か辛口の違いだけですね。
チキンは一つもらいましたが、とても柔らかく煮てあり口の中でホロホロと崩れる感じで美味しいです。
チャツネやピクルスもそのまま食べたら微妙な味わいでしたが、カレーと一緒に食べるとカレーが引き立ち美味しさが増します。ピクルスは多めに欲しいくらいでした。
食べ終えて
しかし般˚若「パンニャ」とは、どう意味なのかな?
と思い調べてみるとお店のホームページにしっかり載ってました。
『インドの古代の言葉で、「叡智」「知恵」を意味します。
この言葉を雅号にしていた能面の職人・般若坊が、女性の鬼面を得意としたことから、「般若」の面という呼び名が定着したので、おぞましい意味はありません。』
読んでも意味がわかりにくいですが、知恵を出したカレーなのでしょうか。食べ終えてからお腹は八分目位で満腹感はないのですが、後からまた食べたくなる味わいというか、余韻に浸れるというか。
とにかく、もっと般˚若「パンニャ」のカレーを知ってみたくなる味です。
アルコール類も少しあるので、夜の食事で一杯やりながらカレー食べるのも良いですし、デートで女性を連れてきたら喜ばれるようなお店だと思います。
私も近くを通った際は行きたいと思います。ご馳走様でした!
コメントを書く