錦糸町にある「馬力(ばりき)」というお店に行ってきたんだけど、色々な意味で凄かった。近くに馬券が買えるJRAがあるからなのか、ギャンブル好き(多分)でタバコをパカパカ吸っている連中が集結。相応の価格帯の料理とお酒、そしてヤンチャそうなお店の人。
己の成長を怠っているなら、ここで愚痴をこぼしながら盃を交わすのも悪くない。昼から営業しているから、年配者もサボリーマンも気軽に来れる。ただ、ね。筆者は少なからず本を読んだり多少勉強したり、過去には色々な人に会う努力をして現状維持を打破する事はやってきた。そのような行動が、良いのか悪いのか、正解か不正解かは別として、やっぱ思考力を常に回転させる事を怠ってはいけないという考えた方である。
毎日、毎日、仕事のことやブログ(食べる事)や子育ての事を真剣に考えるからこそ、昨日と今日では発していることも行動している内容も変わる。他者からみたら、『言っている事とやっている事が違う』『あいつ、変わったよな』なんて思われるし言われる。逆に、『なんで、変わらないの?』と聞き返したいくらいだよ、筆者は。
まっ、思想的な話はまたの機会に書いていきます。
とりあえず「馬力 錦糸町本店」で友人と飲み食いしてきたので紹介します。ここまでも、この先も、あくまでも主観なのでご了承下さい。
競馬後の聖地「馬力」
仲良しの不動産会社社長F氏が来月から1ヶ月間バンコク旅行に行くことを聞いて、4年前に筆者はバンコク行って、紙幣が余っているから使ってよ!と、渡す口実で飲みに行く事にした。
『久しぶりにもつ焼き食べたいんですけど、昼間から営業しているお店知ってます?』
『錦糸町の馬力にでも行ってみようよ。確かもつ焼きあったよ。』
LINEのやり取りをして、とりあえず夕方には息子たちの面倒をみないとならないので、早い時間からスタート。
夜の錦糸町は猥雑としていて嫌い。街が汚いし水商売のキャッチも多いしゴミが散らかっている。東東京エリアでは一番の繁華街だから仕方ないのかな。
ただ、昼は人も少なく、比較的ゆったりした空気が街を覆う。近くにサウナで有名な施設があったり、駅前には「亀戸餃子 錦糸町店」もある。中型のショッピングモールも4つくらいあって、子連れママさんがベビーカー押して歩く姿も時折視界に入る。
暖簾らしい暖簾が出ているか分かりにくかったから、恐る恐る扉をスライドさせて中の様子を伺う。
『営業していますか?』『やってますよ、どうぞー。』
先客0人一番乗りでテーブル席と座る。
飲み物メニュー。
アルコールと呼ばれるものは一通り置いてある。キャバ割なんてユニークな商品名も、近所の水商売の方々がアフターでやって来て飲んだりするのかな。
料理はとにかく種類豊富。
居酒屋、食堂、定食屋をミックスさせた構成。名物と呼ばれる商品は見当たらないし(一番人気は一応ある)、多分これだけの品数があると、それぞれ一品のクオリティは予想出来る。おすすめの黒板に書いてあるのは、そろそろ素材の腐敗が始まるであろう商品(メイビー)。
もつ焼きを食べたくて来たんだけど、多分こだわりは弱いだろうな。でも、酒のアテは欲しいし、酒が進むにつれてつまみも欲するから欲望に任せて注文していこう。
さて、何にしようかね。
「馬力」とことん酒を呑む
酒屋の一升瓶ケースに木の板をくっつけた簡易的な椅子。テーブル席がメインでカウンターは10席も無い。
上でも書いた通り、先客0人。平日の早い時間は仕込みをメインにやりながら、だらだら飲みに来るお客を捌いている感じだね。
とりあえずチューハイとカットレモンを頂く。少し遅れて来た友人に、忘れないうちにバーツを渡して楽しむ。
(結局渡したバーツは日本円で2,000円くらいしかありませんでした)
焼き物色々。
コツネ、というこの商品は美味しい。軟骨が中に入っていて、時折コリッとした食感が楽しくタレの味もさっぱりしている。
他の焼き物は見た目通り、普通。
えびたま。
ふわふわ玉子とエビの高タンパク料理。筋トレ後に吸収したい組み合わせ。
ポテトピザ。
お酒は終始チューハイ。飲めば呑むほど、脂っこい食べ物や味付けの濃い料理を頼むようになる。ポテトピザはタバスコたっぷりかけて頂く。
馬力とうふ。
お店一番人気メニュー?看板商品なのかな、よく分からないけどニンニクが効いた醤油ベースのタレと豆腐の組み合わせは悪魔的な中毒性。ジャンク系なので、好きな人は好き、微妙な人にはハマらないかもしれない。
ちなみに筆者は後者でした。
残りの焼き物。
ミルフィーユハムカツ。
揚げ物は正義。家でやると準備と片付けが大変なので外食に時に食べる事が多い。
昭和のポテトフライ。
立体的な三角形をしたポテトを一度茹でてから揚げているのかな。身は柔らかく衣のザクっとした食感のコトンラストが楽しめる。マヨネーズとの相性も良く、お酒が進みました。
ご馳走様でした。
食べ終えて
食事を始めた12時から約1時間後、年配のおじちゃんが1人、水商売風の微妙な顔の女性と52歳(推定)のモテなさそうな男性の組み合わせ、声ガラガラスナックのおばちゃんみたいな人と、旦那さんのセット。なんせ、皆さん会話のボリュームが大きくて、自然と耳に入る。あーでもない、こーでもない、タバコぷかぷか、流石に混み始めてお店を後にしました。
言い方悪いけど、運気が下がる空間。こんなお店で飲んで、JRAの万馬券が当たるはずないだろ。駅前の叙々苑でも行って景気付けしてからレースに臨め馬鹿野郎。もし万馬券的中したら、駅前の魚寅でまぐろ物300g買って高い酒でも用意して家で楽しめよ。
そんな感じで、「馬力」は再訪問しないけど、思考停止している層にも最高のお店なんでしょう。
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