江戸川区で高級手巻き寿司をテイクアウト!「鮨 かの」(一之江)

江戸川区で高級手巻き寿司をテイクアウト!「鮨 かの」(一之江)

” 今度、手巻き寿司の通販かテイクアウトをやろうと考えています。 ”

友達で食べ歩き仲間の「鮨 かの」店主から連絡が来た。 

町寿司→コスパ抜群店→高級店、創業50年以上にもなる、なんの変哲もない普通の寿司屋は時代の流れに乗って進化した。

進化を考案したのは現店主、鹿野亮。6年程前までは地元民を中心に商売をしていて、そこそこ繁盛していた。焼酎ボトルキープもあるし、居酒屋感覚の寿司屋だったらしい。

”このままで良いのか”、女将の真理子さんと話日々悩む。

ただ、そんな時転機が訪れる。地元江戸川区で開催された飲食店相談会に参加。そこで、飲食店コンサルタントとして有名な某方に出会い、相談に相談を重ね、町寿司を辞めて高価格帯にする決心を固め、今のスタイルが確立された。

(今のスタイルが確立するまで幾多の困難があったが、ここでは割愛させて頂く)

新型コロナウイルス発生初期はバラチラシに力を入れ、同店のみならず、各店孤軍奮闘していたのは記憶に新しい。鮨屋のみならず、焼鳥屋、イタリアン、居酒屋、飲食業界がテイクアウトに力を入れていた。

手巻き寿司の需要がどこまで広く深くあるのかは分からない。筆者なりに考えてみた。

手巻き寿司のをやる=お祝い事

いわゆる祝祭感が強い。一から準備をするのは結構な手間暇がかかる。しかも、スーパーで売っているもので揃えたとしても、まぁ味はたかが知れている。

今回販売予定の手巻きセットは3〜4人前の量で20,000円(の予定)。内容は後ほど紹介していくが、とても美味しく満足度が高かった。

なお、筆者のブログで紹介して欲しいということもあり、若干PR気味。ただ、いつも通り思ったことを素直に書いていくので参考にして頂きたい。

高級鮨屋の手巻き寿司テイクアウト

イメージはこんな感じです。

と、以下の写真が送られて来た。

 

鮪(赤身)、中落ち(トロ)、穴子、完全無農薬干瓢(かんぴょう)、イクラ、本わさび、海苔、お米、鮨酢。

(写真ではキュウリと玉子があるけど、実際は入っていない)

お米は生米。なので、ご自身で炊く必要がある。

ここで心配なのが、美味しく炊けるのかな?という疑念。鮨屋さんみたいにガス釜があるわけでも無いし、一般的な炊飯器しか家にない人が大半である。

が、しかし安心して下さい。

 

先ず通常通り炊飯器で3合たく準備をお願いします。
米の浸水時間は60分ほど。くるくると軽く混ぜる感じで研ぎます。これを3回繰り返せば大丈夫です。気になる方は水が透明になるまで研いでも良いですが、風味が無くなります。

  • 水を3合のメモリに合わせたら、お酢の分100mlを抜いて下さい
    (合わせ酢は120mlですが、抜く水は今回100mlでお願いします)
  • ご飯が炊き上がり後、直ぐに合わせ酢をかけ、しゃもじで切っていきます。
    (シャリ切りはダマをほぐすように切る)
  • 合わせ終わったらご飯を木製の飯台にあけ蒸気を逃しながら冷ます。
    (無ければ交ぜやすい大きめのボールでも可)
  • 20分ほどすると米の中に酢が入りシャリになります。

それまでの保存ですが、木製おひつがベストです。無ければ木製の飯台、無ければボールで。(木製の物で蒸気を通気させた方が綺麗にしあがります)

シャリが出来上がったら手巻き寿司をお楽しみ下さい!
穴子は軽く温めた方が、脂が解けて美味しいです!

 

↑このように丁寧な説明文が同封されているので安心しましょう。

紹介が前後してしまったが、郵送もやる予定との事。

今回、筆者は「鮨 かの」まで取りに行った。小さな段ボールに梱包された状態。

 

ダンボールを開けると、こんな感じ。

 

バラすとこんな感じ。

さっ、いざ実食。

家族4人で頂く。ただ、娘はまだ離乳食中なので海苔だけペロペロ舐めている。なので、実質大人2人、子供1人で堪能。

 

シャリと海苔が抜群に旨い。お店でも使っているお米、合わせ酢、海苔だから家でも本格的な高級鮨の味が再現できている。

ワサビもすりおろしたては香りが立つ。赤身の酸味も楽しめ上等な鮪なのは言うまでもない。

すき身は見てわかると思うけど、本鮪100%。回転寿司で扱っているような”トロちゃん”のような食物油脂は一切不使用。鮨屋で最後にトロタク巻を注文する人多いと思うんだけど(筆者だけかな)、あのレベルの旨味。

一方で、地方への配送の場合は脂が酸化して色が黒っぽくなる可能性はある。が、色変わりして見栄えが悪くいが、味は極上物だから安心しよう。

(薬味はついていないので、沢庵やネギをご自身で用意しましょう)

 イクラも穴子も最高。

時期的に、いくらは冷凍物も扱う可能性はある。年中獲れる物ではないから、その辺は致し方ない。

穴子は、「鮨 かの」名物でもある穴子の棒寿司でも使用している一級品。江戸前の物を中心に仕入れをし、その時に最高の素材を仕入れるようにしている。

食べ終えて

ホームパーティーや特別な日に、高級な手巻き寿司はいかがでしょうか。

自分達で買い出しに行き、それぞれ揃える楽しみがあるのも勿論分かります。買い出しから作る過程がむしろメインという人も少なくないでしょう。実は、筆者もその1人。高級な手巻き寿司って、需要があるのか?一級品の素材を家庭で求めている層は1割から2割程度ではないのか?

考えに考えた。

うん、めちゃくちゃ考えて、本記事を紹介するのが遅くなった。

人間というのは、美味しいものをアップデートした瞬間に、ドーパミンが発する。普段食べて来た手巻き寿司で満足はしていたのだが、今回めちゃくちゃ美味しくて、息子も尋常じゃ無い位食べて、妻にも”ブログやっていてありがとう”と感謝されるくらい喜んでもらった。

お土産、贈答用、祝祭感満載な「鮨 かの」特製手巻き寿司セット、是非体感してみて下さい。

 

手巻き寿司セットは直接店舗まで問い合わせて下さい。

その時、

”食べ歩きコンシェルジュの記事を読みました!”

と、一言添えてくれたら嬉しいです。

 

次回は、実家へ帰って時に買って持っていこうと考えています。

鹿野さん、真理子さん、ありがとう。そして、ご馳走様です。

またよろしくね!!

寿司・海鮮料理カテゴリの最新記事