鳥さわ22の斜向かいにオープンした紹介制の鍋専門店「鳥さわっつ」の紹介です。
前回同様、ビリビリ舌が痺れる山椒鍋を堪能してきました。相変わらずというか、安定のおいしさで「鮨 かの」ご夫婦、栃木の「柏寿司」大将と若旦那、焼鳥屋で働いている友達と、毎度飲み友として紹介する不動産会社社長S氏、そして私の7人で鍋料理を中心に一同大満足。
次回の予約は半年後ということで、あまり先の予約は取りたくないんですけど、ここは何となく特別というか、また来たくなる不思議な魅力がある。
新しい鍋メニューも試作しているそうで、次回は『辛い鍋』をいただく予定ですが、今回も山椒鍋と一品料理と鳥さわ22の焼鳥をとことん食べてきたので紹介します。
(なお、詳しいお店の情報は前回訪問の記事を参照にしてください)
半年に一度の楽しみ「鳥さわっつ」の鍋
食べに行ったのが6月の頭でした。
そろそろ夏に差し掛かっている時期に鍋を食べるのはいかがなものか?と、内心感じていたけど、皆さんそれでも行きたいっていうので予約しました。
鍋=冬季シーズン
勝手にイメージしてしまいましたけど、夏季シーズンの鍋も最高。額に汗垂らしながら食べると一層爽快感があるというか、お酒のおいしさが増すというか、とにかく暑くても関係ない。
寒い中、アイス食べるとおいしいという人と同じ心理な気もします。多分。。。
(むしろ、店内は空調効いているので、そこまで暑さは気になりませんが、六本木駅や広尾駅から歩いてくる人は、道中で汗だくだと思います)
店内入ると、友達のステッカーが貼ってあります。
名前はあえて伏せますが、年間1,800軒も食べ歩いている人なので、情報は持っています。実際、ちゃんと食べているかは知りませんが、お店の情報を話すとなんでも知っているので、色々な意味で尊敬。地方で困ったときは、彼を頼りに食べ歩くこともあります。
(いつもありがとう)
山椒鍋コース&焼鳥
皆さん、揃ったところで各々飲み物を注文して乾杯。
鳥刺身。
ささみ、胸肉昆布〆、砂肝、はつ&はつもと。
新鮮の極みと言える、滅多にいただけない希少な鳥刺しです。
お新香。
阿波尾鶏を使った餃子。
旨味が強いので、化学調味料を多少は入れているのかな?と、聞くと一切不使用。鳥自体に旨味が強いからこの味が出せるとのこと。
確かに、先日築地場外にある「鳥藤」(鳥さわが仕入れている肉屋)で阿波尾鶏のモモ肉を買って家で焼いたら、めちゃくちゃ美味かった。皮の脂も濃厚だし、ハリも素晴らしい。
これが買えるなら、焼鳥屋に行く必要がないのでは?という、レベルでした。希少部位もあり、妻と一緒に焼き鳥パーティーして楽しみました。
前回は提供がなかった、だし巻き卵。
山椒鍋の具材達です。
きのこ、茗荷(みょうが)、葉物、艶艶な鳥肉。グゥ〜と、お腹が空きます。
お店の方が調理してくれるのも、魅力の一つ。
昆布や鰹でとった出汁には、たっぷりの山椒の実が入っていて風味が最高。
つくねも鳥さわ流の軟骨と大葉入りで食感も香りも楽しめます。
山椒ペーストを入れて、追い痺れがまた病みつきになる。
そして、じわじわ額から汗が垂れ落ちてきます。
その間、注文していた焼鳥が一気に運ばれてきました。
旨味がギュッと詰まった、はつもと。
大好きな、セセリ。
半熟の黄身が素晴らしい、うずらの卵。
ちょうちんもお願いして、大満足。
鳥さわ22で焼いている方は、元は亀戸でやっていた小川さんという若い青年。一緒に京都旅行も行ったし、「鮨 かの」にも食べに行きました。少し、ふくよかな体型になっていましたが、元気そうで何より。
またご飯いきましょう。
山椒鍋に飲茶に玉子焼きに焼鳥にお酒を、気を使わない仲間同士て楽しめるのが、一番のご馳走ですね。はじめましてとか名刺交換だとか仕事何してんですかとか、そういう会話が億劫というか面倒というか、そんなこと聞いてなんの意味があるのかなって思うよ。
肩書きより、中身で人付き合いはしていきたいよね。むしろ、世の中がそうあれば、自然とストレスも軽減されるし笑顔が増えるだろうし健康的だと思うよ。
〆の煮麺。
デザートのアイスをいただき、ごちそうさまです。
食べ終えて
今宵も楽しませていただきました。皆、酒飲みでワインボトル何本か入れてたから1人20,000円弱はしましたけど、個人的には大満足。閉鎖的な空間というのもあるし、鍋もよそってくれるし、高級感と清潔感もあるし、落ち着いて食事できます。
次回の予約を取ろうと聞いたら、年内いっぱいで年明けとのこと。流石です。年明けはまだ取っていないんですが、良かったら取りましょうか?と、店長さんがおっしゃってくれたので、有り難く1月に辛い鍋を予約しました。
いやー、楽しみですね。真冬に辛い鍋を頂けるなんて幸せです。
(次回も、また同じメンバーの予定)
今日も食べコン(食べ歩きコンシェルジュ)にきてくれてありがとうございます。こんなおいしい鍋が家でも作れるようになったらうれしいな。
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