研究熱心な寿司を堪能!「鮨 登喜和(ときわ)」(新潟)

研究熱心な寿司を堪能!「鮨 登喜和(ときわ)」(新潟)

「みかづき」にてイタリアンを食し、歩いて新潟駅まで向かった。

皆揃ってのメインイベント二軒目は「鮨 登喜和(ときわ)」さんである。「兄弟寿し」同様、新潟県の鮨業界を牽引するお店の一つ。せっかく新潟へ来るのなら、っと鮨屋さんと一緒に鮨を食べに行ける贅沢感を感じながら、二日酔いだけど頑張ろう。

(これから贅沢感を感じる予定)

新潟駅から電車で行くらしく、「鮨 かの」ご夫婦にお任せだったので、とりあえず駅集合。ヘロヘロ、フラフラ、サウナに入って一発汗を流したい所だが、時間が無いので致し方ない。

新潟駅から初の在来線で「鮨 登喜和(ときわ)」を堪能して来たので紹介しよう。

新潟駅から遠い!?

研究熱心な寿司を堪能!「鮨 登喜和(ときわ)」(新潟)

新潟駅着いて早々、Newdaysが目に入ったので飲み物ゲットしよう。アルコールも残っているからお茶か水、もしくはスポーツ飲料にしようと思いつつ、アルコールコーナーで新潟限定ビイルを発見!地域限定ビールの代表格は、北はサッポロクラシック、南はオリオンビール、新潟限定は知らず一度は飲んでみよう、、、

電車乗ってから飲むとして、電子マネーで改札を通りホーム集合。昨日聞いたような聞いていないような、新潟駅から白新線に乗って45分、最寄駅「新発田」から徒歩15分、計1時間も掛かるそうだ!

まじっすか(涙)

ど田舎に良い鮨屋、最近の良さげなワードだけど炎天下の中歩くのは勘弁。

とりあえず、買った缶ビールをプシュッと。車窓を眺めながらグビグビ飲み、読書をする元気もなかったので携帯でネットサーフィンしながら無事到着。

ビールの味がこれといった特徴も無く、一般的なサッポロビールに感じた。皆さん、前日に疲れがあり、電車の中では終始静かに過ごしていました。。。

研究熱心な寿司を堪能!「鮨 登喜和(ときわ)」(新潟)

「新発田」駅到着。開発されたばかりなのか、綺麗な駅舎と周辺施設。一日平均乗車人数3,505人(2019年データ)、大きな大学病院があり行き交う車やバスの中は病院施設へ向かうであろう人が多い。

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駅から離れると閑散。いわゆるシャッター商店街と言われる通りをひたすら歩いて店まで歩く。

地方では当たり前の光景らしいけど、今後このような建物はどうしていくのか、取り壊して何かを建てるのか、外国人が買ってくれるのか、どうなることやら。

人口減少に歯止めがかからないし、GDPも年々下がり続けているので、景気が良かった時代は訪れないだろう。考えて行動しなければ、と日々精進している次第です。

研究熱心な寿司を堪能!「鮨 登喜和(ときわ)」(新潟)

歩いて15分くらい、やっと到着。

新潟駅から約一時間の道のり、わざわざ来る価値があったのかは不明だが、とことん楽しみたいと思う!

では、お邪魔します。

お任せコース

研究熱心な寿司を堪能!「鮨 登喜和(ときわ)」(新潟)

出入口入った直ぐのカウンター席へ案内される。カウンター8席、奥にも仕切りがなされている別室風のカウンター席もあり、そちらは古くから来ているお客が先代の寿司を食べたい時にあけているらしい。

メインカウンターを担うのは、現大将(3代目)、ふくよかな体型が印象的で笑顔溢れる愛嬌良き方。

研究熱心な寿司を堪能!「鮨 登喜和(ときわ)」(新潟)

とりあえず、とハイボールを注文。

せっかく旅に来たのだから、二日酔いだろうが何だろうが遠慮無く(笑)

研究熱心な寿司を堪能!「鮨 登喜和(ときわ)」(新潟)

甘鯛の出汁を使った茶碗蒸し。

突き出し程度で、後は握りがメインのコースらしい。

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佐渡島の南蛮海老。

塩〆して一夜干しする事で旨味がボッと全面に押し出される。

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同じ佐渡島のアラ。

昆布出汁と塩水につけ、一手間も二手間も加えこだわりが強い。

続いて、新潟の赤いか。(写真撮り忘れ)

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さっぱりとした脂身が特徴の黒ムツ。

昨日の兄弟寿しと同じようなネタを扱っていて、新潟の食材にこだわっている。

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天然の車海老。

やっぱ味が薄いんだっと実感。

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鱚(キス)握り。

皮目が柔らかく、ほんのり昆布の香りが鼻腔を通り抜ける。

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新潟県の鰆は舌触りが滑らか、かつ身質が柔らかい。脂身も多いのか、口内の温度だけで溶けてしまいそうなくらいスッと無くなった。

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佐渡島、のど黒。

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二週間ほど寝かせた塩釜の本鮪とろ。ブロックで寝かせている状態を見せてくれたけど、表面は酸化し、素人が見たら腐っていると思われるかもしれない。

いやいや、アミノ酸が多くなって空気に触れていない中心部分に旨味が多くなってくるんですよ!色変わりした部分を切り落とし、切り付け握ってくれる。

とろの中でも霜降りの場所。筋感は全く無く、酸味もあってウマい。

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春子鯛握り。

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佐渡のバイ貝握り。間に岩海苔をハサミ香りでアクセントを付ける。

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香箱蟹だったかな?

禁漁期間では?と思った人も多いけど、蟹にも地方によって名前が違ったり、年中獲って良い場所もある。

冬場の方が甘味がある気もするけど、物珍しさには一般受けすると思う。

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とろとろの穴子。

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玉子焼きでコースが終了。

ご馳走様でした!

食べ終えて

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昨日の兄弟寿しと比べると、私は「鮨 登喜和」の方が好みだった。シャリに塩味と甘味、ネタの施し方、握りのバランス、シンプルで旨かった!

遠路遥々来る価値があるので、新潟行った際是非予約して行ってみて欲しい。「兄弟寿し」もそうだけど、東京には無いオリジナル感が強く、地場の食材に拘っている点も注目だ。

お酒飲まない人がいればレンタカー借りて車で行くのもありでしょう。土地柄、駐車場も完備している。

帰り、のんびり歩きながら駅まで行き、行きと同じ道ので新潟駅まで帰りました〜。夜、もう一軒予約してある店があるので、そこへ行ってから帰ります!

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