武蔵小山の名店が次なる一手!「やきとり児玉」(三宿・池尻大橋)

武蔵小山の名店が次なる一手!「やきとり児玉」(三宿・池尻大橋)

数年前、何度も脚を運んでいた「やきとり まさ吉」が次なる店舗を出したのは数年前の事。

焼き鳥は勿論、一品料理も美味しく〆のラーメンも絶品だった大好きなお店。引っ越してからは行く事がほぼ無くなってしまったが、巷では味が落ちた?との声がチラホラ。(やきとり まさ吉のね)

「やきとり 児玉」の店主はまさ吉を売ったそうで経営には全く関わっていないらしい。完全バイアウト!

話を聞いたら味が落ちたのも納得出来る。あの頑固そうな店主がいなくなったら雰囲気も変わるだろうしね・・・

新生「やきとり 児玉」へ行って来たので紹介しよう!

「やきとり 児玉」へ、初訪問

池尻大橋駅。

住所を調べると最寄駅はここか三軒茶屋駅。どちらも歩いて15分位の場所にあるので、便利とは言い難い。

団地エリアといえば良いのか、住宅街なんだけど古い建物が多い場所を抜けて向かう。

タクシーが無難な感じもするが、予約時間まで余裕があるのでゆっくり歩く。

話は全然変わるけど、世田谷区の人口は鳥取県の総人口の倍以上居るらしい。こんな狭い区内に90万人近く住んでいるのだから恐ろしい・・・

住みやすいのか?住みたいと思った事が一度も無いので、是非魅力を教えて欲しい(笑)

武蔵小山の名店が次なる一手!「やきとり児玉」(三宿・池尻大橋)

この建物らしい。

一階はチェーン店が入り、二階に上がったところが「やきとり 児玉」。

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暖簾が出ていなかったが、到着と同時に女性スタッフが出て来て暖簾が出る。(女性スタッフ、実はグルメな方で何度かご一緒させて頂いている人です)

では、お邪魔します。

・・・

おまかせコースを堪能する

店内入ると鮨屋みたいな造りをしている。檜板を使ったカウンター席と半個室になっている席、入った瞬間個々が焼鳥屋とは思わないと思う。

店主の児玉氏ともう一人職人さんがカウンターに立っている。まさ吉時代のイメージが刺々しい感じの方だったが、人が変わったように丸くなり低姿勢だった。

(この変わりようには驚き、イメージと全然違い過ぎて自分のリズムも崩れる)

武蔵小山の名店が次なる一手!「やきとり児玉」(三宿・池尻大橋)

メニューは基本おまかせコース(6,000円)となっている。

まさ吉時代は4,000円か4,500円くらいでやっていたと思ったが、新潟地鶏を扱って前とは全然違うらしい。

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コースにプラスして追加注文は可能。名物だったかけそばも健在です!

また自家製プリンも一押しらしく、持ち帰りも可能なので好きな方は是非。私は食べる機会が無いのでお店だけで十分だったけど(笑)

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とりあえず、乾杯の生ビール!

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相方はグラスシャンパン!

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キンカントリュフ、自家製甘酒。

キンカントリュフ、懐かしい。一口で幸福感が楽しめるんだけど、トリュフは熱が伝わらないと香りが引き立たないからトリュフ感は無いかな。キンカンの半熟具合は最高!

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出汁巻、小松菜と柿和え、きのこのお浸し、湯葉刺し、胸肉。

和食屋スタイルで小鉢が出てくる焼鳥屋は珍しく、どれも味付けがハッキリして素材を活かしている。

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日本酒にするしか無いよね!

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飲みやすい、みむろ杉。

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次は胸肉の出汁マリネ。

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そうそう、前店でも焼売がコースに入っていました。何個でも食べられる旨さが良いんだよね〜

焼鳥屋で焼売が美味しい、ギャップ感も好き!

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ここから焼き物に入っていく。

先ずはささみ。レアな焼き具合とはかけ離れていて、芯まで火入れしているがパサパサ感は無く以外にしっとりしている。超レアな焼きの方が好きだけど、これも悪く無い。

味付けが梅味噌、わさび、柚子味噌の三種類で楽しめるのも面白い!

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箸休めの大根とお新香。

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新潟地鶏のもも焼!

地鶏らしいハリのある食感。

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つくねは焼き過ぎずレアに仕上げ、軟骨の食感も楽しめる。

(昔まさ吉のつくねが大好きだったなぁ。懐かしい)

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リエットとレバーパテ!

ワインと相性が良いような感じがするが、今日は日本酒攻め。

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大好きな銀杏!

年中銀杏があるのが不思議だよな。昔からあったのか、最近年中取れるようになったのかは定かでは無いけど・・・

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山芋焼!

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これ、手羽先なんです!

骨が付いていないと分からないですよね。手間をかけている手羽先、食べて思ったのは賛否両論あると思うけど骨周りの身や脂をしゃぶる美味しさもあるような気がする。これだと脂身のない、食べてよく分からない部位という印象持ってしまった。

(あくまでも私好みの話なのでスルーして下さい)

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ハツは焼き過ぎて固い(涙)

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大好きなつなぎは旨味が抜群に出ていて、甘めのタレと相まって最高!

希少部位なので無い日もあるらしいから注意して下さい。

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追加のせせり!

せせりが思った程脂身と旨味が無くて残念。胸肉みたいな食感だった。

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おたふくも追加!

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〆は何種類かあるメニューの中から選べる。もちろん一番人気のかけそばをお願いした。

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まさ吉の時より派手さは無いけれど、出汁の旨味が十分広がり優しい鶏出汁ラーメン。

武蔵小山の名店が次なる一手!「やきとり児玉」(三宿・池尻大橋)

化学調味料を一切使わないラーメンは手間暇が掛かると思う。「蘭奢待」の店主も鶏そばを最後出してくれたけど、本当に美味しかった。

武蔵小山の名店が次なる一手!「やきとり児玉」(三宿・池尻大橋)

もう一種類は、玉子サンド!焼鳥屋で玉子サンド置いてあるところは初めて。

カレーもメニューにあるとテンション上がるんだけどね(笑)

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最後にコダマプリンが出てきてコースが終了。

食べ終えて

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お会計、二人で17000円くらい。

上でも話したけど、以前の児玉氏とはキャラが全然違い低姿勢は良いんだけど下向いて仕事していたのが気になった。同じカウンターに立っていた職人もずっと目が合わず、何と向き合って居るのか謎だった。先入観があったので、期待とズレてしまったのかもしれない。

楽しくなくてお酒が進まなかったのが残念。

シンプルに料理だけ向き合えばこだわり満載だし、美味しいと思う。

まさ吉にいた時の児玉氏の方が好きだった、というのが私の本音(笑)

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