予約困難になる前に行くべき鮨屋!「冨所(とみどころ)」(御成門)

予約困難になる前に行くべき鮨屋!「冨所(とみどころ)」(御成門)

2019年、必ず行っておいた方が良い鮨屋がある。

西麻布「鮨真」で修行していた方が御成門に「冨所(とみどころ)」といお店を開いた。「鮨真」には一度も行った事がないが「鳥さわ22(西麻布)」の大将からオススメされているので、近々伺う予定。

ランチのコスパが物凄く良いとの情報を聞き、いつかは行こうと電話予約したら当日予約はもっての外、1ヶ月先まで予約が埋まっているそうだ。

(曜日によっては1人だったら数日前でも入れる時はあるらしい)

半分諦めかけていた時知人から、

来週月曜日、12時から冨所1席空いてますがどうですか?」と連絡が来た。運良く、丁度仕事が休みで昼間の予定が何も無かったので直ぐにOKし行く事にする。

祈願叶って行く事が出来た「冨所」、果たしてどんな劇場が楽しめるのか?

早速紹介しよう。

予約必須!本格江戸前鮨をリーズナブリに楽しめる「冨所(とみどころ)」へ初訪問

上でも話した通り、「冨所(とみどころ)」は既に人気店なので予約は必須だ。

ランチのコース料理は6,000円で12貫。追加しても10,000円前後で超本格江戸前鮨が楽しめるのだ。

(立地と鮨の完成度を考えたら有り得ない金額設定。もっと人気が出てきたら確実に値上がりはするでしょう)

夜はおつまみが何品か出て倍以上金額が上がるので、鮨を純粋に楽しみたい方ランチが断然お得。

予約困難になる前に行くべき鮨屋!「冨所(とみどころ)」(御成門)

新橋駅からも歩く事は出来るが、一番の最寄駅は御成門。

ちなみに私はこの後用事があったので、車で行き近くのパーキングに止め訪問。6席のみの貴重な席を誘って頂き、誘っていただい方を除いては皆初めまして。

店内入ると、坊主頭の少し小太りで眼鏡を掛けた店主と女将さん(?)の2人で切り盛りしている様子。口数は少なそうな店主(案の定少なかったが、人見知りらしい)に軽く挨拶し、他のご一緒の方にも自己紹介をし、料理がスタート。

冨所(とみどころ)を堪能する

飲み物はいかがなさいますか?

普段だったら鮨屋でガブガブお酒を飲むんだけど、流石に運転するので冷たいお茶を頂く。

(売り上げに貢献できなくてすみません)

6人中お茶が4人、ハイボールを飲んでいるのが2人。隣でガブガブ飲んでいるのが本当に羨ましく、一緒に乾杯したかったーー!!!

おまかせコース12貫

予約困難になる前に行くべき鮨屋!「冨所(とみどころ)」(御成門)

淡々とネタを切りつけて準備していく。

オープンして半年程しか経っていない店内は、清潔感はもちろん綺麗な白木の一枚板を使い高級感溢れている。

カウンターに座って前の板が少し高くなっていて、店主の手元が見えないが残念。

予約困難になる前に行くべき鮨屋!「冨所(とみどころ)」(御成門)

ガリ。

辛味が強いけど、しっかり生姜特有のシャキシャキした食感がしっかり残っている。

浅く漬けているのかな。

予約困難になる前に行くべき鮨屋!「冨所(とみどころ)」(御成門)

小鯛。

最初の1貫は小鯛。

驚いたのが、ポーションが大きい。ランチでこの価格なので追加して売上を上げるタイプのお店だと思っていたが違うようだ。

赤酢がしっかり効いたシャリは「高柿の鮨(水天宮前)」程ではないが、バシッと決まっている。

予約困難になる前に行くべき鮨屋!「冨所(とみどころ)」(御成門)

続いて、平目昆布〆。

平目の旨味を握りとして活かすには、昆布〆が最適なのかもしれない。しっかり昆布で〆ているので香りも強く、ねっとりしている。

予約困難になる前に行くべき鮨屋!「冨所(とみどころ)」(御成門)

平貝。

飾包丁をしっかり入れシャリと一体になるように握りってくれる。

平貝は個人的に少し火入れした方が旨味が出ると思うので、片面だけ炙って間に海苔を挟んで握るのがベスト!(私の勝手な意見ね(笑))

予約困難になる前に行くべき鮨屋!「冨所(とみどころ)」(御成門)

鰹(カツオ)。

腐敗するギリギリを使っているのかな。物凄くネットリし、舌にまとわり付く。

ワサビでも生姜でもない、和辛子を挟んで握っているのは今風なスタイル。

予約困難になる前に行くべき鮨屋!「冨所(とみどころ)」(御成門)

本鮪中とろ。

酸味が少なく、とろける様な脂が特徴的な本鮪。夏場の本鮪らしい爽やかな味かな。

シャリの味も強いので、烏賊を餌にした旨味が詰まった本鮪で楽しんでみたい。

予約困難になる前に行くべき鮨屋!「冨所(とみどころ)」(御成門)

小肌。

(ねっ?ポーション多いいでしょ。)

おそらく産地は九州方面の脂が乗った小肌は、酢がしっかり効いて旨い!シャリに負けていない小肌も仕込みで味が天と地の差なんだろう。

素晴らしい仕事だ。

予約困難になる前に行くべき鮨屋!「冨所(とみどころ)」(御成門)

鯵(アジ)。

どんちっちの鯵か大阪湾かな?

表面の脂艶が良く、口内でと三位一体になった。そして、一瞬で溶ける。

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煮烏賊(にいか)。

エンペラーの部位かな?程よくコリッとした食感を残しているが、味がしっかり付いている。

この味付け、メチャクチャ酒が飲みたくなる〜

(2人は相変わらずハイボールをガンガン注文し飲んでいる(涙))

予約困難になる前に行くべき鮨屋!「冨所(とみどころ)」(御成門)

車海老(クルマエビ)。

うぉーっ、ランチで車海老が入るのは嬉し過ぎ!

しかも茹でたてサイズ立派!海老味噌も入っているし、茹で加減も絶妙。

原価割れしていないか心配になる(笑)

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雲丹(ウニ)。

紫雲丹と馬糞雲丹を合わせてる軍艦スタイル初めて。小丼で出しているお店はあるけどね。

味の違いは正直分かりにくいけど、ランチコースに雲丹も入っているのは凄い!

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穴子(アナゴ)。

小骨を一切感じさせない好みの穴子。後、玉子で終わりですが追加御座いますか?

との事で、あるネタを聞いて追加注文。

追加

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鳥貝(トリガイ)。

これまた大きな鳥貝が眠っていますね(笑)

そろそろ時期的には終わりかな。

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蝦蛄(シャコ)

ほろほろ口内で解れてシャリと一体化。シャコの甘みが先行するが途中でシャリの酸が追いかけてくる。

1貫で2度楽しめる。

予約困難になる前に行くべき鮨屋!「冨所(とみどころ)」(御成門)

最後に玉子。

モッタリした味の濃い玉子。洋菓子とまではいかないけど、デザート感覚に近い。

もっと食べたかったが、シャリが大きくお酒も飲んでいないのでお腹一杯。お酒飲んでいる方々はかなり追加して、車海老も食べていた。

食事だけで2時間の長丁場だったが、満足感の高い鮨ランチが楽しめた!

ご馳走様。

食べ終えて

予約困難になる前に行くべき鮨屋!「冨所(とみどころ)」(御成門)

お会計、8,000円(税込)。

追加分は1貫1,000円計算。追加すると結構値段は上がるけど、個人的には大満足だった。

ランチはリーズナブルに提供している分クレジットカードは使えず、現金のみ。これは予約殺到するのも納得出来る。

知人曰く、夜より昼の方がいいと言うから行くかは分からないが、昼酒飲むメンバーで貸切したいな。売上貢献して、もっとお店側にも儲けてもらおう!

お茶で手持ちぶたさがあったけど、十分楽しめた。

今のうち食べに行った方が良いよ〜

冨所

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