1月に訪問してから2度目の訪問となった「らんまる」です。不動前駅から徒歩10分弱の場所にあり、アクセス的には不便ですが今勢いがあり、人気沸騰中!
(鮨 りんだの姉妹店としても有名です。らんまるの前回の記事)
大将は若干25歳!落ち着いた雰囲気と圧倒的な技術力が買われ、らんまるを引っ張っていってます!
定期的に通いたいお店の一つと、大将を応援したい気持ちで今年はできる限り通おうと思っている。
この日楽しんできた料理の数々を紹介します!
相変わらずコスパ抜群!食べて散々飲んで15,000円前後なので嬉しい限り
昨年まではランチはうどんを出していたのですが、今年に入ってから寿司一本で勝負に出たそうです。
3月に行ってみると、大将が「うどんの釜も売ってしまったので、もううどんは出せません」と。一度はうどんを食べてみたかったな。
0次会の「かね将」に長居してしまったせいで、18時スタートから遅れる事5分。
店内入ってみると、常連さんらしきお客さん4人組と女性1人客と私たち2人。1日2回転(18時〜・20時半〜)になってから、割りかし当日予約でも入りやすくなってるそうです。
女性1人客も面白いな〜
数年前、食べ歩きする仲間が少なかった時、私も1人で寿司屋や焼き鳥屋に行ってたけど(笑)
しかも落ち着いた雰囲気で淡々と寿司を楽しみつつ、板前さんとの会話も上手にキャッツボールしている。この女性何者なんだ?(笑)
らんまるを堪能
日本酒好きの大将に、日本酒お任せで選んで頂き、らんまるを楽しんでいきます!
乾杯
先ずは、秋田県の山本。
飲み口爽やかで飲みやすい日本酒です。
刻みガリ!
酸味より辛味が強い味付けだけど、めちゃくちゃ辛いわけでなく、生姜の食感と香りを活かしたガリです。
ずっと食べていたくなるくらい、美味しい味付け。
握りと一品料理(前半戦)
前回と同じスタートのようです。
脂がノリノリに乗った喉黒を切り身にして、少し漬けにし炙って旨味を閉じ込める。
最初の一貫は大事なので、一番インパクトある魚を出すようにしているそうです。
油津の鮪はサッと漬けにして出してくれた。
(前回も同じか)
鮪と食べるとシャリの旨さが際立ってどちらも主役級に美味しい。前回より少しシャリが固い感じがしたけど、聞いたら変えていないので気のせいらしい(笑)
鰤(ブリ)。
厚みこそはないけど、味が濃厚で脂が溶ける。
もっと厚切りが良いとは思ったけど、口内で嫌な感じを残さない様に計算されてます。薬味の味付けも絶妙だ!
平貝!
刺身だと旨味が出ないそうで、焼くと甘味と旨味が楽しめる平貝。
ワサビ醤油で食べても良いけど、出してくれた柚子塩の方が香りも増して楽しめる。
最近人気がある、宮城県の乾坤一。
少しキリッとした尖った味があるけど、喉を通る飲みごたえはスッキリ、香りが好みです。
墨烏賊のゲソ焼。
おいおい大将、これ以上日本酒をガバガバ飲ませないでくれよ(笑)
牡蠣のオイル煮。
オイルは脂だけど、どうやって調理しているのかが謎。牡蠣の磯感(香り)と旨味を残しているけど、イタリアンみたいな仕上がりになっていて、物凄く旨い。
後2個は食べたいね!
岩手県の平目(ヒラメ)握り。
牡蠣のオイル煮で口内が濃厚な味になっているところを、一度さっぱりさせてくれる柔らかい平目。
天然らしい色合いと淡白な食感。
もう日本酒が止まらない。
続いては、新潟県の凌駕(リョウガ)。濁りだけど、味がハッキリしている日本酒だ。
握りと一品料理(後半戦)
油津の中とろ。
小さな鮪なのか、寝かしてる日数が短いのか、とてもさっぱりしている鮪です。
大トロも前回同様、炭で火入れしてから握る。
脂が少なくなって食べやすくなるから、私はそのまま食べるより火入れしてくれた方が好み!
シャリはやはり鮪との相性が1番良い。
握りが続くか?
不意打ちを食らったかの様な一品料理。
太刀魚(タチウオ)、鯖(サバ)、筍をを揚げ蟹とセリのあんかけをかけている。
蟹とセリのあんかけが全体を纏っており、それぞれの食材の味がバランスよく合わさってます。味付けも、酒飲みのツボを分かっている感じが流石な一品!
小肌握り。
脂が乗っている小肌だけど、酢でしっかり〆ているのでさっぱり。
このタイミングで墨烏賊が来るか!?
大将なりの哲学があるのか?
そこんとこは次回聞いてみよう。
日本酒は少しずつ辛口に持っていってるらしいけど、この辺りから味の違いが分からなくなってきた(笑)
白魚と梅肉の茶碗蒸し。
最近、梅系の茶碗蒸し出しているお店が多いな。
大阪湾の鯵(アジ)握り!
食べてみると、やたら脂がある。「これ養殖ですか?」と聞いてみると、
「大阪湾の養殖場の底に泳いている鯵なので、養殖の鯵が食べなかった餌を食べているので半養殖みたいな感じです」と。
脂が乗っているのも納得!
肉厚の赤貝握り。
歯ごたえがサクサクし食べ応えがあります。
縞鰺(シマアジ)も食感強く、白身独特の活きの良さを楽しめる。
もう少し寝かせたら柔らかくなって、脂も爽やかになるかな?
木戸泉(埼玉県)で最後にします(笑)
前回は無かった、車海老握り。
出し直前に出してくれるので、甘味が全然違います。
食べてみると、確かに甘みは強いけど固め?
少し茹ですぎたのか、未質が固くなってしまっているのでちょっと残念。次回に期待や!!
車海老に負けず劣らず、甘くて美味しかったの雲丹(ウニ)。
軍艦でもなく握りでもない、このスタイルなんだろう?
海苔も香ばしくパリッとし、雲丹がグチュっと濃厚。
最後は、煮蛤でコース料理は一通り。
前回同様、大好きなトロタク巻きを追加!!
巻物は本当にセンスが問われる気がする。
いくらおいしいネタとシャリだったとしても、分量も大事だし、巻き具合も計算しなけばならない。
らんまるの店主は、巻物に関しては抜群のセンスを持っている。トロタクの絵面見ただけでわかると思うけど、バランスが良い。ネタの方がもちろん多いし、トロと沢庵のバランスも絶妙なんです。
(絶妙加減は、食べて感じて下さい)
今度、創作巻物でもお願いしてみようかな〜
赤だしのナメコ汁でほっこり。
デザートのみかんジュース3種類を頂き、ご馳走様でした。
大満足だった〜
食べ終えて
この日の会計、2人で32,000円くらい。
これだけ食べ飲みして、1人15,000円強は素晴らしい限り。来月の予約もしたし、定期的に通っていこうと思います!
少しずつ食材の変化で季節を楽しむんも面白いし、大将がどんどん立派になっていく姿も見たいので通います(笑)
コメントを書く