酒場巡りをしていた5年前に行きたいと思っていたお店が「山城屋酒場」。なかなかの僻地にありながら、創業100年以上の超老舗でもある。
食べログ情報によると、江東区深川で門内にて創業と書いてある。1953年に今の場所、つまり江東区南砂1丁目に移転して、今があるといった歴史らしい。詳しいことは分からないけど、とにかく昔からある酒場の一つ。
色落ちした店名の文字や錆びたシャッターに色褪せた看板、車でよく通る度気になっていて、ようやく足を運んでみた。
老舗ならではの雰囲気で、シンプルな料理と飲み物を堪能してきたので紹介しよう。
なお、あくまでも主観で書いているので、ご了承下さい。
江東区の僻地「山城屋酒場」へ初訪問
江東区南砂1丁目、最寄駅は「西大島駅」、「住吉駅」、「東陽町駅」、全て徒歩15分強の距離に位置する。都営新宿線で住吉駅から歩こうかとお考えたのだが、バスの方が歩く距離も少なく良さそう。
ただ、お店の前までは行かないので、最寄のバス停から歩いて5分くらい。
行くまでにハードルに高いお店なのは間違いない。
16時オープンなので、間に合うようにバスに乗った。葛西橋行き、だった気がする。
北砂1丁目あたりで降りて、アリオを突っ切って到着。少し早く着きすぎたので、暖簾は出ていない。
ちなみに、友人と待ち合わせしているのだが、その友人もまだ来ておらず、聞くところによると、南千住の名店「丸千葉」で一杯やってから、向かっているとの事。
とりあえず開店までしばし待ちましょう。隣のセブンイレブンで立ち読みしたり、最近のカップ麺はどことコラボしているのか確認したりして時間を潰し、16時になったので外へ出ると、ちょうど友人が到着。
合流して暖簾が出たタイミングで入店。
(お邪魔します・・・)
メニュー表はこんな感じ。何がおすすめとか無さそうだけど、なんでもあるといった感じでしょう。
飲み物に刺身、焼き物、サラダ、揚げ物、ご飯物。食事だけ楽しみに来る人も居そうな感じですね。
喫煙可能なお店なので、その辺がちょっとネックですが、ギリギリまで楽しみます。
山城屋酒場を堪能する
とりあえず瓶ビール。
歩いた分だけ爽快感が漲る(みなぎる)。
マカロニサラダ。
マヨネーズたっぷりで美味しくないわけがない、男子が好きなサラダ。
蛸もシンプルで好きなんですよね。
歳を重ねてから、タコが美味しいというか、ずっと食べ続けていられる最高の魚介類だと感じました。
ちなみに、真蛸の頭の方が大好きです。
しめ鯖は、真空パックされているノルウェー産のもの。
スーパーでも売ってるから、ここで食べる必要はないかなっと。
黒ホッピーセット。
こだわった焼酎がなかったから、無難に攻めます。
スタミナ納豆。
鮪、蛸、イカ、山芋、ネギ、海苔を混ぜ混ぜ。
つまみというより、ご飯にぶっかけて味噌汁と一緒に朝食で頂きたい。
茄子の揚げ出し。
シンプルな料理を出来立て熱々で頂けるのが、改めて嬉しい。
例えば、茄子の揚げ出し一つとっても家で作ると油を使って出汁を作ってと面倒。洗い物も増えるし、熱々を食べるとなると立ったまま忙しくなく口に運ばなければならない。
ゆっくり座ってお酒と茄子の揚げ出しを食べて、幸せだなっと思えることが、幸せだなっと感じました。
ハムステーキを食べ終えて、ご馳走様。
ホッピーセットの中は1度お代わりして、次のお店に行こうと、お店を後にしました。
食べ終えて
様々な酒場巡りをしてきたけど、かなりシンプルでお客さんも静かに飲んでいる人が多く、居心地が良かった。喫煙をする人が隣に来たら、もっと違う捉え方になっただろうし、常連同士でワイワイ騒いでいたら、そそくさとお店を後にしていた事でしょう。
ただ、近所にあれば通うかと言われたら、また微妙になる。安く飲めて、そこそこ温かい料理が楽しめるのは良いけど、それ以上は無い。それ以上というのは、経験値が上がらないという意味。お金を使う以上、一流の物を食べたり、こだわりのある空間に触れたりする方が、まぁ面白さはある。そうすると、お高いお店になってしまうから、またそれも難しい。
価値観は人それぞれだから、個々の判断になるけど、安いお店は、安いから行っているに過ぎない。美味しいお店はたくさんあるし、もっと楽しめる雰囲気の場所もある。結局は値段で判断している人が大半というのが世の中の現実、と私は思っています。
身銭を切って、たくさん失敗すると、色々見えてくる世界もある。そうして、サービス業に対しても価値観も変わってくるのかなっと、感じました。
何を言っているのか意味不明ですが、書きたいことを書いているだけなので、気にしないで下さい。
投稿が少なくなっていますが、食べ歩きコンシェルジュを今後もよろしくお願いします。
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