アフリカ料理を食べたことがある日本人は少ないでしょう。そもそも、アフリカの定義すら理解していない人も多いはずだ。一言にアフリカといっても、50以上の独立国からなり、人口12億人以上の大陸である。なので、今回紹介する「コシャリ専門 コシャリ屋コーピー錦糸町店」の料理はアフリカ料理のごく一部にしか過ぎない。どの独立国の料理なのかも不明なのである。
ただただ、物珍しさに妻が食べてみたいというので訪れた。本場のコシャリを口にした事もなければ見た事もない。この先、一生出会うことは無いのかもしれないが、同店のコシャリは中毒性がある。特に小学生くらいの子は大好きであろう味付けになっているから子を持つ親御さんは是非足を運んで頂きたい。
味のベースは基本1種類だが、トッピングのカスタマイズが多様なので、その辺も楽しめるポイント。メニューや頂いた料理の感想を簡単に紹介しています。
同店へ足を運ぶ前に、参考にして頂けると嬉しい。
怪しいビルの2階にコシャリ専門店あり
妻と娘の3人で錦糸町にお買い物。4月から娘も保育園に入れることが決まり、色々と揃えるものも出てきた。洋服はすぐにサイズアウトするから高いものは買えないし、オムツは速攻で無くなる。ミルクも保育園で使うものと同じメーカーにして味になれるように対策も必要。
あーーー、やる事が多い。
一通り買い物が終わり、娘はベビーカーの中でスヤスヤ夢の中。まっすぐ帰るつもりだったけど、『せっかくだからご飯食べて帰ろうよ』の一言で、妻が行きたかったコシャリ屋を覗きに行く。
めちゃくちゃ怪しいビルの2階が同店。そして、まさかの3階は「シーシャ屋デグー」。コシャリ屋とシーシャ屋は系列店だったのです。2016年にコシャリ屋がオープンしているそうなので、約3年前にシーシャを吸いにきた時にはあったんだ、全然気が付かなかった。
一度上まで上がり、ベビーカーの入店可能な事を確認。エレベーターがないので、ママさん1人だと大変なので要注意。
店内はカウンターのみ、脚長の赤い丸椅子、バーのような造りになっている。お酒を嗜みながらコシャリを楽しめるという事だ。
メニュー。上でも書いたように、ベースは1種類でトマトソース味。酸味が強いわけではなく、どちらかというとケチャップみたいな甘味と旨味があるから好きな人はクセになる。まっ、簡単に言えばお子ちゃま味が好きな人がリピート率高いだろう。
トッピングや一品料理、おすすめの組み合わせも載っているから迷ったら参考にしましょう。
飲みたい気持ちをグッと堪えてメニューだけパシャリ。クラフトビールかハイボールを2杯くらい飲んでより空腹を楽しみ、コシャリを一気に書き込むのが良さそうだ。量もそこまで多くないし(妻でもペロリ完食出来る)カロリーも思いのほか高くないだろう。
食べ方はお店の人も教えてくれるし、記載がある。とにかくぶっ込んで混ぜて足りなければソースで味変を楽しむべし。
難しいことは考えず、欲望のままに突き進め。
スパイシーチキンコシャリ ハラペーニョ
学校の給食に使われているようなアルミ製のお皿に盛り付けれたものが出てくる。
ご飯とマカロニとヒヨコ豆とレンズ豆をミックスしたものにトッピングのチキンが盛られたお皿が左、右上がトマトベースのソース、右下が追加したハラペーニョ。
トマトソースを掛けて、
全体を混ぜ混ぜ。良くかき混ぜるようご指示があったので、入念に混ぜてから頂きます。
ふむふむ。味はケチャップをサラッとさせたようなトマトソースの旨味。フライドオニオンの食感や異なる炭水化物の固形、なんとも言えない独特な食べ心地。口内と脳内で行ったり来たりしながら何を食べているのか確認作業が忙しない。
いい意味でインパクトが無く、特別塩っぱいとか化学調味料系の旨味がある訳でもない。ホント不思議。
別で辛味ソースと酸味ソースを足りなければ投入する。味変大好きなので問答無料に入れまくる。特に辛味ソースがタバスコみたいに辛さは強くないけど、酸味が程よく合間って何度も何度も掛けては食べての繰り返し。マイルドなタバスコをバスタに駆け出すと止まらない行為と同じ。パスタ専門店の五右衛門ってあるんだけど、タバスコ1本なくなるんじゃないか?レベルで掛けまくった事もあったな。
また、ラーメン二郎を完食出来る筆者としては普通盛りでは量が足りない。特盛(+250円)にすれば良かったと後悔したものの、初めてのコシャリを楽しませて頂き満足。勉強になりました。
ご馳走様です。
食べ終えて
途中、娘が起きたので急いで完食しました。泣き出すと騒がしいし、人より声が大きいので尚更…ただ、同店の店主はとても子供慣れしているというか、全然気にしないで下さい、笑顔で接してくれて娘ともカウンター越しで遊んでいただきました。ありがとうございます。
シーシャ屋デグーのお話にもなり、『最近錦糸町もシーシャ屋増えましたね』と会話。『誰でも作れるシーシャ屋があるからこそ、小さなうちみたいなお店が成り立つんですよね』との事。確かに、飲食店も同じでサービス業は人につく。安いだけではダメだし、一過性の話題店も長続きしない。コツコツ、地道にファンを作って取り組んでいくのが長くやり続ける法則なのかもしれない。勉強になりました。
当ブログもレベルアップしながら楽しんでやっていきます。
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