名物のうずら鍋を堪能してきた!「四季の味 ふじ芳」(両国)

名物のうずら鍋を堪能してきた!「四季の味 ふじ芳」(両国)

両国にある「四季の味 ふじ芳」を、ご存知だろうか?

歴史ある鍋料理の名店は、昔から多くの食通の舌を唸らせるほどの人気なお店である。うずらを使った鍋は、ここでしか味わえない秀逸で、旅館でおもてなしをしてくれいるかのような錯覚に陥ってしまう。

なぜ、話題にならないか不思議なくらいだ。
昨今の流行り店より、実直に食材と向き合って、そこでしか味わえない料理に出会えた瞬間が、とにかく嬉しい。

ただ、しっている人はしっている。予約も早めに取っておかなければ訪れる事ができない。運よく、当日予約でいけた私はラッキーとしか言いようがない。

早速、コース料理を堪能してきたので、紹介しよう。

老舗溢れる雰囲気にほっこり

名物のうずら鍋を堪能してきた!「四季の味 ふじ芳」(両国)

上でも書いたように、当日予約でいけた。

全く調べていなかったので、当日でもいけて当然だろうと思っていたが、実際は違うようだ。1階席は常連や地元客で賑わっているし、2階の個室も満席だった。

名物のうずら鍋を堪能してきた!「四季の味 ふじ芳」(両国)

元々は、浅草橋で40年弱営業していたそうだ。4年前、両国に移転し、今に至る。

以前の場所は立退になったのか不明だが、料理の内容は変わらずにやっていると口コミにあった。

名物のうずら鍋を堪能してきた!「四季の味 ふじ芳」(両国)

2階の座敷席に案内して頂いた。

1階では物腰の低い、笑顔が素敵な店主が常連さんと楽しそうに会話している。できれば、カウンター席が嬉しかったけど、子連れなので致し方ない。。。

(子供も大丈夫なお店です)

名物のうずら鍋を堪能してきた!「四季の味 ふじ芳」(両国)

名物のうずら鍋を堪能してきた!「四季の味 ふじ芳」(両国)

メニューは、「アラカルトかコース」の2択。魚料理を中心に、いろいろと楽しめそうなラインアップ。初めては、無難にコースが良いかな?と。

3,700円・4,400円・5,200円、3つのコースは品数が変わってくるそうだ。

うずら鍋のクオリティは全て統一なので、一番安いコースを注文した後、足りなさそうだったら追加するとしましょう。

うずら鍋コース

名物のうずら鍋を堪能してきた!「四季の味 ふじ芳」(両国)

とりあえず、とりあえず・・・

いつもの通り、瓶ビールで喉を潤します。(今、緊急事態宣言で営業自粛しているそうなので、行くときは電話して確認しましょう)

名物のうずら鍋を堪能してきた!「四季の味 ふじ芳」(両国)

里芋(さといも)、筍(たけのこ)、南瓜(かぼちゃ)、絹さや、美味しいお出汁で茹でた煮物。

ばぁちゃん家を思い出す、優しい味にほっこりする。

名物のうずら鍋を堪能してきた!「四季の味 ふじ芳」(両国)

刺身4店盛り。

鮪(まぐろ)、鯖(さば)、平目(ひらめ)、鰤(ぶり)。

すげぇー鮮度がいいという訳ではないけど、注文が入ってから切りつけて、肌艶が綺麗で美しい。

名物のうずら鍋を堪能してきた!「四季の味 ふじ芳」(両国)

天ぷらもコースに付いてくる。

先付け、刺身、天ぷら、この流れ、じいちゃんが生きていた時、よく行った料理屋と一緒。

とりあえず、枝豆、刺身盛り合わせ、天ぷら盛り合わせを注文して、熱燗飲みながらいろいろ話した。

酒飲みだけど、私と違って綺麗な飲み方をする、大好きなじいちゃんだった。

名物のうずら鍋を堪能してきた!「四季の味 ふじ芳」(両国)

名物のうずら鍋を堪能してきた!「四季の味 ふじ芳」(両国)

メインの、うずら鍋。

女将さんが、丁寧に作ってくれる。沸騰したら野菜をたっぷりいれ、しばし待つ。その間、熱燗をちびちび飲んでいたので、アテが欲しくなってしまう。

何か、おつまみをっと・・・

名物のうずら鍋を堪能してきた!「四季の味 ふじ芳」(両国)

いかわた塩辛(800円)を追加注文。酒のアテには、もってこい、ドンっとこいの一品。

名物のうずら鍋を堪能してきた!「四季の味 ふじ芳」(両国)

その間に、うずら肉で作ったつくねも入れて完成。骨ごと入っているので、丁寧にコンコンと出刃包丁で叩いて作っているのでしょう。

昆布と鰹節の旨味、グルタミン酸とイノシン酸がしっかり効き、野菜や肉の甘味も加わってフュージョン。ホフホフ、冷ましながらパクパク、一心不乱に食べ進める。

イタリアンでローストしたうずらしか食べて事なかったから、なんだか新鮮だ。鶏肉のつくねとは違うようで違わないんだけど、あっさりした旨味。骨も軟骨程度の固さだったので嫌味は全くなく、ずっと噛み続けていたい。

名物のうずら鍋を堪能してきた!「四季の味 ふじ芳」(両国)

最後は、雑炊にしてくれます。

言うまでもないと思うけど、雑炊「バカウマ」。素材から滲み出て旨味成分をご飯が吸収しまくって、あっという間に完食。

すこし、ほんのすこし、もの足りないような感覚もあった。

量ではなく塩分なんだと感じた。

普段、塩っぱいものを食べすぎていると、味がしなくなると言うけれど、確かに、と感じることもできた。

素材を活かして、シンプルな料理、ご馳走様でした。

食べ終えて

少しずつ、趣向を変えていこうかと考えている。好きなお店には足を運ぶ予定だけど、食材の知識や文化を学び、インプットしアウトプットしていこうかな、っと。

食べ歩いている人は多くいるし、年間2,000軒近く全国回っている友達もいるけど、なんとなくスタンプラリーのような感じがする。いろいろ食べに行っているから『グルメ』『美食家』と、評されてしまうけど、実際は違うかなと思っている。
食事の裏側、例えば職人さんの1日を追っかけたり、食材がどのようにして作られているのか、採れたての野菜の美味しさなんてものも、体感してみたい。

その辺は、またブログで書きますので、よろしくお願いします。

 

「四季の味 ふじ芳」、また行きます!!

 

最後に、今後は読者の方々の意見を参考に食べ歩きのお店のリクエストをいただき、行きたいと考えています。行きたいけど、なかなか行けないから、行ってリポートお願いします!なんて、意見がありましたら、是非コメント残していただけたら嬉しいです。
もしくは、「Twitter」をやっているので、メッセージ頂けると幸いです。

「サウナ×飯・酒」に関しても、気になるエリアがある人、リクエストお待ちしています。よろしくお願いします!!

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