大阪ディープグルメツアー三軒目は「淡路屋直売所」さんへ行って来ました。
直売所、と聞くと新鮮な食材が多くあるイメージが強いのは私だけでしょうか?生産者から野菜や魚が直送で仕入れしているのか。友人曰く、多彩な料理の数々で面白いよ!と、前情報。
大阪周辺、しかも生野区自体土地勘が全く無い。お腹を空かせる為、電車で向かおうとすると『JR関西本線・東部市場前駅から徒歩20分』。流石にアクセスが悪いと判断したので「よあけ食堂」を出てタクシーを捕まえ向かった。
(鶴橋駅から離れるとタクシーが少なくなるので駅前で拾う事をおすすめします)
オープンの16時ちょい過ぎに到着し、お腹の許す限り堪能して来たので紹介しようと思う!
「淡路屋直売所」へ、初潜入
遠路遥々行くのだから直前で営業している事を確認してから訪問。
地元の方を中心に賑わう「淡路屋直売所」は、私みたいに東京から通うお客も少ないくないとか?多くファンが根付いているそうで、先程までお腹いっぱいだったはずが、不思議と食欲が湧いてくる。
16時過ぎ、お店に到着すると先客は1組。
強面系の、如何にも!な方々が出入口の席で盃を交わしあっている。
カウンター席が奥まで続き、ドンツキにはテーブル席もあるので4人で来ても楽しめると思う。(テーブル席は予約の方が後程来たので、もしテーブル希望の方は予約しておくのが良いでしょう)
さて、カウンター席に案内されたのは良いとして、もうこの時点で満足度が高いというか、眺めているだけでお酒が何杯でも進んでしまいそうなスペシャルシートをゲットした!
シャーケースに陳列された肴や魚、肉などの食材達は見るものを魅了するばかりだった。
ギョッと私を睨みつけるキンキさん、脂がのっていそうな鰯に、手間暇かけて茹でた蛸、新鮮で鮮度抜群であろう牛肉と鶏肉。食べる前からテンション上げ上げで困ってしまう(笑)
この日のメニューはこんな感じで揃っている。
ステーキ。ミンチカツ。ハンバーグ。テッチャン焼。セセリ焼。手羽塩。鍋。巻物。刺身。煮付、何でも揃っているのは「よあけ食堂」同様。
迷ってしまうけれど、お腹の許す限り堪能していこうと思う。
「淡路屋直売所」を堪能する
さて、何を注文しよう?
とりあえず飲み物は,,,
またまた仕切り直しの瓶ビール。
赤星とはセンス抜群!(人気の酒場で某社を扱っている所は少ない)
目の前にあった牛すじどて煮。
甘目の味噌と酸味と辛味のあるキムチの相性が良く、箸もビールも進む味わい。
食べてみたかった煮込みハンバーグ。
友人も食べていて、気になっていたのだが、、、
かなり柔らかめのハンバーグ。ジュワッと肉汁が多いわけでもなく、フワッとやんわりした優しい。デミグラスソースのコクと甘味は千切りキャベツを付けながらご飯一杯は余裕で完食出来る。
完全に主観になってしまう事だが、肉肉しく、荒々しい、噛み応え十分のハンバーグの方が好み。
二杯目はハイボール。
鶏の部位好きランキングトップ3に入るセセリ焼も頂く事にした。
シンプルに塩胡椒、セセリの旨味を存分に楽しめる美味しさでハイボールとの相性も抜群!
もう一杯ハイボールをお代わりし、そろそろお腹いっぱいになって来たので、最後何を食べようか‥‥。
うな胡巻き!
中心に揃った具とシャリのバランスは寿司屋顔負けの腕前。酢飯、海苔、鰻の香りと胡瓜の食感、卵焼きの甘味、三位一体となっている。諭吉何枚も飛ぶようなお店で食べたら普通、と感じてしまいそうだが、酒場で食べるからより一層美味しく感じるのでしょう!
鉄火巻きも気になるけど、流石にすみません。
ご馳走様でした!!
食べ終えて
大阪の酒場と普段私が行くような酒場(都内の)、何が違うのか。今の所、メニュー数や雰囲気、後鰻の有無くらいしか分からないが、土地土地で築き上げて来た、歩んで来た歴史の違いが絶対的にある。
酒場の歴史、という本を読んだ事があるが江戸時代から『酒場』みたいな風習はあったそうで、当初は数名で楽しむ物だった。次第に食の発展と共に大衆で楽しむようになり、戦後闇市によって個性が分かれていったのでしょう。
高級店へ行くのも良いし、好みではあるが、私は大衆的でリーズナブルなお店を食べ歩く方が好きだなっと改めて実感した。アクセスは悪いけれど、「淡路屋直売所」酒場好きなら一度は脚を運んでもらいたい。タイミングあれば、再訪問したいと思っている。
さて、四軒目はどこへ行くのやら・・・(笑)
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