かれこれ何度目の訪問だろうか。数年前までは町寿司を食べに行く概念が全く無く、今流行りの鮨屋に行きたくて行きたくて沢山回ってきた。
所謂(いわゆる)映え系のお店だったり、超予約困難店の鮨屋さん。人脈無い中でも仲良くして頂いた方には全力で接し、タイミング合えば誘ってもらえるようアウトプットしまくった。
そんなこんなで、人気店と言われる店には結構行ったものだ。数千軒ある鮨屋に対しての割合的には少ないが、次々に店は出来ては無くなっての繰り返しで食べる側は追い付かない。新型コロナ騒ぎである程度淘汰されると思うけど、人生三回繰り返さないと回りきれないでしょう。
一周回って、私はシンプルな料理が好きという事が分かった。高級食材をふんだんに使用するわけでも無く、食材を丁寧な仕事で施し、愛情のこもった料理である。鮨も鮑に雲丹を合わせたり、烏賊にキャビアをのせたりと鮮魚の命への有難みが薄れている職人も多く見受けられる。
良い食材をシンプルに。普段家でも食べられそうな料理を極上の物・腕によって提供しているようなお店が好きなんだなぁって最近分かった。
と、話は逸れてしまいましたが町寿司の中でも凄くリーズナブルで大将も女将さんも優しくアットホームな「寿司富」へ友人と行ってきたので紹介します!
「寿司富」の3,100円コース
いつも席に着いて大将が、「いつものコースでいいですか?」と聞いてくれる。
3,100円なのか3,500円なのか、どちらか毎回分からなかったが、多分3,100円であろう。値段設定を高くすれば高級なネタや種類も多く出てくれるそうだが、毎回3,000円台のコースで大満足している。
乾杯は瓶ビール!
小鉢は数の子の松前漬け。
そして、大好きなポテトサラダ!
旨さの秘密はたっぷり入った蟹らしい。とびっ子のツブツブ程良い塩気で滑らかで美味し過ぎる!
レシピ売れると思うんだけどなぁ(笑)
お造りは切っただけのシンプルな感じだけど、どのネタも新鮮で食感が楽しめる。
鮪もインドを扱わずバチ鮪がいいね!
苦味を楽しむシラス。
ミョウバン強めの雲丹は食べて安いのが分かる。
まっ、値段的にも雲丹が出てくるだけ贅沢ですね!
炙りたらこ。
この日は控えめの半分サイズ!
一品料理は毎回変わらず、同じものが出てくるね。
銀ダラ西京焼き。
握り寿司!
バチの大トロもさっぱりしていて好きだな。
焼酎ボトルを飲んでいた私達にお新香のサービス(?)
追加のトロタク巻きと山牛蒡細巻きでボトルを飲み切る!
最後、お椀を頂きご馳走様。
見た目パッとしない寿司かもしれないけど、一番良いのはシャリなんです。町寿司って、シャリがはけなくて温め直して使うお店がったり、あまり気にかけていないところが多い中、いつ行っても適温でほのかに甘みもあって好きなんだよね。
ランチの丼は近所にサラリーマンに人気らしいけど、お酒飲みながら夜楽しむのが良いと思う!
また行きまーーす。
(このまま大人しく帰る私達では無く、もう一軒・・・)
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