神保町へ二軒食べ歩きして来た。
一発目は老舗蕎麦屋「松翁(まつおう)」へ行く事にした。某有名な方々SNSに投稿していたのをきっかけに行きたいリストに登録していたお店。
蕎麦屋飲みを楽しもうと思い始めていた今日この頃。
蕎麦屋のおつまみって家庭的なんだけど出汁が美味しくてほっこりする味なんだよね〜、と教えて頂いた事がある。
当時若かった私は蕎麦屋で飲む気にもならず、好きなジャンルだけに絞り食べ歩いていた。昼ご飯蕎麦を食べることがあっても、食べる度に「ラーメンみたいに腹一杯にならないし値段も高いな〜」と感じた。
前置きはこのくらいにして、行って来たので紹介しよう。
神保町にある「松翁(まつおう)」で食べ飲みして来た
神保町駅。
何度も降り立っているが未だに出口の正解が分からない。
お店の位置を確認して何番出口からの方が近いと分かっていても階段降ったりするのが億劫で一番近い出口へ行く。
結果、地下でウロウロ歩き回るより地上に出て向かった方が分かりやすい時が多い。
(駅にもよるけどね)
駅から歩いて10分程、目的地の「松翁」に到着。
昔ながらの蕎麦屋。バイクが止めてあり、仕入れ用のキャノピーもある。
予約は当日電話で取った。
困難店でもなければ、予約なしでもフラット行ける蕎麦屋。地元の方や周辺の年配サラリーマンに愛されながら歴史を刻んでいるんだろうな〜
それでは、お邪魔します。
(ガラガラガラ)
先客は1人。
新聞読みながら日本酒を嗜んでいる様子。
出迎えてくれたのは女将さんであろう方。(間違っていたらすみません)
予約名を伝え席に案内させる。
通常メニュー。
一品料理に蕎麦が数種類。
しかし、料理の種類半端無く多かった!
豊洲から仕入れているであろう新鮮な鮮魚の数々に地鶏の塩焼き、活穴子の白焼きなど魅力的なメニューが並ぶ。
蕎麦屋というより居酒屋的な感じなのかな?
日本酒にも力を入れている。
店内にも壁一面に貼ってある日本酒メニューは紙に載ってない銘柄もあるのでチェックしておこう!
さて、何を注文しようかな。
「松翁」を堪能する
乾杯は瓶ビール。
とりあえずビール下さい的な感じで注文。
お通しはさつま芋と子持ちヤリイカ。
なんとも乙な料理にホッコリ。
自家製浅蜊佃煮。
自家製の言葉に弱い私。しかも蕎麦屋らしい一品の浅蜊佃煮の文字を発見したら注文しないわけにはいかない!
強めの塩っぱさがクセになり日本酒が欲しくなる。
すかさず日本酒を注文。合わないわけがないよね〜
銀杏。
銀杏はどこのお店で食べても美味しく感じる!
味は全国大体同じらしく、違いは大きさ。九州の方が粒が大きく人気があるらしい。
(以前、某鮨屋で聞いた情報)
しばし日本酒と料理を楽しみながらゆっくり過ごす。先客の方は日本酒を飲むペースが早く次々に注文していた。
本を読みながら日本酒を嗜む、空間を楽しんでいる様子が落ち着いていてカッコいい。いつか私も小説読みながらお酒を楽しむ時が来るのかな(笑)?
と、蕎麦屋なので最後に蕎麦を頂く。
合いもり(田舎蕎麦と並蕎麦)
蕎麦粉はどちらも茨城県産常陸秋そばを使っている。工程で多少違いがあり、色を濃くしたりしている。
コシが強い小麦100%の蕎麦と違って、短く繊細で香りが素晴らしい。
汁に半分付けて食べるのが良いが、ここまで香りが強いと山葵と塩で食べるのも美味しそうだな。
蕎麦について詳しくも無ければ食べ慣れていないので多くは語れない。が、年配の方には人気があると思われる合いもりだった!!
牡蠣そばも気になったので注文してみる。
蕎麦は田舎蕎麦を使っている。
暖かい汁に浸っているので粘り気が出て全く違う麺だと思い聞いたら、女将さんが同じだよ!と。
女将さんがもう少し愛嬌あって接客上手だったら嬉しいのにな〜と、ずっと思っていた(笑)
(同意見の人いるかな?)
肝心の味は牡蠣そばなんだけどそれぞれが孤立しているというかバランスが悪いような・・・
牡蠣の旨味も抜けてしまっているし出汁の味も薄い。
前食べた「一東庵(東十条)」の牡蠣そばが物凄く美味しくて比べるのは悪いかもしれないが、次元が違った(涙)
そば湯を飲んでご馳走様。
軽く食べ飲みしたつもりが結構苦しい。さて、二軒目に移動しまーす!
食べ終えて
蕎麦屋飲み、良い面もあれば物足りない部分もある。
少量でこだわりの強い一品料理と日本酒を嗜むにはちょうど良いかもしれないが、私みたいに大酒呑みはいつも通り飲んでいたら会計がエライことになりそうだ(笑)
美味しければお酒が進むのは当たり前なので仕方ないが、これから少しずつ蕎麦屋飲みを勉強していこう。
オススメの蕎麦居酒屋ありましたら是非教えて下さい!
よろしくお願いします。
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