焼鳥食べ歩き連チャンになってしまったが、美味しいお店なら問題なし。
奥沢にある「焼鳥 うの」、ご存知だろうか?某有名店で修行した店主が開いたお店なのだが、おまかせコースが当たり前になって来た今アラカルトで好きなものを好きなだけ楽しめるスタイルなので個人的には重宝していた。
横浜方面に住んでいた当時は何度か利用させて頂いたが、都内に引っ越してから一度も行っていなかった。一年に一〜二度ほど合う後輩君から連絡を頂き、「美味しい焼鳥が食べたいからご飯行こう!」との事で「焼鳥 うの」へ行く事にした。
(過去食べに行った時の様子は「こちら」)
久しぶりなので楽しみ!早速紹介しよう。
予約必須!一日二回転の「焼鳥 うの」
相変わらず人気店は予約困難になりつつある。
数年前、初めて「焼鳥 うの」へ行った際、当日予約ではあったが何度も振られ続けたのを今でも覚えている。挑戦する事5回程、当日予約で早い時間(17時半)の席だったら空いていると言う事で祈願の初訪問を果たしたのが最初。
今回の予約は2週間前電話で取った。日程は決まっていたので空いている時間を聞いてみると、「17時半〜20時までの席でしたら大丈夫」との事。一日空けているので早い時間の方が個人的にも有難い。
一番の最寄駅は「奥沢」駅。前は自由が丘駅から歩いて行っていたのが懐かしい。ここで食べ飲みした後はお決まりのシーシャコースなので自由が丘まで歩くけどね。
まだここの鮨屋行ってなかった。
確か鮪のこだわりは日本一とか言われている。価格もそれなりに高いらしいが、鮪好きなら一度は行った方が良いとか?鮪、、、あまり好みではなく、青魚や貝類の方が好み(笑)。鮪なら赤身やトロタク巻きが好きだな。
歩く事5分弱、着いた。後輩君は既にお店に前に居て待っていた。
久しぶりなので会話も弾むとは思うが、しっかり料理も堪能したいと思う。では、お邪魔しましょう。
「焼鳥 うの」をとことん堪能する
乾杯は生ビール。
お通しは野菜のピクルス。トマトやカボチャ、キノコのピクルスは酸味が程良く味付けも絶妙で旨い!
箸休めの大根おろし。
2種類の小鉢は焼鳥屋の定番。ここの大根おろしは鬼おろしとは正反対の水っぽさを残したスタイル。苦みは全くなく良い水分だけが抽出されている。
出汁醤油をたっぷりかけて食べた方が味のメリハリがあり良い。
鶏胸肉のたたき。
焼鳥だけ攻めようと思っていたが、後輩君が食べたいとの事で注文。大きな一枚の胸肉を炭火で皮目はしっかり焼き中はレアな状態に仕上げる。味付けはポン酢や塩と少し胡椒(?)とシンプルながら素材の旨さが楽しめる!
一品料理も食べたい!とい方にはオススメ。
かしわ。
アラカルトで注文したのだが、かしわが1本目に出てくるのは嬉しい。鶏の旨みを楽しむにはかしわが一番分かりやすい。
弾力は弱めの食感に噛めば噛むほどに旨みが広がる肉汁、そして甘めのサッパリしたタレがまた良い。
かしわがあればねぎまは注文しなくても良かったような気がする。(後輩君が食べたいと言っていたので、同じの2本ずつ的な感じで注文した)
ネギのサイズも小さめで肉とのバランスが取れている。
生ビールを飲んでいたが、スパークリングが飲みたくなってしまい前日同様ボトルで注文する。
シャンパン下さい!と、言える日が来ると良いな(笑)
つくね。
大好きな食道!
「焼鳥 うの」で必ず食べて欲しいのが食道とハツモトの2種類。この日は数量限定というか、ほぼ数は無く一本ずつしか楽しめなかった。何が旨いかって、とにかく食べた瞬間の食感と旨み!焼鳥食べ慣れている方なら分かると思うが、とにかく旨い。
こちらがハツモト。
食道同様に身に詰まっている旨みが別格のような気がする。他の焼鳥は普通よりちょい美味しいくらいな感じだが、この2種類だけは他店と比べてもズバ抜けている旨さ!
2本ずつ食べたいけど仕方ない。
半熟具合がものを言わすうずら串。
タレとも良く合う。
手羽先は上品な脂がたっぷり楽しめ、とてもジューシーだ。骨の身離れも良く丁寧な仕事も分かりやすい。
クリームチーズ西京漬け。
後輩君は食べたこと無いらしく、酒飲みなら知っておきなさい!といった感じで注文し食べさせると、、、
「めっちゃ旨いんだけど!!!」と感動(笑)
間違いなく日本酒ラバーになるな。
ハツモトは無いけど、ハツはある。脂もしっかり付いているハツはプリップリ!
程良い獣感の香りもあり、そこがまた良い。
厚揚げはインパクト少ないな。
自家製なのかな?昨日食べた厚揚げの方が自家製感あったり、中がクリーミーで滑らかだった。
ひざ軟骨。
中にひざ軟骨が入っているが軟骨を覆う肉のボリュームが凄い!店によって捌き方が多種多様なので部位一つ取っても食感が全く違う。
かしわに軟骨を埋め込んだ様な味と食感が楽しめる、唯一無二ひざ軟骨!
ピッチが早くなり、白ワインボトルを入れる。
ほぼ私が飲んでいるが、ちゃんと帰れるか心配になってきた(笑)
肌年齢10代と言いたくなる様なレバは艶が素晴らしい。見た目とは裏腹に、食べると熟している様な濃厚な旨みを楽しめ鼻から抜ける香りも強い。
若作りしている熟女とでも言えば良いだろうか?それとも若いのに中身が立派な女性の方が表現は合っているのか?
どちらかと言えば前者かな。
銀杏。
はらみを最後頂き焼鳥は終了。
ワインボトルを入れてしまったので空けないと帰れない。積もる話もあるので会話しながらしばし楽しむ。かれこれ10年近い付き合いになるが、お互いに変わらない。親が故郷に帰ってしまったので今は彼一人暮らし。22歳の時、私は実家に居て甘えて生きていたな〜と振り返りながら感心する。
さて、最後〆でも食べて出るか!と、大好きな親子丼を注文すると「すみません。今親子丼やっていないです」と。
えぇーー!!マジっすか(涙)
ここで親子丼を食べるのが楽しみだったのに無いとは残念。
従業員の1人が辞めてしまったそうで、増え次第再開すると。何でも親子丼を作る時は1人が付きっきりで見ていないといけないらしい。
仕方ないので、にゅうめんとそぼろ丼を〆に頂きご馳走様でした。
親子丼を食べる頭でいたので物足りなさを感じてしまうが、相変わらず美味しかった。人気があるのも納得だった。
食べ終えて
お会計、2人で23,000円強。
ワイン二本空けて料理もたくさん食べて大満足。焼鳥のクオリティは安定しているし、初めて食べた一品料理もレベル高かった。大好きな食道とハツモトも他店とは比べ物にならない程に美味しく楽しめた。
(親子丼が食べられれば完璧だった)
お店は2回転して次から次へとお客さんが来ている。中には予約無しで来てしまい泣く泣く帰っている方も多かったので行く際は予約しておきましょう。
今の家からは遠くなったが定期的に通いたいと思える「焼鳥 うの」。是非行ってみて下さーい!
さて、移動してシーシャでも吸いに行こうか〜
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