表参道にある「L`AS(ラス)」へ行ってきた。
数ヶ月前、立呑み とだか(五反田)で飲み会を誘って頂いた時、隣席になった美女二人組と会話が弾み、「フレンチだったらどこかオススメないですか?」と聞かれた。
フレンチの経験値はかなり低くて、正直何店舗も紹介出来なかったから、行きたいフレンチのお店を教えた。
(実際に行った事がないから、自信持ってオススメは出来ませんよ!と一言加えて(笑))
それから数日後、美女二人組の1人からメッセージが来た。
「教えて頂いた、L`AS(ラス)へご一緒にいかがですか?」と。
行ってみたかったから是非とも行きましょうと二つ返事した。
ん?ちょっと待てよ。
これはデートもお誘いなのか?2人でフレンチに行くのか??
確かに最近デートに誘われた事もなければ、誘った事もない。一度会っているけど、2時間ほど食事をしただけで、大して相手の事も知らない。
変に勘ぐっていたら、またメッセージが来て、
「あっ、ちなみにこの前一緒だった◯◯さんと、◯◯さんの旦那様も来ます」だって(笑)
(◯◯さんは、美女二人組のもう1人の方です)
そんな勘違いと、勝手にテンションが上がり恥ずかしいけど、とりあえず4人で堪能してきたので紹介します!
予約必須!表参道でフレンチをリーズナブルに楽しめる「L`AS(ラス)」へ行って来た
予約は誘って頂いた美女がしておいてくれた。
何度か「L`AS(ラス)」へ行こうと、当日予約をしようとしたんだけど、満席続きで行けなかった。
この日の予約は約1ヶ月前に取ってくれた。
案の定、当日行ってみるとカップルやマダムたちで満席だったので、予約は必須でしょう!
この辺りの土地勘がなく、グーグルマップ頼りで到着した。
いかにも、『表参道』らしい店構え。絶対ここ高いでしょ?と思うような雰囲気があるけど、おまかせコースが5,400円で楽しめる。
さらにペアリングのコース(プラス5,400円)もあるので、追加しなければ10,800円でフレンチが堪能出来る。
立地と味や雰囲気、トータルで考えるとコスパは抜群だろう。
人気があるのも納得出来た。
ペアリングコースを堪能する
生ビール
1人遅れているので、ペアリングとは別に生ビールで飲んで待っている事にする。
ヒューガルデン、久しぶりに飲んだけど甘みが強いけど、味が濃くて風味もあり美味い。
グリーンピースのワンショット
皆揃ったところで、コースがスタート。
最初は温かいスープなんだけど、飲んでいくと冷たくなる不思議な味。
二層になっているのか?この調理法を何て言うのだろう??
LASスペシャリテ
2品目で、スペシャリテが出てきた。
フォアグラのクリスピーサンドオレンジ味。
カリカリのクリスピーにホワグラの濃厚な甘みと塩気がいい塩梅。
もっと食べたい!!
新玉ねぎの蒸し焼き
長崎県産の新玉ねぎに、フランス産12ヶ月熟成コンテチーズをたっぷり一品。
塩とチーズの味の味付けなので、新玉ねぎの甘みがダイレクトに楽しめる。
ホワイトアスパラガスのパイ包み焼き
葉巻ケースみたいな箱に入って運ばれて来た。
ホワイトアスパラガスのパイ包み焼き。
マスタードやイギリス・マルドンの塩を付けて食べる。
手で持ってそのまま食べてくださいとの事だったので、指示通り食べるとホワイトアスパラが噛み切れなくてパイから出てきてしまった(笑)
この食べ方合っているのか?何度食べようとしても出てきちゃうので、ナイフとフォークを使って食べました。
鰆のポワレ
千葉県産の鰆を使ったポワレ。
刺身で食べられる位新鮮な鰆を使っているそうです。備え付けの菜の花の蒸し焼きや兵庫県産ホタルイカに、そのホタルイカを使った赤ワインソースがかかった一品。
鰆は皮目がしっかり焼かれて香ばしく、身はふっくら。個人的には、ホタルイカのソースが最高に美味しく、味の印象が強い。ホタルイカの肝が味の決め手かな?
寿司屋で食べられる食材の調理法一つでフレンチになるんだね。
牛タンのポトフ仕立て
牛タンのポトフ仕立て。
バジル風味でカブとパセリオイルでかかった一品。
味のインパクトこそ少ないけれど、それぞれの食材がハッキリ分かり、シンプルに楽しめる。
マスカルポーネチーズとメイプルシロップ(コース外)
コース外。
途中で従業員さんがオススメしてきた別メニュー。
追加取っていく感じは関西方面のお店が多かった印象だ。
賛否両論あるとは思うけど、追加メニューを出してくれるなら最初から価格も上げて設定しておいて欲しい。日本人の弱点(?)をついていて、断れない感じになるから嫌なんだよね。
福岡のマスカルポーネチーズにフランス産のメイプルシロップがかかり、どちらも濃厚で味の主張が強い。
確かにワインとはよく合うし、この日食べた料理の中では好みの方だったので食べておいて良かった(笑)
お口直しの小さなデザート
赤ワインの味をしたドライフルーツ。
口内がさっぱりした。
リンゴ飴
リンゴ飴。
ここまで芸術的なリンゴ飴見た事ない。想像していたのは、お祭りで売っている割り箸に刺さったリンゴ飴だった(笑)
スライスされた物とぶつ切りのリンゴ、シナモンアイスにホワイトチョコレートやキャラメルなど色々な味が一皿になった。
甘いのが苦手な私でも食べられるし、むしろ美味しいので余裕で完食。
ハーブティー
最後にオリジナルのハーブティーが出てくる。
オリジナルというか、味が複雑すぎてよく分からなかった。
シンプルに1種類のハーブティーの方がいいような気がする。飲んだ事ある皆さん、どう思いましたか?
私たちは満場一致で、「味がよく分からないから、シンプルが良い」との意見でした(笑)
ご馳走様でした!
ペアリングのワインの数々
シャルドネのスパークリングワインからスタート!
なんと日本酒も出てきた!
なかなかセンスあるペアリングだった。
ただ、全体的に香りが強いワインが多く、途中途中で「これ本当にペアリングになっているか?」と思ったのも正直。
ペアリングって、言葉では魅力的かもしれないけど、食の好みと同じで、ワインや日本酒にも好みがあるので難しい。
ワイン初心者の私には嬉しいけど、ワインの知識が付いてきたり好みがハッキリしたらアラカルトで注文できるお店を選ぶようになりそうだ(笑)
1杯の量が少なく大酒呑みの私には全然足りなかった。
食べ終えて
追加や乾杯のビールも飲んだので、1人12,000円強くらいだった。
雰囲気やサービズ、高級過ぎずカジュアル過ぎない、知っておくと便利なお店だと思います。
フレンチ経験値が低いので上げていきたいけど、やっぱ好きな寿司や焼鳥に行きたいくなるよね。
まー、また誘われたらフレンチは行こうと思う。
帰ってから飲み直したのは言うまでもありません、、、(笑)
コメントを書く