田原町にある「浅草 ひら山」良かったよ。友人の一言から始まり早速ググってみた。
食べログ情報によると2021年11月オープン、約2年前に店を構えたばかりの新参店だった。飲食店は3年続けば凄いと言われいる時代、なので食べに行って紹介しても、数ヶ月後には閉店していたなんて事も少なくない。グルメ記事を書いてpvを気にする人なら尚更無駄足を無駄金になってしまうだろう。
(筆者も数年前まではそのような感覚でした)
今も新店舗には足を運ばないけど、思想は全く違う。若い子たちがお店を持てる時代になり、いろいろな意味で懸念している。懸念内容はまだ別の機会に書くとして、なので確かな情報と事前調査で良しとならない限り新しいお店に足を運ぶことはない。
友人の情報と自分自身の確信に迫り、「浅草 ひら山」でランチを堪能してきた。
メニューや頂いた料理、個人的な感想も含め紹介していこう。あくまでも主観で書いているのでご了承下さい。
予約必須の人気店
妻と久しぶりの食事。事前予約していたので、予約時間に合わせて向かった。
最寄駅は「田原町」「浅草」なのだが、アクセスの関係で「蔵前」駅から歩いた。真夏の炎天下や土砂降りじゃない限り、浅草周辺で飲み食いする時は大体「蔵前」駅を利用する。
平日12時に予約していたので、待たずに入店。
週末は外で並んでいる光景を目にしたことがあるので、予約必須でしょう。
カウンターが5席ほど、テーブルが10席、おひとり様がゆっくり食事出来る空間になっている。
早速メニューを手に取り、何があるのかな?
一品料理は、玉子焼きは必食でしょ。蕎麦屋といえば、つい注文したくなる料理ですね。
天ぷら各種。
ちなみに、同店の看板は蕎麦と天ぷらの二刀流。蕎麦だけ食べに来る人もいれば、天ぷらつまみに楽しみ、最後の蕎麦を啜る人も多くいる。天ぷらの値段が少々値が張るが、天ぷら専門店顔負けなので是非食べて下さい。
冷たい蕎麦。
最初に書いておくと、木の実つゆが最高に美味い。妻が注文したのだが、一口もらったら美味しすぎて無理矢理交換しました。濃度が高い汁なので、蕎麦にたっぷり付けるとすぐに無くなってしまうのが残念ではある。
けど、本当に美味いので食べて欲しい。
温かい蕎麦。
飲み物メニューは上記しか記載がなかった。
麦焼酎炭酸割を飲みたいのだが、、、聞いてみると、あったので一安心。
メニューに無いものが潜んでいるかもしれないので、お店の方に聞いてみましょう。
さて、色々食べていきます。
「浅草 ひら山」を堪能
麦焼酎炭酸割、妻は日本酒を久しぶりに飲みたいと磯自慢で乾杯。
昼間から飲むお酒は全身に染み渡り気持ち良い。
玉子焼き。
これといった特徴は無く、見た目通りというか想像していたお出汁の味。
大根おろし、醤油で熱々の玉子焼きを頂ける幸福感。普通で最高。
注文した天ぷらも店主が自ら揚げて出来上がっていきます。
アスパラ。
水茄子。
水分量が多い方が天ぷらにすると、素材旨みが増す。
よく言うのが、天ぷらは揚げるのではなく、蒸すと。天ぷら粉や衣でコーティングし、高温の油の中で蒸すらしい。
だから水分量が多い食材の方が甘味も強くなり、余計に美味しい。
根曲がり筍。
ホクホクさくさく、食感のコントラストが病みつき。塩で頂くのが好きだな。
ヤングコーン。
ヤングコーンって、ヒゲが一番おいしくない?しかも天ぷらにしてもらうと、余計にそう感じる。
季節物だから通年はないけど、あれば食べて欲しい。
鱚(きす)。
んー、魚自体のポテンシャルが低い気がする。
穴子自体もそうだけど、値段的にもそれなりなのかな?
昨今、魚全体高騰しているし、いい食材は高級店や海外に流れてしまう。鱚も穴子もダメとかじゃないんだけど、いい食材の味を脳が覚えてしまっているから仕方ない。
麦焼酎炭酸割を何杯か飲み、天ぷらと一緒に楽しみ最後は蕎麦。
せいろを注文。
追加のせいろ(700円)で産地の異なる蕎麦を楽しみ事もできます。
そして、上で書いた通り、木の実つゆで是非堪能して下さい。汁も蕎麦もあっという間に無くなります。
ご馳走様でした。
食べ終えて
お会計、2人で15,000円くらい。
昼間から贅沢な食事を楽しませて頂きました。思想のある料理を楽しむと、そのお店の特色が体感できて勉強になる。比較的若い店主でしたが(と言っても自分と同じくらいかな)、実直に料理に向き合う姿勢も素晴らしかったです。
総合的にみて、再訪問するかしないかは微妙なところですが、木の実汁の蕎麦はまた食べたい。昼時、たまたま通りかかり空いていたら食べに行くと思います。そしたら、また紹介しますのでよろしく。
蕎麦と天ぷらが楽しめる「浅草 ひら山」の紹介でした。
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