「蔵前いせや」で名物のかき揚げ天重を食べてきた。
”いせや”と聞いて、浅草界隈ではとても有名な天丼屋である。本家は土手の伊勢谷であり、休日ともなると20人以上も行列は当たり前。私も食べ歩きをした当初、食べに行こうと意気揚々でお店まで向かったけど、さすがに並び過ぎていたので断念。
あれから一度も行くことなく、今に至る。。。
本家に行けなくても、系列店(本家出身店)が台東区にたくさんあり、行列していないので行きやすい。「蔵前いせや」は週末の昼間は混んでいる様子が見受けられたものの、平日は並んでない。しかも、夜となると空いているので並ぶのが嫌な人にはおすすめ。
ということで、仕事が終わったとある日の夕飯で訪問してきたので紹介します。
なお、あくまでも個人的な主観で書いているのでご了承ください。
「蔵前いせや」へ、初訪問
実は前日食べに行こうと考えた。
仕事が終わり、妻と息子が帰省しているので1人の晩御飯。帰ってもすることないし、ご飯食べて帰ろう!と、お店の前を車で通り営業していることを確認。近くの路上パーキングに車を止めに向かったら、全然空いていない。
車を走らせながら路上パーキングを探していると、同じ通りに肉のハナ◯サを発見。
1人だし、なんかつまみ買って晩酌にしよう、と心変わり。そんなこんなで、翌日もたまたま蔵前あたりで仕事が終わったので、食べに行くことにした。
- 天丼 1,100円
- 中天重 1,700円
- 上天重 2,200円
- 特上天重 2,600円
- かき揚げ天重 1,400円
- 上かき揚げ天重 1,600円
- えび穴子丼 1,700円
- 魚天丼 1,700円
- えび天重 2,200円
- 上えび天重 2,600円
- えび穴子天重 2,400円
- 上えび穴子天重 2,800円
- 穴子天重 2,000円
- 天ぷら定食
(松) 1,300円
(竹) 1,800円
(梅) 2,600円 - かき揚げ定食 2,300円
食事がメインなので、気軽に天丼を食べたい層にはおすすめ。逆に、天ぷらを一つずつ揚げて提供してくれるようなお店ではないし、おつまみも少ないので酒飲みには不向きだと思う。
かき揚げ天重
店内入るとカウンター席のみ。
後々知ったのだが、2階席は座敷になっているそうで、宴会需要もあるとかないとか。だとしたら、おつまみやコース料理も別にあるのかもしれない。
(詳しく知りたい方は、お店の人に聞いてみよう)
お新香。
注文したのは、かき揚げ天重。
天丼というものはどうも食べる順番が分からない。
海老や穴子や野菜がいろいろ入っているのは嬉しいけど、、どこから箸を付けていいのか悩む。海鮮丼も一緒。
なので、大好きなかき揚げにしました。
(海鮮丼よりバラチラシの方が好き)
普通のかき揚げは”イカ”。上かき揚げになると”エビ”のかき揚げになる。
個人的にはイカの切れ端の方が大好き。
さて、実食。
衣厚めのかき揚げ。タレが甘めになっていて、衣とタレ味の主張が全面に出ている。ご飯にまでタレが染み渡っているから、タレご飯が大好きな私には最高。そして、腹ペコ男子も病みつきになると思う。
ただ、薄い衣でサクサクのかき揚げが大好物な人には向かない。高級な天ぷら屋で食べ慣れている人は特にダメかもしれない。
ぶっちゃけ、私も薄い衣の方が好き。素材の味を楽しめるしご飯もべちゃべちゃしていない。
ただ、食事だけとしてというか、なんとなく味の想像はしていたし、すごくお腹空いていたからウマいと感じた。
これはこれでアリだなっと。
お椀も付いている。
個人的には、お新香の量はもっと欲しい。
お新香ラバーなので、すみません。
ごちそうさまでした。
食べ終えて
お客さんの入りはまちまち。ご高齢の夫婦、親子できている方々、私みたいな男性1人客。静かに天丼(もしくは天重)を堪能していました。
昔、祖母の家に行くと近所にある蕎麦屋へ行くことが多かった。幼かった私は毎回”天丼”を注文。大きなエビ2本に分厚い衣にタレを潜らせたもの。大好きな食べ方があり、エビから衣を外す。エビは祖母もしくは母親にあげる。衣とご飯だけで食べて終わり。
小さい頃の天丼の思い出です。
今日も食べコンに遊びにきてくれてありがとうございます。食を通じて過去を振り返ることができるってありがたい事だね。
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