浅草橋・秋葉原・秋葉原界隈は立ち食いそば屋激戦区である。オフィス街でもあるから需要があるものの、古参店が多くどこも歴史が長い。
立ち食いそばの魅力を知ってから調べたり本を読んだりすると、各店の魅力が浮き彫りになり食べ歩いてしまっている。今回のお話は秋葉原から浅草橋方面に行く途中にあり、昭和通り沿いの佇む「みのがさ 神田和泉町店」になる。神田和泉町店とついているだけあり、お隣岩本町に本店を構えている。
立ち食いそば屋の客層のメインはサラリーマンやタクシーの運転手やトラック運転手も含め、平日に仕事している人が大半なので、休日は休んでいるお店がほとんど。やっていて、土曜日の昼間だけとか。しかし、「みのがさ」は日曜日も営業しているのである。
個人的にはとても嬉しい。休日がメインの仕事をやっているから、昼飯難民になった時にも利用できるし、もちろん平日もサクッと立ち寄れる。私みたいに、日曜日立ち食いそば屋を探していた方にとっては朗報。
しかも、旨い。メニューやいただいた料理の感想を書くので参考にしてくれたら幸いです。
秋葉原で日曜日営業の立ち食いそば屋「みのがさ 神田和泉町店」
秋葉原駅から少し離れた昭和通り沿い、日曜日は人も車も少ないから空いている。平日は常に渋滞しているから避けている道の一つでもある。
近くの路上パーキングは日曜日無料。そんな時は大抵埋まってしまい、路地をぐるぐるまわって空いているスペースを見つけるんだけど、この日はすぐに見つかりお店にレッツゴー。
先客は年配のおばちゃん1名。（推定75歳）
お店の方と仲良く話している感じで、常連さんかな？と思いながら、券売委の前に立つ。
- 天重セット 680円
- カレーライスセット 680円
- 焼肉丼セット 640円
- 鳥唐揚丼セット 640円
- かき揚げ丼セット 530円
ご飯とそばのセットメニューが豊富。さらに、丼ものの種類も多数ありいろいろ食べてみたくなってしまう。
けど、ここは毎度同じものも頂こうとカレーライスセットにかき揚げ（100円）を追加して食券を購入。
券売機に『50円券』『100円券』『150円券』の食券はあります。単品価格表があるので、上記の写真を参考にしていただけると、トッピングしたいネタの価格を把握しておきましょう。
そば屋のカレーライスセット＋かき揚げ
常連らしきおばちゃんは、ただ単に暇で話し相手が欲しかってのであろう。私の注文が入ると、お店の方はちゃっちゃっとあしらう様に麺を茹で、ご飯とカレーもり、汁を入れ、麺を上げてから入れ、かき揚げをもって完成。
ここら辺は熟練作業というか、一切無駄のない動作で見入ってしまう。
注文が入ってから茹でるそばは生麺を使用している。コシがあり、艶やかで滑らかな食感と舌触りが特徴的。出汁は鰹をベースにとっているのかな？香気がたって優しい美味しさが匂いでも伝わってくる。
やや甘めの汁ではあるけど、全体のバランスが素晴らしいと実感。
にんじんや玉ねぎを細長く切ったであろうかき揚げは、切り方の特徴で野菜の甘みがすぐに伝わる。油切れもよく、いい意味でモッタリとした衣は汁にひたると一層旨味が増してくる。
終盤は一味をふりふりする。そば、汁、衣にぴたりと寄り添った辛みが風味の変化を楽しませてくる味変である。
もう一つ、カレー。カレーは、見た目通り立ち食いそば屋にありそうなビジュアル。家庭風といえばそれまでだが、そば屋ならではの出汁を効かせた和風カレーなので、そばと一緒に楽しむのも面白い。
無論、立ち食いそば屋にカレーがあればセットにするのが流儀なので、今後もこの組み合わせはやめるつもりはない。（たぶん。。。）
ごちそうさまでした。
食べ終えて
サクッと立ち食いそば屋「みのがさ 神田和泉町店」でカレーとかき揚げそばを食べてきた。毎回、立ち食いそば屋へ行き食べた後の感動はほとんどないんだけど、そのくらいがいいなって。期待もしないし、正直不味くても500円ちょっとだから仕方ないという気持ちで行く。そうすると、不思議と（これくらいが良いよな〜）と、落ち着くことが多い。
ミシュランだの予約困難店だの諭吉3枚以上飛ぶ様なお店だと、どうもかしこまってしまったり、気軽にいけなかったり、食べ疲れしてしまったりすることばかりだから、気軽に行けることに越したことはないね。
今日も食べコン（食べ歩きコンシェルジュ）にきてくれてありがとうございました。カレーを見ていたら（書いていたら）食べたくなったので、昼間はカレーにしました。
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またね！！
