昼間から鮨と餃子を楽しみ、夕方には酔ってホテルで仮眠を取った。流石に休みを入れないとキツかったし眠くなり、調子に乗れば19時頃寝て夜中に目が醒めるパターンにだった・・・
と、言ってもお店は予約していなかった。起きてもお腹は空いていなかったので一人でシーシャ店へ行き、水タバコを吸いながらどこへ行こうか考える。
博多最後の夜、新規開拓もしていけど失敗するのは絶対嫌なので多数ある屋台の中でも格別に料理が旨い「雲仙(うんせん)」で〆ることにした。説明不要の名店中の名店、ここで食べたら他店の屋台が食べられなくなると思うよ?
大袈裟に言っても満足度高いです!
早速紹介しましょう。
待ち時間覚悟!屋台で旨い料理が食べたかったら「雲仙(うんせん)」しか無い
人気店はどこも混んでいる。博多名物の屋台は市内に昭和40年をピークに年々減少し、現在では100軒以下になっているという話を聞いた。東京には無い風景なので中洲川端周辺を歩くと多く乱立している印象があったが、一昔前までも倍以上の屋台があったと思うとワクワクする。街を歩くだけでも観光気分を味わえ、観光客やサラリーマンで賑わっていたのでしょう。
「雲仙(うんせん)」の現店主は二代目。先代のお父様が始めたそうで、そのまま受け継ぎ今に至る。博多の屋台は、私は5店舗くらい行ったけれど、雲仙の料理は頭一つも二つも抜けて旨い。観光客向けのお店も何軒かあり、オープン前から行列を作っているお店に前回の博多旅行に際食べに行ったら、食べられたもんじゃ無い(笑)
インバウンド向けのお店だったのか、行列マーケティングが上手いの分からないが、一生行かない。
先月友人が結婚式で博多へ行くから美味しいお店教えて!と、言われ「雲仙」を紹介した。真冬の中一時間近く待って入れたらしい。(料理は物凄く美味しいと喜んでいたので良かった)
私は3度目の訪問となるが、タイミングが悪いと一時間近く待つ事もある。それがこの日で、飲む客ばかりでスタートしたばかりだと長丁場になるのは目に見えている。店主や女将さんも気に掛けてくれ、時より『ごめんね〜』と話してくれた。
外席があれば嬉しいけど無いので黙って立っているしかない。行列だから諦めて近くに屋台へ行ったところで後悔するから是非待って堪能して欲しい!待った分の価値は十分あります。
「雲仙」を堪能する
夜飯はここで完結なのでガッツリ食べ飲みしようと思う。何食べても美味しけど、餃子とめんたい卵焼き、焼ラーメンの3品は毎回注文しているくらい旨い!
仕切り直しの瓶ビールで乾杯!
餃子!
一人前しか注文しないと追加出来ないシステム。前は何人前だろうと追加注文出来なかった気がしたけど、変わったかな?
小ぶりできつね色に焼かれた香ばしい焦げ目は噛むとカリッと、そこから溢れ出すジューシーな肉汁と野菜の甘味が口内を支配する。柚子胡椒で食べるのが個人的にはオススメ!
めんたい卵焼き!
「雲仙」が発祥と言われている一品。卵にめんたいを入れたシンプルだと思われるが、層を作る過程でネギやキクラゲのバランスも重視し、食べた時のテクスチャーを大事にしている。キクラゲの塩気が重要なんだなっと噛み締めて分かる気がした。
とにかく旨い!!
瓶チューもここに来たら飲みます。多分どこにでも売っていると思うけど(笑)
おでんは初めての挑戦!
厚揚げ、玉子、大根と大好きスリートップ!とろとろの厚揚げと大根が薄口の出汁が浸透し優しい味わい。毎日食べられる家庭の味にほっこりします。
牛サガリステーキ!
普段食べていない物も注文してみようと色々と冒険。一枚肉をじっくり焼いて薄切りにし提供してくれる。外はしっかり焦げ目がつき、芯はレアに仕上げている。
薄切ることで筋を感じさせないようにしているのでしょう。薄くても多少の筋感は感じるものの、筋に旨味があり噛めば噛む程に美味しさが広がっていく。
そこへ、芋焼酎ソーダ割りで流し込む。
普通の飲食店でもここまでのクオリティは発揮出来ないと思う。本当に凄いとしか言いようがありません!
豚バラ、ナンコツ、ピリ辛ウィンナー。
こちらは普通かな(笑)。お酒のアテには良いと思うが、餃子やめんたい卵焼きみたく飛び抜け感は無い。
そして、〆は焼ラーメン!
ラーメンも最初食べたけど、私は焼ラーメンの方が好きなので推しています。豚骨出汁と固めの細麺、たっぷりの野菜が絶妙なバランス!
(裏技で和牛特選ホルモンを注文し、残った汁で焼ラーメン作ってくれるという噂もあるが本当なのか!?)
焼ラーメンだけ食べに来る価値大!!
ご馳走様でした。
食べ終えて
博多最後の夜、大満足です。屋台は冒険せず「雲仙」だけで十分と思っている。近所にあれば週二回は通ってしまうと思うし、仲間とオープン前から並んで飲み会したいくらい好きだな〜
あくまでも屋台なのでフラッと行けて食べ飲みするのが掟だと思うが、色々な食材をアレンジした料理も楽しんでみたい!その料理に持ち込みしたシャンパンやワインを合わせても面白そう。(現実的に無理だけど)
今、新型コロナウイルスの影響で自粛しているのかもしれないが、6月の博多旅行までには緊急事態宣言解除して飲食店も営業再開して欲しいな。冬なら密になってしまうが、6月なら大丈夫でしょう!
「雲仙」は「うんぜん」だよなぁw
https://yokanavi.com/yatai/122515/