ナポリタンが逸品なビストロ!「o/sio(オシオ)」(東京・二重橋前)

ナポリタンが逸品なビストロ!「o/sio(オシオ)」(東京・二重橋前)

代々木上原の名店「sio」は次なる店舗を出店したと某グルメ君の情報を聞きつけ行ってきた。その名も「o/sio」。

「sio」とは異端の経歴を持つ鳥羽シェフが手がけるお店だ。32歳で料理の世界に入り、料理界きっての勢いあるシェフの一人であろう。

(ただ、未だにsioへ行った事が無いので本当申し訳なるけど、近所に系列店が出来て嬉しいと思っている)

料理は勿論、デザイン、空間、音楽全てこだわった空間でワインやオリジナルサワーも楽しめオープン早々大人気店になっている。

行くタイミングを逃していた私だが、日曜日営業している事を知り難民になった時お伺いさせて頂こうと決めていた。

果たしてどんな楽しみが待っているのか?早速紹介しよう。

予約必須!「o/sio」へ、初訪問

最寄駅は二重橋前。聞いたことも無ければ降りた事もないが、東京駅降りて丸の内方面へ歩けば直ぐに着く。私が車で行き、帰りは相方が運転してくれるので楽チン。

とある日曜日、仕事が早く終わったで電話してみると空いていた。お店に着くと日曜日ともあろうのに満席で大盛況だった!

私含め、皆感じている事は日曜日美味しいお店が営業していないと言う事。土地柄、サラリーマンが少ないのは当然なので仕方ないとは思うけど、リーズナブルで美味しく気軽に入れるお店は絶対数需要は必ずある。焼鳥屋、鮨屋、居酒屋、ビストロ、イタリアン、様々なジャンルに共通して言える事。流通の関係もあるのかもしれないが、「o/sio」みたいなお店が日曜日営業している情報もまとめてみたいな。

ナポリタンが逸品なビストロ!「o/sio(オシオ)」(東京・二重橋前)

なので行く際は予約してから向かうようにしましょう。デートや女子会には良いと思うが、サラリーマン飲みには向かないと思うので覚えておこう。

一つ気になった事は、席間が狭い。隣同士距離が近く、話し声はまる聞こえだし、トイレに行くのに椅子を引かないといけない場所もあるのが気掛かりだった。場所や価格的に席を沢山作らないといけないので仕方ない事だが、その一点だけは上手く改善して欲しい。

出来ればお願いします(笑)

「o/sio(オシオ)」を堪能する

ナポリタンが逸品なビストロ!「o/sio(オシオ)」(東京・二重橋前)

コースメニューが1ページ目あるから、オススメなのかな?お料理8皿とパスタ一つ、ワンドリンク付いて6,000円(税抜)がお得なのかは分からないが先頭に乗せると言う事はそう言う事だろう。

ナポリタンが逸品なビストロ!「o/sio(オシオ)」(東京・二重橋前)

ナポリタンが逸品なビストロ!「o/sio(オシオ)」(東京・二重橋前)

飲み物メニュー。日替わりでワインリストが変化し、通常メニューの中でオススメはオリジナル配合しているo/sioオシオのサワーらしい。オススメと書くと聞こえが良いのだが、この手のオリジナルサワーは原価率が低く、利益率が良い事が多い。もつ焼き屋でもオリジナル焼酎ハイボール(黄色いサワー)をよく目にするが、売値290円で原価率は数十円と聞いた事がある。

決して否定している訳では無いが、一杯800円のサワーは値段だけ見たら高いと正直感じる。

ナポリタンが逸品なビストロ!「o/sio(オシオ)」(東京・二重橋前)

ナポリタンが逸品なビストロ!「o/sio(オシオ)」(東京・二重橋前)

ナポリタンが逸品なビストロ!「o/sio(オシオ)」(東京・二重橋前)

ナポリタンが逸品なビストロ!「o/sio(オシオ)」(東京・二重橋前)

料理メニューは種類が豊富。コース料理を注文すると8品付いてくるけど、何が出て来るか分からないので私はアラカルトで楽しもうと思う。

好きな物を好きなだけ食べる、これに限るでしょう!

ナポリタンが逸品なビストロ!「o/sio(オシオ)」(東京・二重橋前)

乾杯は生ビール。

小さなグラスで上品なサイズ。

ナポリタンが逸品なビストロ!「o/sio(オシオ)」(東京・二重橋前)

突き出しのポン・デ・ケイジョの生ハム乗せ。

もっちりした食感に塩気のある生ハムは至って普通だが、普通の感じが良い。生ビールよりグラススパークリングにしておけば良かったと後悔する。

ナポリタンが逸品なビストロ!「o/sio(オシオ)」(東京・二重橋前)

繊細なo/sioのパテ・ド・カンパーニュ。

今気が付いた、繊細という文字(笑)。繊細の正解は分からないけど、崩れやすかったのは間違いない。崩れやすいのが繊細なのかは不確かではある・・・

ナポリタンが逸品なビストロ!「o/sio(オシオ)」(東京・二重橋前)

o/sioのとりもも唐揚げ(奈良漬けマヨ)

唐揚げをそのまま食べても美味しいけど、奈良漬けマヨとの相性がめちゃくちゃ良い!マヨネーズと奈良漬け、家にもある食材と商品を組み合わせるとこんなにも唐揚げの旨味もグンっと上がるのかも思うと不思議だ。

勿論単純作業ではなく、唐揚げの下味の時間も逆算して奈良漬けの塩気具合とマヨネーズ分量調整、簡単では無いけど家庭でも気軽に出来る組み合わせは良い。

ナポリタンが逸品なビストロ!「o/sio(オシオ)」(東京・二重橋前)

激辛o/sioのモツ煮込み。

ナポリタンが逸品なビストロ!「o/sio(オシオ)」(東京・二重橋前)

ハチノス、ギアラ、白センマイをトマトベースで煮込んでいる。商品名に激辛、と記載があって期待したのだが全然辛く無い・・・

タバスコ類を入れ忘れたのか?唐辛子ベースで煮込むのか正解かは分からないが、トリッパだった。

ナポリタンが逸品なビストロ!「o/sio(オシオ)」(東京・二重橋前)

トロトロo/sioのポテトサラダ。

ナポリタンが逸品なビストロ!「o/sio(オシオ)」(東京・二重橋前)

マヨネーズベースにチョイマスタードだろうか?(違っていたらすみません)

滑らかな舌触りと甘味の印象が強く、サンドイッチにしても美味しいそうと思った。

ナポリタンが逸品なビストロ!「o/sio(オシオ)」(東京・二重橋前)

そして、o/sioオリジナルサワーを注文してみる。

日本各地の柑橘類を集めて作ったと言うサワーは、ジュースみたいに飲みやすく酒飲みの私には刺激的では無いが、女性ウケすると思う。(焼酎濃い目でお願いすれば良かった)

ナポリタンが逸品なビストロ!「o/sio(オシオ)」(東京・二重橋前)

お店の方から、自信あります!梅水晶をサービスしてくれた。

これは上手な商売。色々な方に一品サービスしている様子が見受けられ、飲んでいる私にはおつまみを食べさせて飲ませる作戦だな(笑)

ナポリタンが逸品なビストロ!「o/sio(オシオ)」(東京・二重橋前)

はい〜、赤ワインを注文しました!

お店の勝ち(笑)

ナポリタンが逸品なビストロ!「o/sio(オシオ)」(東京・二重橋前)

看板商品と言われているナポリタンを超えたナポリタン!

ナポリタンラバーとしては絶対食べなければならない一品。ケチャップの水分を飛ばし、生クリームを入れるのが決めてらしいけど、家でもやっても上手に出来ない(笑)

具のバランスも良く、毎日食べても飽きないナポリタンは純粋に旨いと思えた。

ナポリタンが逸品なビストロ!「o/sio(オシオ)」(東京・二重橋前)

明太子パスタを超えた明太子パスタ。

インパクトが無いと言われたらそこまでだが、塩気が強過ぎずクリーミー。お店によっては明太子の塩気が強過ぎて、その時は美味しいけれど、翌日も食べたいかと言われたら当分要らないと感じる。

ナポリタン同様、明太子パスタも上手に作れたら家でも料理が楽しくなるだろう。

これにて今日はご馳走様でした。腹一杯・・・

食べ終えて

ナポリタンが逸品なビストロ!「o/sio(オシオ)」(東京・二重橋前)

お会計、二人で13,750円。ビール一杯、サワー一杯、赤ワイン一杯、ソフトドリンク二杯、紹介した料理の数々。

満足度は高く、全体のバランスは本当に良かった。最初に伝えた、席間の問題は別としてナポリタンと唐揚げだけ食べに来たくなりそう。また、私が感じたのはこの手の料理を楽しませてくれるならカウンター10席くらいのお店でメニュー数を限定し、料理とワインを楽しめる小さなビストロの方向へ持っていっても面白いと思う。店主がsioの方に居ると思うので、別の料理長が居ると思いますがこじんまりしたお店の方が私は好き。

それぞれ理想があるので一概には言い切れないけど、今後個人店の時代は益々需要が出てくる。今回の新型コロナウィルス問題持って確実に飲食店現象は避けられない。写真を沢山抱え、多店舗展開しているお店は四苦八苦している。今一度考えて行動していこうと思う。

o/sioはランチ営業もしているので気になる方は昼間行っても良いと思います!昼に出しているカレーが気になるので、次回は昼間に行ってみよっと。

 

イタリアンカテゴリの最新記事