蕎麦屋のハシゴをしてしまいました。
一軒目の「室町砂場」で散々食べ飲みしたつもりだが、酔ってしまい満腹中枢が壊れ始めていた。夜、鮨屋に行く予定なのに大丈夫だろうか?と、自問自答するが答えは決まっている。
創業明治17年、淡路町にある「神田まつや」。知る人ぞ知る、超有名店と絶大な人気を誇り昼時や週末には行列が出来るほどの人気店。
とりあえず堪能して来たので紹介しよう。
「神田まつや」へ、初訪問!
前日飲み過ぎて二日酔いなのに不思議とお酒が入っていくんだよな〜
明日絶対二日酔いなのは確定している。この後、某鮨屋へ行くんだがメンバーが酒飲みばかりで危険!私より強いと言うか、とにかく酒好きの集まりなのでヤバいと思う・・・
(案の定、途中から記憶が無くなり撃沈しお店に少し迷惑掛けたっぽいです。翌日謝りのメッセージをさせて頂きました(涙))
昼間から通し営業なので食べ飲み歩きやランチ難民になった時には重宝できるお店だと思う。創業明治17年、想像出来ないくらい歴史が長いが建て替えているので店構えは綺麗。
暖簾をくぐり扉をスライドさせ入店。
時刻は15時過ぎ。店内は5割程埋まっている程度で空席も目立ちゆったり座れる。
年配の方が多く、ここでも皆お酒を楽しみながら料理を楽しんでいる様子。歳を取ると何で蕎麦や鰻屋に行くのかな?と、思ったことがあったが多分噛まなくて食べられるからだと思う。
歯が弱って来たら固いものが愚か噛めないからね(笑)
(私もいつかそうなるのかな〜)
メニュー。
一品料理は少なく蕎麦の種類が豊富。アルコールはビール、お酒、ウィスキーが揃っているのでここでもチョイ飲みしながら楽しめる。
亭主のおすすめは、
葉わさび、かつお酒盗、冷やし大豆、じゃこ天。
季節の御品書。
さて、何を注文しようかな?
「神田まつや」を堪能する
仕切り直しと言う事で、麦ジュースで乾杯。
一軒目で結構な量を食べ飲みして来たので軽くにしておこうと思う。流石に苦しいのと後の事を考えて・・・
お通しの蕎麦味噌。
先程も食べたけど店によって味が全く違うので面白い。蕎麦味噌が出てくると日本酒が飲みたくなるけど我慢!
食べ比べが出来るので焼鳥を注文。
某方が以前SNSで「ここ(神田まつや)の焼鳥は超絶品!」と投稿していたのを思い出した。鳥はタレにがんじ絡めになりテッカテカでネギにも少しタレの味が付いている。
正直、そこまで絶賛する程ではなく無い?
確かに美味しいけど、これだったら一軒目の焼鳥の方が美味しい。鳥の味やタレの旨味、どちらも優っていると思う。
(あくまでも私の意見なのと、レベルが高い事を前提に比べています。)
焼鳥とビール、蕎麦味噌を楽しみながら周りを見ると皆楽しそうだな。「室町砂場」でもそうだったけど、温かい空間に楽しそうに料理を楽しむ年配の方々、この光景をみているだけでも十分来た価値がある様にも思えてくる。
ほっこりすると言うか落ち着くと言うか・・・
上品な方々が多く、私も老後は蕎麦屋で楽しく元気に飲んでいたいなぁ〜
ざるそばを最後に頂く事にする。
ざるそばともりそばの違いは、海苔が乗っているか無いかな違いなの?諸説あるらしいけど、一般的には海苔の有無で区別されている。
濃い目の汁に二八蕎麦。
汁に付けると蕎麦の風味は失われて鰹の香りだけが際立つ。蕎麦だけで食べてみるも、蕎麦粉の香りが薄いような気がする、、、
至って普通の蕎麦の様にも思えるが、普通なのが凄いのか?感動レベルには達していないし、他のお店でも味わえると思う。
ただ、「神田まつや」は創業当時からこの味を提供していたのだと思うと凄い。飲食店が少ない時代、物流も整って無い中、食べたら感動したであろう。
不思議と店内の雰囲気だけで満足出来る歴史ある蕎麦屋だった。
ご馳走様。
食べ終えて
歴史が長い=美味しい
行列店=人気があって旨い
実際行ってみると期待値の方が勝ってしまいガッカリする事も少なくない。
神田まつやに関しては、これだけのファンが居るので人気店なのは間違いないが、一度楽しめば十分だった。飲み屋として使ったり年を重ねると良さが分かるのかもしれないが、至って普通だっ。
創業◯年!
継ぎ足しの秘伝のタレ!
(継ぎ足しのタレは汚いし美味しく無いからね)
キャッチコピーがうまいお店が多い。色眼鏡では無いけど自分でしっかり食べに行く事が大事だという事を改めて実感出来た日だった。
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