京橋にある「栄一」にて人気の焼鳥丼を楽しんで来た日の事。
京橋は銀座界隈の一つであり、高級店や老舗店が建ち並ぶエリア。近くの伊勢廣本店は大正10年創業と、相当歴史が深い。今回紹介する「栄一（えいいち）」も2代目兄弟で営んでいるそうだが、見た限りの年齢を考えると相当歴史は古い。
焼鳥ストリートも言われているらしい、京橋界隈。果たしてどんな焼鳥丼を楽しめせてくれるのか？
早速紹介しよう。
「栄一（えいいち）」にてランチの焼鳥丼を楽しむ
宝町駅には2ヶ月に一度用事があって降り立つ。
急いでいる時は、用事を済ませたら直ぐに帰るが時間があればランチでも済ませて帰りたい。
時刻は11時半。
この日は仕事を休みにしていたので時間は十分ある。銀座まで歩いて行きたいお店を探すのもありだが、結構距離がある。ならば宝町でランチしていこうと、行きたい店リストを見るが、どこもヒットしなかった。
それなら、歩いて行ける距離で検索すると隣の京橋にある「栄一」が出てきたので行く事にする。徒歩5分強の距離なら、問題なし。
平日の11時40分、お店に到着。
ランチ時間のピークでは無いからなのか、外に列は出来ていない。この辺りの人気店はランチから大行列しているお店も多く、そのようなお店に2年前に行ったが、もうやめた。
あそこまで並んで食べるのは良いけど、時間が勿体無いからね（笑）
暇な老人は並べば良いとは思う。
メニューは2種類。
名物の焼鳥丼（1,150円）、親子丼（900円）。焼鳥丼を目当てに来たが、大好きな親子丼も気になる。浮気するべきなのか、はたまた意志を貫き通すべきなのか、迷う。
とりあえず、店内入って考えよう。お邪魔します。
入ると、お客はスーツを着たサラリーマンが1人。
カウンター席に案内されたので、座ったと同時にお茶とお新香が出され「ご注文いかがしますか？」と、早い。
とっさに、「焼鳥丼お願いします！」と反射的に答えお店の前で考えていたのが馬鹿馬鹿しい（笑）
注文が入ってから、炭で串打ちされた焼鳥を焼いていく。焼き置きなんてしていなく、じっくり小ぶりではあるが焼いている。
ご飯大盛りも出来るが、ダイエットしているのでやめておく。
焼鳥丼
注文から5分強、着丼。
串から外した5種類の焼鳥とうずらの玉子。鳥スープも付いているのは嬉しい。
さて、どのように攻めて行こうか？
つくね、レバー&ハツ、モモ（胸かな）、砂肝、うずらの6種類。（串は5本だけど、レバーとハツが1本にハーフになっていた）
ご飯にもしっかりタレが染み込んでいて、刻み海苔も入っている。
焼鳥のコース仕立てにして食べ進めるなら、モモ肉スタートにして、ハツ、レバー、うずら、砂肝、つくねの順で行くかな？（砂肝あまり好みじゃないけど）
それとも、手前から大好きなつくねを食べ進める。串から外れてるので、一つずつ食べ進め様子を見る。
そうしようか。
つくねから食べ進めてみる。
ほぉ〜、タレの味がしっかり染みた団子型のつくねも悪くない。軟骨らしき食感も少しありこだわりを感じる。
ハツやモモ肉もジューシーで甘みが強い。
砂肝もご飯と一緒に食べるなら、まー悪くはないかな。
何が旨いかって、タレご飯と焼鳥や海苔のバランスが凄く良い。
焼鳥単品で見たら、実際はそこまでレベルは高くないが、丼にしたら最高！このタレが良いんだろうか？
大盛りにした方が絶対得した気分になる！！
卓上には七味と山椒、醤油（？）
焼鳥には七味が絶対合うので投入！
辛さと香りが引き立ち、間違いない。ある程度食べ進め、
最後は山椒を投入して食べる。
丼で食べるなら山椒より七味の方がいいかな〜。焼鳥単品だったらどちらも負けないくらい引き立ててくれるけど、焼鳥丼では七味に軍配が上がった！
鳥スープも旨味とコクがしっかりあり、お新香はご飯があればずっと食べていられる味付け。
あっという間に完食し、ご馳走様でした。
食べ終えて
12時に近づくにつれサラリーマンやOLがポツポツやって来てテトリスのように席が埋まっていった。
私がいる時間の中では皆焼鳥丼を注文していた。そうなると、逆に親子丼が気になってしまうので次回来ることがあれば食べてみたい。
焼鳥はよく食べるけど、焼鳥丼は滅多に食べないので多くは語れないけど、結構好きだった。まだ紹介していないが、人形町にある「おが和」の方が好きな焼鳥丼だけど、「栄一」も負けていない。昔ながらの雰囲気で、淡々と焼いている店主の姿も渋くて味があった。
ゆっくりお茶しながら楽しむ感じではなく、サクッと食べるなら「栄一」オススメだよ〜
