紹介制のステータスが魅了する「鳥さわ22」(西麻布)へ再訪問

紹介制のステータスが魅了する「鳥さわ22」(西麻布)へ再訪問

友人の紹介で行けるようになった「鳥さわ22」へ再訪問した。

私が当店へ行った事を紹介したら、何人か行ってみたいとの事なので予約を取った。最初は、『完全紹介制』といかにもステータスが欲しい方や、人脈が無ければ行けない様なお店なので、食べたくないのに行く様な人が行くもんだと思っていた。

食べたくないは可笑しいか(笑)

他の焼鳥屋も行きたいけど、味より自慢したいから定期的に通って威張っている感じだと思った。

私もそうなのか?と自問自答したけど、実際は中澤氏が繰り出す焼鳥や一品料理、さらには空間作りが素晴らしく、定期的に通いたいと純粋に思った次第。

今回も食べ歩き仲間と一緒に「鳥さわ22」を楽しんできたので紹介しようと思います。

(鳥さわ22へ初訪問した時の記事はこちら)

六本木駅から歩いて15分強!なんで西麻布という土地はこんなにも不便なのか

食べ歩きをする様になってから思った事がある。

『西麻布』という土地名を聞いただけで高級なイメージが付いていると思う。では実際に行った事があるだろうか?

これだけ認知度高い地名なので、『西麻布駅』があると思っていたら無かった。最寄駅は広尾駅か六本木駅が近いけど、歩いて15分前後は最低掛かる。

なんでか不動産の仕事をしている友人に聞いてみると、ただ単に高級住宅街なんだと。

あー、田園調布みたいなものか。バブルの頃地価が急激に上がって住みたい街ランキングも上位に入る様な場所ね!

数年前に思い、知った事です(笑)

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日比谷線「六本木」駅下車。

六本木ヒルズ方面の出口を出て、西麻布交差点の方へ向かって歩く。

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タクシーで行けばワンメーターくらいなので大した料金と時間ではないんだけど、夕方の時間は大渋滞しているから歩いて行く。

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しかし、真夏にこの距離を歩くのはキツイかもしれない。

お店に着いた時には汗だくなって、汗が引くまで時間がかかって落ち着かないだろうな(笑)

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17時からの予約しか取れなく、早い時間だったのでお店があくまで待っている事にしたが、時間が過ぎても空く気配が無かった。

あれ?開店準備が遅れているのかな??

知人と、とりあえず入ってみましょうかと話し扉をスライドさせてみると、既に楽しんでいる人たちが居た(笑)

なんだよ、もう営業してんじゃん!

暖簾が無いので分かりにくいのも、またストーリーが生まれて面白いのかもしれない。

鳥さわ22を堪能する

店主の中澤氏に挨拶をし、苦手な食材を伝え(苦手では無いけど、好みでない砂肝)楽しむ事にします。

前半戦

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乾杯は前回同様、赤星を頂く。

薄張りの小さなグラスにキンキンに冷えた瓶ビール、最高。

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キュウリと大根のお新香。

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「今日はレバ刺しありますか?」

「もちろんあります。食べますか?」

「もち!頂きます!!」

前回より、味がまろやかで新鮮な味がしたレバ刺し。もう少しレバー感が好きな人もいれかもしれないけど、今では貴重な一品。

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ささみ。

焼き加減が絶妙との声もあるけど、一方で生なだけという人も居る。

焼鳥を食べ歩いているけど、ここまでレアなささみは鳥さわ22でしか食べた事ない。個人的にはささみが好みでなかったけど、これは美味しいと思える!

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そり。

口内で弾ける旨さ!

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日本酒をお任せで頂く事にします。

先ずは福島の銘酒、写楽!ワイングラスなので、さらに香りが引き立ちます。

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銀杏。

ホクホクです!

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うずら。

串を真っ直ぐに持ち上げると、うずらがスルーっと落ちてきてしまうくらいとろっとろ!

口の中が幸福でしかない。

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レバー。

あれだけ新鮮なレバ刺しが食べられるんだから、焼いても美味いはず!

はぃ〜、間違いない。タレの味とレバーの香りが抜群に合うぜ!!

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もも。

ギューっと旨味と脂が詰まっている。もも肉の食感をここまで楽しめたのは初めてかもしれない。

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出されるまで気がつかなかったし、忘れていた。

(お店の方も出すのを忘れていたのでしょう)

今や焼鳥にセットになりつつある、大根おろし。

お店によって粗めだったりサラサラだったりするけど、鳥さわ22は前者。辛味や雑味が全くないので、いくらでも食べられる。

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福岡の銘酒、田中六五。

寿司に合う日本酒だと思っていたけど、焼鳥ともマリアージュする。辛めの飲み口なので、味がハッキリしていて好き。

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つくね。

紫蘇と軟骨入りの、香りも食感も楽しめるので好きなつくね。

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鴨ささみ。

ズバ抜けた旨さは無いけれど、淡白なので口内が一度リセットされる。

後半戦

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ペコロス。

弱火でじっくり焼くので、芯まで熱々。さらには、甘みを逃してないので焼の技術が素晴らしいと思った一串。

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せせり。

人気の焼鳥屋に行く様になってから、せせりの魅力に気付かされた。

味が深い。

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料理が美味しくて日本酒が進む。

澤屋まつもと(京都)は最近の中で一番好きになった日本酒です。

飲みやすいのはもちろんなんだけど、味に深みがあって香りが心地良く、いい意味で軽い。最近の高級店や日本酒にこだわりのあるお店だったら置いてるはず!

日本酒苦手な方でも飲みやすいと思うので是非。

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ちょうちん。

ちょうちんのサイズに身を合わせ、一口で楽しめ、幸福感しかない。

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鶏のお尻の部位ぼんじり。

上質な脂が口内に纏わり付き、その脂を澤屋まつもとで流し込むと旨味の連鎖がスゴイ。

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金針菜(きんしんさい)

本萱草(ホンカンゾウ)という花のつぼみ。栄養が豊富らしい。

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手羽先。

隠し包丁がしっかり入っているので、大きな骨がホロっと外れた。

手羽先は骨無しで、ムシャムシャ食べれた方が美味しく感じる。

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皮。

前回もこのタイミングで出てきた様な気がする。

手羽先の前に、ストップを伝える。

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加茂金秀(広島県)。

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食道のポン酢和え。

コリコリとした、独特の食感とネギやカイワレの薬味がたっぷり。ポン酢のさっぱり感と薬味の苦味が意外にも相性が良い。

酒飲みが好きな一品料理だね。

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つなぎ。

そういえば食べてなかった大好きなつなぎが最後に登場。

好きな部位は空腹の段階で本当は食べたいな!美味しさが倍増するから。

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話が弾み、ハイボールも注文。

今日飲み過ぎたかな?

お会計が怖い、、、(笑)

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〆は前回同様、煮麺!

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チュルチュルの煮麺にたっぷりのアオサ、鶏出汁が前面に出ているスープ。

今日も完璧でした!

いつか、中澤氏の作る親子丼が食べてみたいな。

食べ終えて

お会計、2人で33,000円弱。

前回より飲み過ぎたせいかな?多少高めになってしまった。

まー、寿司屋に行ったと思ったら安い方か(笑)。と最近麻痺している様な気がした。

一品料理は少ないけど、とことん焼鳥を食べるならオススメです!本店の亀戸にはまだ行けていないけど、近々必ず行かなければならない。

今回も大満足でした!

再来月もよろしくお願いします!!

 

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