赤羽駅で以前から行きたかったお店がある。
中華料理とイタリアンを融合させたような料理を楽しめる、「Nomka(ノムカ)」というお店だ。カウンター7席のみの小さな店内は4名以上の予約は不可だったり、お酒が飲めない方の入店はお断りなどルールが厳しい。
ある程度ルールを作っているお店という事は、店主が頑固な方なのかな?と思ったけれど、実際は優しくおっとりした夫婦で営んでいるお店だった。
ルールを作ったのは、純粋にお酒と料理を多くの方に楽しんでもらいたいから!という強い思いからだそうです。
友人と2人で楽しんできたので紹介したいと思います。
予約必須!何度も振られ続けた「Nomka(ノムカ)」へ初訪問
何度も何度も予約したけれど、当日だったので振られ続けていました。
赤羽へ行くタイミングが少なく、仕事が早く終わった時に電話して行こうとすると、満席だったり定休日の日が多かった。
極め付けは、行こうと決心して数週間前に予約をしたんだけど、自分の体調を崩してしまって泣く泣くキャンセル。本当に申し訳ありませんでした。
予約は一週間前にした。
空いている日はタイミング良ければ当日でもすんなり入れるそうだ。7席しかないので、予約しておいたほうが確実だ。
赤羽といえば、昼間から飲めるような酒場がたくさんあって、飲兵衛の街としても知られている。むしろ、赤羽でイタリアン?みたいに思われるかもしれないけど、かなりおすすめです。
駅からすぐの建物の地下一階にお店があった。
てっきり、駅から少し離れた一軒家レストラン系だと思ったら全然違った。
(勝手なイメージね)
店内入ると、友人はまだ来てなかった。お客は一組カップルがいるだけで、空席が目立つ。
料理とワイン以外の写真はNGなので、メニュー表は載せられません。
ある程度定番メニューが決まっていて、季節により多少変化するそうです。
中華とイタリアンの融合なだけあってか、見慣れないメニューが多く迷ってしまう。どれにしようか?写真も無いので、イメージが浮かばなかったので、店主と相談してメニューを決めた。
紹介するメニューを食べておけば、間違い無いと思います。
「Nomka(ノムカ)」を堪能する
友人がかなり遅れるとの事だったので、先に飲んでよう。
生ビール
先ずは生ビール(600円)。
スパークリングワインにしようと思ったけど、運動後で喉がカラカラなのでキンキンに冷えたルービーを頂いた。
お通し。
紫キャベツのマリネ。シャキシャキの紫キャベツにナッツのアクセントが良い。
味付けも、酸味が効いていて好きな味。お代わりしたくて聞いたら、お通しは300円で追加注文出来るそうだ。
トリュフサラミ
マスターがはまっているという、トリュフサラミ(440円)。
食べた瞬間、トリュフの強い香りが鼻に吸って入ってくる。サラミ自体も脂が強くなくて、噛めば噛むほど旨味が出てきた。
これ、かなり旨い。
(美味しすぎて、お代わりしました)
赤ワイン①
グラスワインは赤、白各3種類ずつあった。
安い順に飲んでいこうと思い、650円のカルベネソーヴィニヨンを頂いた。
飲み口がしっかりしていて重めの味だけど、香りが直ぐに消えてしまって余韻が短いかな。
本日のチーズ盛り合わせ3種
ワインにはチーズ(440円)が鉄板でしょ。
1人前でこの量なので、1人1人前がおすすめ。
友人が遅れて到着したので、改めて乾杯。
グラススパークリングは、開けたてなので泡が強くて良い!
生ハムムースとサーモンムース
気になったので注文した、2種類のムース(680円)
レバーパテみたいなイメージをしていたけど、少し違ったな。
滑らかなムースをパリパリのワンタンの皮(?)に乗せて食べる。
サーモンの方が味がはっきりしているので好きかな。
赤ワイン②
続いて、別の赤ワイングラスを頂く。
料理に合わせて飲まなくてはいけないのに、手持ちぶたさからあっという間に一杯目を飲み干してしまった。
ペースを落とさなければ(笑)
ホタテと豆腐のわけぎソース
ホタテと豆腐のわけぎソースを注文する人が多いそうです。
人気メニューなので必食。
豆腐にホタテを乗せる発想や、わけぎソースの味付けとトマトなど、一般的には見受けられない組み合わせでしょ?
食べてみると、わけぎソースの味が強くて、ネギや玉ねぎみたいツンっとした辛味が全くないので食べやすい。ホタテもプリプリだし豆腐も滑らかでチュルチュル。
鶏せせり肉のスパイスソルト揚げ
こちらは、鶏せせり肉のスパイスソルト揚げ(1,280円)。
鶏せせりを衣つけて唐揚げにして、ニラや赤ピーマンを素揚げ、ガーリックチップや塩で味付けした一品。
鶏せせりは脂身が全くないけど、柔らかく肉質が良いと言うのが口内ではっきり分かる。
これは、イタリアンというよりは中華料理ベースかな。
白ワイン①
友人が白ワインを注文。
赤ワイン③
乗っかって、私は最後の赤ワインを注文。
私が飲む量だったら、グラスよりボトルの方が絶対得なんだよね。けど、ボトルを2人で飲むのは口が飽きちゃうからやめておく。
鶏なんこつのコラーゲン煮
続いて、鶏なんこつコラーゲン煮(780円)。
なんこつが煮込みすぎて柔らかすぎる。ゴリゴリなんこつの食感の方が食べ応えがあって好きだな(笑)
おつまみ海老ゆでわんたん
おつまみ海老ゆでわんたん(1,000円)もおすすめされた。
わんたんって、ラーメン屋さんでしかほとんど食べたことないけど、この海老ゆでわんたんかなり旨い。
トゥルトゥルの皮にプリプリに海老、パクチーも相性が良いし、自家製ラー油で辛味を足したら、さらに美味しくなった。
パクチーマシマシとか出来れば嬉しいな。
白ワイン②・③
赤ワインは全て制覇してしまったので、白ワインにシフトチェンジ。
白ワインも飲むんだったら、最初に白ワインを攻めておけば良かった。
ノムカのおつまみやきそば
ノムカのおつまみやきそば(1,280円)。
最後に注文したのは、名物と言っても良いくらいオリジナリティ溢れるおつまみやきそばだ。
味変用にと、わんたんで使ったラー油も合うとの事。
自分好みにアレンジして、オリジナルの食べ方を発見したり、一番美味しい状態を知りたがる。もちろん、最初から調味料をガンガン入れるような人は論外だけどね(笑)
やきそばでも、おつまみと書いてある通り、細くて短い麺で作っている。
ソース味というよりは、中華出汁や醤油の味が強く、野菜はもやしとニラとシンプル。しっかり油で炒められているので、口内で重めの油感はあるものの、食べた後ワインで流し込むと、なんとも言えない幸福感がある。
〆に注文したけれど、これも1人1人前はペロリ平らげられる。
いやー、今までに体感した事がない料理の数々だったけど、大満足!ご馳走様でした〜
食べ終えて
お会計、2人で13,820円。
安い、予想では18,000円前後は掛かると思っていたので驚いた。
味や雰囲気、マスターと奥様の接客や距離感、全てが好みだったので、近くを通った際は必ず寄りたいと思う。
赤羽で昼間からベロベロになるツアーも良いけれど、「Nomka(ノムカ)」で楽しむのもあり!
特に美味しかった料理は、
トリュフサラミ、ホタテと豆腐のわけぎソース、おつまみ海老ゆでわんたん、ノムカのおつまみやきそば。
必食です!!
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