かつて、四谷三丁目に「酒徒庵」という日本酒の名店があったらしく、そこの跡地にできたお店が「animism bar 鎮守の森」。
当時は会員制だったらしいですが、今はネットから予約できるしハードルが低くなりました!
以前紹介した、居酒屋 純ちゃんへ行った際に、知人がオススメしてくれました。
同じ四谷三丁目にあり、この辺りは日本酒の名店が多いのでしょうか?
日本酒の名店のみならず、人気のお店が多いエリアですね!
友人と2人で堪能してきたので、システムや料理など紹介していきます。
予約必須!料理はペアリングコースのみ
予約は食べログからネットでする事が出来ました!
なんとも画期的で、今の時代ネットから出来た方が効率はいいと思う。
(ただ、キャンセル問題とかは別として)
最近メニューが変わったらしいですが、コース料理が3種類あり、どれも飲み放題との記載。
鍋が変わるだけで、ほぼ内容は一緒だと思うけど鍋が重要😊
オススメしてくれた方は、「牡蠣の土手鍋が美味しいですよ!」との事。なので迷わず、牡蠣の土手鍋を選び予約しました!
また、当日予約に関しては仕込みの関係上厳しい時が多いそう。
私が行った日はもちろん満席だったので、ほぼ予約なしでは無理でしょう!なので、予約必須です!!
日本酒に関しては、ペアリングコースなので飲み放題ではありません。
私はてっきり飲み放題だと思っていましたが、料理に合わせて日本酒を選んでくれ、グラス一杯注いでくれます。
飲み放題の気持ちで行ってしまったので、正直物足りなかったですが、見事なペアリングでしたよ😂
お店は、四谷三丁目から徒歩数分。
一見、お店がどこにあるのかわからず右往左往してしまいました😅
『酒徒庵』の文字を見つけ、エレベーターで地下1階へ行けばお店があるのか!と、思って降りたら倉庫になっていてよくわからず(笑)
隣の地下に降る階段があり、降りた先が店舗入り口です!
最初はわかりにくいと思いますが、気合いで辿り着いてください😊
思ったより広い店内!
左手は団体でも利用できるテーブル席があり、
右手はカウンター席。テーブルとカウンター席合わせると、全35席あるらしいのです。
私たちは、2人だったのでカウンター席へ案内され楽しむ事に!
全1,000種類ちかくある日本酒の数々。倉庫にもあったり、同じ銘柄でも熟成度が違ったりと、相当こだわりが強いお店です。
店主1人で切り盛りしてるお店だったらある程度把握はできるけど、従業員の方、数名いたので覚えるのも指導するのも大変そうですね😅
これだけ日本酒に囲まれて働くのも楽しそうですがね(笑)
席に着くなり、飲み物と料理が運ばれてきてスタート!
牡蠣の土手鍋コース(ペアリング付き)を堪能
ペアリングコースなので、出して頂いた順に紹介していきます!
乾杯
乾杯は、広島県の誠鏡のスパークリング!
フルーティーで香りが良く、喉越しもスッキリで飲みやすい!
一品目
大根を出汁で煮て、さっぱりしてるのでいくらでも食べられそう。
日本酒の味を引き立ててくれる、素晴らしい味付けです😊
二品目
茄子の煮浸し!と、思ったら、茄子のオランダ煮というらしい😅
店員さんにオランダ煮って何ですか?と聞いたら、
「材料を油で揚げてから、しょうゆ・みりん・酒・だし汁などを合わせた煮汁で煮た料理。なすでこの調理法はよく使われますよ!」
一つ勉強になりました!
次なるペアリングは華鳩!これまた、広島県は呉市の日本酒です。
無濾過生原酒なので、荒さもありそうだけど、飲めば思いのほか飲みやすい!
辛口の感じのまた私好みで最高です😊
そして、こちらがメインの牡蠣の土手鍋!
見て下さいよ!この牡蠣の量と迫力😆
ヨダレが出てきてしまうし、むしろ生でも食べられるであろうプリップリの牡蠣!
グツグツ煮込んでいくので、とりあえず我慢です😂
三品目
鰹刺身!
時期的に戻り鰹ですが、赤身が美味しい。脂身が少ないけど、身の旨みがしっかりなので、これが日本酒と良く合う!
薬味の風味やバランスもいいので、これがまさにペアリングしてるのでしょう😊
やっと、広島から解放(笑)
次は、山形の初孫!原酒です。
店員さんも、日本酒を出す順をわかってるのか、その日の状態で決めてるのか?
とにかく説明から全て完璧過ぎる!
四品目
揚げたて、フワッフワの鯵フライです!
塩で食べる鯵フライもなかなか!むしろ、塩が美味しすぎて、塩だけで日本酒が飲めるぞ😊
飲むペースが徐々に早くなってくる(笑)
西條鶴は、なんと広島県!ここで、店員さんも、「あれ?また広島の日本酒になってしまった!」と笑ってしました😊
今日は広島日和という事ですね。
長野県の「poco a poco 19」という初めての日本酒!
ラベルも可愛らしく、ネーミングもチャーミーングです😊
香りが高く、旨みもしっかり!
五品目
先ほどの、土手鍋がここまで染み込んできました!
「そろそろ食べられますよ!」と、店員さんの合図で一斉に食べ始める😊
ちなみに、土手に使って味噌は愛知県の八丁味噌と白味噌をブレンドしています。
この味噌だけでもエンドレスに日本酒が飲めそうですね😂
味噌のベースの甘みもそうだけど、牡蠣と野菜の味もしっかり出汁になっててウマすぎる!
簡単に牡蠣鍋が食べられるお店はあるけど、これが本当の牡蠣鍋でしょう!(土手鍋だけど)
ただ、食べ頃になった時には牡蠣が物凄く小さくなってしまっていた(涙)
あんなにプリップリだった牡蠣も、萎れて年取った感じだった😆
〆は、うどんです!
旨みしかない出汁に入れたら、美味しいに決まってるでしょう!?
言う事ありません!!
最高の一言!これぞ、本物の味噌煮込みうどんなのかな?
鍋を食べてる間も、しっかり日本酒頂きました!
飲み終わってからも、「日本酒下さい!」と(笑)
ペアリングでなく、飲み放題だったら嬉しかったな😆
食べ終えて
食べ飲み終えて、1人8,800円。料理に関しては、言う事ないしここでしか食べられない数々だったので満足。
ただ、飲み物は個人差があるけど、私は全然足りなかったのでもっと飲ませて欲しかった(笑)
もちろんちょうどいい人も居れば、十分と思う人もいると思う。大酒呑みの私にとってな足りなく、帰ってから飲み直したのは言うまでもありません😜
次回は、他の鍋を食べてみたいと思います!
これから忘年会シーズン、皆で鍋を囲いながら楽しんでみてはいかがですか?
ご馳走様でした!!
>店員さんにオランダ煮って何ですか?と聞いたら、「材料を油で揚げてから、しょうゆ・みりん・酒・だし汁などを合わせた煮汁で煮た料理。なすでこの調理法はよく使われますよ!」
一つ勉強になりました!
「何故「オランダ煮」というのか」は気にならなかったのかな?
→油で揚げる炒めるというのは、西洋のやり方でした。その西洋風の調理方法が江戸時代に長崎の出島から伝わり、オランダ煮という言葉ができたといいます。
江戸時代には西洋の外国と言えばオランダだったことから、「西洋風の」という意味合いが「オランダ煮」となったのでしょう。
https://macaro-ni.jp/40347
名前の由来が分からなければ片手落ちな気がw