あっという間に人気店になってしまったイタリアンの名店「ジョヴァンニ(Giovanni)」へ再訪問。前回お伺いし、再度予約を取らせて頂き幹事として行ってきた。
高級イタリアンなので気軽には行けないが、定期訪問したいと思っている。が、これが最後になってしまうであろう・・・(笑)各々意見はあるが、ある一定層には評判良いお店で今後目が離せない名店である事は間違いない!総席数4しかない小さなお店だが、立野氏の想いが詰まった素晴らしいお店なので紹介しようと思う。
ちなみに、Googleで『武蔵小山 ジョヴァンニ』と検索すれば私の記事が食べログの次に出てくるので、初訪問した記事の方が細かく紹介しているので参考にして欲しい。
予約困難!「ジョヴァンニ」へ再訪問
住所非公開なので詳しい事は紹介できないが、インスタグラムでフォローすると空席状況やキャンセルなどストーリーに記載があるので行きたい方はチェックするのが間違いない。
前回行った時は「鳥さわ22」大将に連れて行って頂き、見事初訪問を果たした。その後立野氏と飲む事があり、予約を取って再訪問を果たす日が来た。
仕事を完全オフにしていたので早めに集合して近くで飲もうと連絡したが、皆さん仕事で忙しい。せっかくなので、近隣にある銭湯で一時間程サウナと水風呂、外気浴でととのってから行く事にする。
(結局サウナも水風呂もぬるくととのわなかったけど)
・・・
全てお任せコースにペアリングが付いている。飲めない人がいる場合は事前に伝え、ノンアルペアリングをやってくれるので覚えておきましょう!
私はガッツリ飲めるメンチを揃えたので多めにお願いします!と、事前に伝えておいた(笑)。勿論ある程度量が決まっているし、そんな勝手な事が許されないけど気持ちだけでも・・・
今では半年先まで予約で埋まっているので気軽には行けない、価格も都内屈指の高級店なので尚更だ。常連の中でもアッパーミドル層以上の方がいくようなお店。私みたいな庶民はこの日が最後である。
進化したコース料理とペアリング
前回訪問と同じ料理も多いが、進化した品もあった。
乾杯は毎回シャンパン。A・Rノーブル ブラン グラン・クリュ・シェイイMAG14。厚みのある香りときめ細かい発砲がサウナ上がりの胃袋を刺激してくれる。
一品目は驚きの、生ハムの握り!何度も改良した酢飯は赤酢と塩を効かせ、生ハムの濃厚な旨味と脂を一体感にさせてくれる。しかも、シャリの温度が高めなのでいい意味で口内で溶けた。
切りたての生ハム!(黒豚28ヶ月もの)
揚げパンに乗せて頂くが、贅沢極まりない旨さ!
白ワイン。
牡丹海老の魚醤に漬けた料理は定番メニュー。いい意味で独特な香りを放ち、口内でガシッと決まる甘み。
ホワイトアスパラと埼玉の輝というブランド卵を使ったソース。
こちらもど定番、冷製カッペリーニ。キャビアは勿論最上級と称されているベルーガ、しかも店名入りの超高級やつだ。
出汁は蛤から取り、最後蛤の身も頂ける。柔らかくて滑らかで、鮨にしても絶妙な食感だと思う。
85度で熱した長崎の天然スッポン。
馬肉、ブッラータ、カリカリ梅、黒トリュフ、ヘーゼルナッツ、アンチョビ、バルサミコ酢を駆使したタルタル。良くSNSで見るやつで、これまた定番メニューの一つ。
ホワイトアスパラのリゾットは、スゲーアルデンテに仕上げる。個人的にはもう少し柔らかい方が好みかな?
料理に負けないくらい、高級ワインが出てきます。
フランスルワンの鴨肉。フライパンと電子レンジだけで仕上げたとは思えない程綺麗な色艶を放っている。中は赤いけど、しっかりと火が通り、真空低温調理の原理を使っているのでしょう。
鴨が極上なのは言うまでも無いが、決して有利とは言えない環境でこのクオリティは素晴らしい!
貧乏パスタならぬ、スーパーに売っている普通のミニトマトを使ったパスタ。作り方見ていたので、家でやってもこの完成度には程遠かった・・・
浅草開化楼の麺を使ったパスタも相変わらずの旨さ。
パンナコッタが出てきて、終了。
フィナンシェといちご。
さらに、高級な梅干しを頂きワインを嗜みながら会話が盛り上がるが、終電の時間もあったのでご馳走様。
食べ終えて
メニューがほぼ変わらないが多少の調整や季節によって楽しめる高級食材が変わってくる。一番驚いたのは生ハムの握り。本当、何度も何度も試行錯誤して完成されたシャリの塩味が最高に良かった!本鮪に合わせても十分旨さを発揮してくれると思う。
今後店舗展開(?)の話もあったが、最近どうなっているかは分からない。私はこれで最後の訪問になると思うが、今後益々人気店になっていく事を応援しよう。
価格は超高級なので気軽に行けるお店でも無い。むしろ予約半年先まで埋まっている状態なのと、4席しかないので狭き門である。SNSで繋がり頑張って予約してみてください!
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