日本橋近辺には老舗と言われるお店が沢山あります。
その中に「金子半之助」という天婦羅をメインにしたお店が数店舗あります。
日本橋本店は天丼専門店、コレド室町にあるのは稲庭うどんと天丼が味わえるお店。
更には、ラーメン店「めん徳二代目つじ田」とコラボして「つじ半」という海鮮丼専門のお店も出しています。
先ずは、本店の天丼専門店の金子半之助に行こうと思い行ってきました。
昼間は行列覚悟（？）、夜はすぐに入れる。
金子半之助のことを調べていくと、お昼は行列が出き長い方で3時間も待つ方もいるらしいです。
本当かな〜、と思いつつもほとんどの方は並ばないと入れないほど。
私が訪問したのは平日の夜の時間帯。
お店に着くなり、外の待ちは0人。
あれ？今日休みなのかな。
と思いつつも、暖簾が出ているし、明かりも付いているのでやっています。
一度昼間に行き、行列の光景を見た方は驚くかもしれませんね。
待ち時間なしでいざ店内へ。
1階のカウンター席に案内されました。
お客さんは3人ほど。
2階にも席があり、テーブル席がほとんど。2階席にもお客さんはチラホラいました。
すんなり入れた私はかなりラッキーだったのかもしれません。
天丼「金子半之助」のメニュー
席に着くなりメニューを見てみるといたってシンプルです。
料理は江戸前天丼一種類のみ。
あとは、プラスで味噌椀だったり大盛りができるくらい。
とにかくここは天丼一本勝負です。
- 江戸前天丼（950円）
- 味噌椀（120円）
を注文しました。
1階には職人さんが4人で手際よく作業しています。
カウンター席にはお新香が2種類。
テイクアウトもできるガリゴボウ。
つぼ漬け（？）のお新香。
天丼の箸休めに2種類のお新香で口直しできるのは嬉しいです。
江戸前天丼（950円）
先ずは黒豆茶。良い香りです。
席に着いてから10分弱で天丼が運ばれてきました。
ボリュームが凄いです。
海老2本、ししとう、小柱のかき揚げ、玉子天婦羅、海苔。
数多くの天婦羅を土台として支えているのが巨大な穴子天婦羅。
器からはみ出ている巨大な穴子。
揚げたてなので、サクッと歯切れが良いですが中は身がふっくらしています。
タレの味付けもさっぱりしていて飽きさせない味です。
玉子天婦羅の半熟具合が堪りません。
黄身がトロッとしていてご飯と絡み美味しいです。
途中、ガリゴボウとつぼ漬けを挟み一緒に食べると違った美味しさがあります。
黒七味もあるのでこちらも是非。
味噌汁はシンプルです。
天丼頼んだらセットで付いてきてくれたら嬉しいのですが、金子半之助さんは商売上手ですね。
メニューも一種類にしてそれに特化させれば作業効率や仕入れが上手にできます。
また、天丼のボリュームも見た目ほどではなく、良い意味で器が上げ底です。
私が食べて腹八分目くらいでしたので、女性の方や小食の方には丁度良い量かもしれません。
値段の割には美味しいですが、何時間も並びたくはないですし並べません（笑）。
夜が狙い目なので、また近く取った時には行きたいと思いますし、皆さんも夜に是非行ってみてください。
ご馳走様でした。
