ゴールデンウィークのラーメンランチは続く。
この日行って来たのは、新橋にある「煮干麺 新橋 月と鼈(スッポン)」というお店。最初、鼈が読めなかった(笑)
当店を知ったきっかけは、Instagramで『#濃厚つけ麺』と調べて、辿って行くとあった。たまに、濃厚つけ麺が食べたくなる症候群に陥る私は、大人気の麵屋一燈(新小岩)系列や煮干しつけ麺 宮元(蒲田)へ行って食べたいけれど、ハードルが高い!
行列はもちろん、整理券を発行するようになったらしく、わざわざ行って3時間も待つことがあれば、時間が勿体無い。
他にも、濃厚つけ麺が楽しめるお店は多いけれど、そんな時気軽に行けた「煮干麺 新橋 月と鼈」が良かったので、紹介しようと思う。
店内の活気は無いけれど、煮干濃厚つけ麺が食べたくなったら選択肢に入れられるお店
新橋周辺も路上パーキングがたくさんあって助かる。
日曜日・休日は無料の路上パーキングが多く、前の夜から止めている人もいるので、満車で止めるのが困難な時も多々ある。
新橋周辺のゴールデンウィークは閑散としていた。
会社はもちろん休みのところが多く、スーツを着たサラリーマンやOLさんは全くいない。いわゆる、サービス業の方々は働いているけれど、営業している飲食店も少なかった。
車を止め、歩くこと5分。
細い路地を入ったところに目的地「煮干麺 新橋 月と鼈」がある。外から見た感じだと、並びも無いし、空席が目立っている。
店内入り、右手に券売機があるので食券を購入する。
濃厚煮干つけ麺・辛つけ麺・特製肉玉つけ麺・つけもり・煮干そば・濃厚煮干そば。6種類の麺類のメニューがある。
左上に書いてる、濃厚煮干つけ麺が一番人気なのは券売機の位置で分かる。プラスして、味玉をトッピングして、無料のにんにくもポチッと。
煮干系に、おろしにんにくが入るとどんな感じになるのか?味に深みが増して、さらに濃厚感が楽しめるのか、気になる。
お客さんは、私以外3人。
従業員さんは、若い男性2名。多分店主でなく、アルバイトの方だろうか?入った時のお店の活気が全く感じられなく、愛嬌も決してよくは無い。
最近、お店に入った時の空気感で、気持ち的にだけれど、味が一変することが分かった。なので、この雰囲気だったら、濃厚つけ麺をあまり期待せずに待っていれば、味が好みで無かった時のガッカリ感が減少される(笑)
まー、皆ゴールデンウィークはキャンプ行ったり、家族との時間を過ごし、家でのんびりしたい人も多いかもしれないけど、もう少し声張って、ワクワクするようなムード作りをして欲しい!
濃厚煮干つけ麺を堪能する
にんにくが無料だったけど、どのように提供されるか分からなかったから、「にんにく少なめでお願いします」と、伝えた。
ラーメン二郎みたいに、マシマシに入っていたら困ってしまう。実際は、小皿に入ってくるので多かろうが少なかろうが、自分で調整できるので問題なし。
来た来た。
濃厚つけ麺にふさわしい太麺。
上にはチャーシューが2枚と三つ葉が乗っている。
そのままリストアップし、麺を啜っていく。
歯応えがしっかりあり、モチモチした弾力も特徴的な麺。小麦の香りもしっかりあり、麺だけで食べても少しは楽しめる。
そのまま、つけ汁にダイビング!
表面には煮干のドロッとしたスープの粘膜があったけど、そこの方が思ったよりサラッとしている。
啜ってみると、煮干感の香りと味は強いけど、口当たりの濃厚な纏わりつく感じは無い。なので、実際はあっさりしているので、想像とは少し違った。
チャーシューは、脂身の多い部位肩ロースを使っているのかな。(間違っていたら申し訳ありません)
しつこい脂感はなく、味も上品に染み込んでいるので、脇役としては素晴らしい働きをしている。
なるほど〜
食べ進めていくと、スープの旨さと麺の相性がいいのがはっきり分かってくる。
つけ麺を食べる時、つけ汁に麺を半分くらい付けて食べるのが主流らしいけど、私はジャブジャブ付けて食べたい派!
つけ汁が美味しいのに、何で半分しかつけないのか?
確かに、つけ麺はラーメンに比べて味が濃いけど、最後につけ汁を残してスープ割りするよりは、麺に全てつけ汁を絡めまくって完食した方が私は幸福感が強い。
実際にスープ割りがめちゃくちゃ美味しかったお店の印象が全くなく、普通のスープにしか感じなかった。
味玉も、個人的にはウマい!
濃厚なつけ汁に負けないくらいの、味の入り具合と黄身の半熟加減。これは完璧だ。
途中、にんにくを入れたり、一味で味変をする。
にんにくはやっぱ旨味でしかなく、入れた方が煮干も引き立つし、香りも豊かになった。
この後予定が無ければ、にんにく大量に入れている所だったな。
お店の雰囲気とは一変、濃厚煮干つけ麺は個人的には大満足だった。期待値の問題もあったのかもしれないけど、気軽に行くのにオススメしたいお店の一つ。
ご馳走様でした。
食べ終えて
また行くとしたら、濃厚煮干そばか辛つけ麺でも食べようかな。
プラスして、焼豚ごはんを楽しんでみたい。
食の好みは人それぞれあるけれど、私は好きだった。なので、お店の雰囲気を改善した気持ちが強くなって書いた。
もっと繁盛店になっても良いような気がするし、行列があってもおかしく無い。
新橋界隈は飲食店激戦区だけど、是非今後も残って行って欲しい!また食べに行きたいと思う。