あっさり中華そばが堪らない!「多賀野」(荏原中延)

東急池上線「荏原中延」駅から徒歩1分、都営地下鉄浅草線「中延」駅(A3出口)より徒歩9分、東急大井町線「戸越公園」駅(南口)より徒歩8分の場所にあり、並ばずして入れない人気ラーメン店『多賀野』。

歴史は長く1996年にお店を開きあっさりとした煮干しベースの中華そばを売りに連日賑わいを見せている。今ではお昼のみの営業で無くなり次第終了してしまいまさにラーメン屋さんが憧れるラーメン屋となっている。

そんな大人気ラーメン店『多賀野』を紹介し、一人でも多くの人に魅力や雰囲気が伝わり「行ってみたい」と思ってくれたら幸いだ。

お店の雰囲気

今回は東急池上線「荏原中延」駅から行った時の画像を貼らせて頂いてる(他二路線からの感じかもしれないがご了承を)。一見どこにラーメン屋があるかわからず通り過ぎてしまいそうになるので注意しよう。

普段は行列ができていてらしいがこの日は平日の13時半前に行き待ちは店内3名と外に2名のだったのでタイミングが良かったのかもしれない。週末に行く人は大行列が出来るらしいので覚悟していったほうが良いだろう。

また暖簾のような茣蓙?見たいのが店前にあり夏場の日よけには最適かもしれないが冬にも出ているのかなと少し疑問になってしまう外観だ。

出入り口にはお店の詳しい営業時間が貼り出されている。火曜日と金曜日は夜までやっていたのだろう。今では水曜日(定休日)以外は全てお昼のみの営業となっているので夜に行こうと思ってもやってないので注意しよう。

メニュー

あっさりとした煮干しベースの中華そばが人気で初めて行く人はほとんどが中華そばや豚鴨つけそばを頼むとのことだ。

  • 中華そば 700円
  • 特選中華そば 970円
  • 豚鴨つけそば 750円
  • 特選豚鴨つけそば 1020円

また常連の人やリピーターの人を飽きさせないよう変わったメニューも出している。

  • 酸辛担麺 750円
  • ごまの辛いそば 850円
  • からいつけそば 850円

など変わったメニューもあるが基本のベースは二種類なので種類豊富なトッピングで味の雰囲気を変えて楽しむのが良いだろう。

今回は初めて行ったので特製中華そば(A)を注文した。

店内は席数12席でカウンターのみとなっている。出入り口からL字型のカウンター席はゆったりと座れ店主や従業員の調理している姿が観れるので待っている間も楽しめる。

また『多賀野』では創業(1996年)以来豚肉、鶏、玉子、にぼし、節類、野菜は全て国産のものを使用しているらしくこだわりを感じられる。当時(1996年)の頃と比べて原価もかなり上がったに違いないのにこだわりを持ち努力を感じられるお店だ。

行列の絶えないお店はお持ち帰りにも力を入れている。冷凍にはなっているが豚鴨つけ麺、からいつけ麺が2食入り1500円で自宅でも食べられるしラーメン好きの人へのお土産も喜ばれるだろう。中華そばも1食700円で持ち帰りできお店の味を家庭で楽しみたい人は買っていくのもいいかもしれない。

特製中華そば

席に案内されてから10分以上は待つだろう。期待の大きいお店ほど料理を待っている時間がたまらなく好きだ。

お待ちかねの中華そばが出てきた。チャーシュー2枚に味玉、海苔2枚に・・・。

海苔をのけてみると下にはメンマが入っている。

最近の煮干しラーメンはドロドロしたスープがメインのお店が多いが『多賀野』ではあくまでも中華そばのあっさりしたスープに煮干しの風味が感じられる。

大きく切られたチャーシューは脂身が少なくさっぱりと食べられる味わいだ。筆者は脂身の多いチャーシューの方が好みだがあっさりしたスープにはこのくらいのチャーシューが合うのだろう。スープとの相性が良い。

一番感動感動したのは麺だ。中太の麺は口当たりが良く香りがものすごく良い。麺を啜るたび、噛むたびに小麦の香りが鼻に抜けるような感じだ。次回は間違いなく大盛りにするのでこのブログを見た方は大盛りにした方がオススメだ(自分の胃袋に応じてだが)。

今回は特製中華そば(A)を注文したが券売機にはトッピング特製(A)、(B)、(C)とあり各270円で追加ができる。特製中華そば(A)は常時あるらしいが(B)や(C)の内容は従業員の方に聞いた方が良いだろう。(B)に関してはこの日売り切れだったのでなおさら気になるところだ。

さて特製中華そば(A)の海苔の下に隠れていたメンマだ。甘めのメンマは中華そばの煮干しの風味もメンマに伝わりとても合う。

表面が茶色かかった煮玉子は味が染みているが黄身が固めなので正直好みではなかったが中華そばで黄身がトロトロの煮玉子は見たことがないのでこれが正統派なのかもしれない。

また煮玉子以外にくんせい玉子のトッピングもあるのでそちらも気になる。玉子好きは両方頼んで食べ比べをするのも良いかもしれない。

トッピング(A)はチャーシュー、メンマ、味玉が入っているのかなと思う(正確ではないので従業員に内容を確認することをオススメする)。

食べ終えて

お店を開き20年。今では仕込みの関係などでお昼時のみの営業となっているが『多賀野』食べたさに連日昼間から多くの人で賑わいを見せている。さっぱりとしたスープは煮干しの風味を残し全て飲み干してしまうくらいあっさりしている。

昼間に食べるのも良いが飲んだ後の〆に食べたい一杯でもある。全ての食材を国産にこだわり続け長年愛され続けてきた中華そばは是非一度は食べてもらいたい。

今回は特製中華そばを食したが豚鴨つけそばや酸辛担麺などオリジナリティー溢れる一杯を次回は頂いてみたい。

近くを通った方は是非行ってみたください。筆者もまたお邪魔したいと思う。ご馳走様でした。

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