創業45年以上続く老舗ラーメン店「さつまっこ 田園調布店)」へ初訪問です。進化するラーメン業界でも、古くから通い続けている、環八通行人も多いそうです。
現に、私の友人で50歳になる鮨職人も「昔はよく行っていたよ。家系ラーメンに似ているからコッテリしているし、ニンニクも注入できるから活力になる」と、話していた。
そんなこんなで、仕事ついでに大田区へ行った日の夜ご飯。ガッツリラーメンを啜ってきた日のことを紹介します。実は、別のお店に行こうと思っていたのですが。。。
古参店として威風堂々「さつまっこ」
大田区で仕事があった、雨がひそひそ降る平日の夜19時半。帰ってご飯食べようにも、お腹が空いてグゥーグゥー背中とくっつきそうだったので急遽燃料チャージ。
この辺りで行きたいお店なかったかな?と、チェックリストの中から検索。『大田区 ラーメン』。
某グルメサイト、ズラっとランキング形式になって出てくる。大田区といっても、東京23区内No. 1の広さを誇る街は、端端の移動は困難。
『現在地周辺』を検索する。
すると、都心と神奈川を中心に数店舗展開している二郎系ラーメンのお店が出てくる。一度行きたく、車を走らせること10分弱。シャッター閉まっています。昼のみの営業らしく、断念してそのまま車を走らせること数百メートル。。。
「さつまっこ」。
彫刻で掘ったように浮き彫りになった看板に目を引かれ、吸い込まれるように店に入る。夜遅い事もあるし、目の前には数台路上駐車しているので便乗。
小学生の子供連れたファミリーが1組、学生風の若い男子1名、中年太りしたおじさん1名。空いているカウンター席へ座らせていただき、メニューをチェック。
さつまっこらーめん 950円
- チェーシューめん 950円
- ねぎチャーシューめん 1,150円
- キャベツらーめん 850円
- ねぎらーめん 950円
- 辛味噌らーめん 900円
- らーめん 750円
- 味噌らーめん 850円
- 塩らーめん 850円
- つけ麺(並盛・中盛) 850円
- 種類豊富なトッピングに加え、
- ぶためし、高菜めし。
- さぁっ、困った困った。目が回るは、予行練習がままならない状態で潜入してしまった。ストレッチしていない状態で運動すると痛い目に遭ってしまうのは、元スポーツマンなので分かります。靭帯を伸ばした事もあるし、いつものように動かないときだって出てくる。
- ただ、胃袋はもっとヘビー級の二郎系を食べる気だったから、腹は減っている。ここはひとまず、『定番』のらーめんに大好きな味玉をトッピングで攻めましょう。
お好みは、濃口・多め・かため。
家系ラーメン食べ続けると、必勝パターンが自分の中にはある。
注文を済ませて、5分ほど待つと着丼です。
いただきます
黒いラーメンどんぶりに、黒緑にわかめ、薄ピンクのチャーシュー、青白の刻みネギ、白と黄色のコントラストの味玉、艶々のり1枚。黄金色の光スープの上にそれぞれ頓挫。
豚骨の旨味、ねっとりと唇にまとわりつく油、熱々で上顎を攻撃してくるスープ。グゥーと、オフェンス力の高い味が一気に空腹を満たしてくれる。
家系ラーメンでよく使われる、黄色い中太麺。とろみかかるスープにがんじがらめにまとわりつく旨味を一気に吸わせてくれる不思議な力。シコシコ、むにゃむにゃ、固めにする楽しみを最初は楽しめる。
麺は徐々にスープの熱により、かん水が溶け出してしまい柔らかくなっていく。かん水のことを知っている方で、ラーメン好きの某方は、かん水が苦手だから最初から柔らかめを注文すると書いてあった。
好き好きではあるが、かん水の存在を知ってもなお、固めを貫き通しています。
サシの少ないホロっとほぐれるチャーシューは麺の引き立て役。スープの味と相まったことで、より存在感増。味玉は安定の黄身トロッ。
後半は味変を楽しみます。
定番は、卓上のおろしニンニクを入れ旨味増強。しばし食べ進め、全体の4分3を食べ終えたころ豆板醤(あれば)投入。辛さも増して、余計病みつきなります。
そして、一杯のラーメンでは足りないと判断した腹ペコな私は、ぶためしを追加した。チャーシューのほぐし豚と刻みネギをタレで合わせたもの。
食べると、ツナ缶のようなテクスチャーにも感じるが、今は空腹を満たすこと集中。
勝手にアレンジしながら、一心不乱、この食べ方が唯我独尊だと言わしめる強行突破を果たした。
滅多にしない、完飲までしてご馳走様。着丼からわずか5分で平らげてしまったことは、ここだけの内緒である。
食べ終えて
最近はラーメン屋に行く事も減ったし、ガッツリ食べていません。かれこれ、半年程前の食べに行ったときのレビューです。良いのか悪いのか、なるべく時間系列で書いていますのでご了承ください。
(ちなみに、次回は二郎系です)
ただ、たまに食べてくなってしまうのも事実。家系ラーメン、二郎系、煮干し、さまざまなジャンルのラーメン屋が軒を連ねる都心エリアにいると情報が入ってきます。行くべきか、行かないべきか。自己判断でいいとは思っているのは分かっている。
なので、時にはこの系統もいただく事もしばし。もちろん、二郎系も。。。
なるべく、長年実直に営業しているお店には行こうと考えています。蕎麦屋も多くなっていますし、時には高級店、地方遠征も行きます。
そんな私ですが、今後もブログを見ていただけると嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。