タイ(バンコク)に日本一と呼び名高いラーメン屋「麺屋一燈」があるのをご存知だったでしょうか?新小岩駅に「麺屋一燈」があり、ラーメン好きの間では知らない人は居ないであろう超人気店!
毎日行列を作っているので気軽には食べられないが、私も数年前初めて食べに行ったら並んでまでも食べたくなる理由が納得出来た!
(過去行った時の記事は「こちら」)
現在、整理券を発行しているそうで並ばずスムーズに食べられる様だが、人気の衰えは無い。
さて、バンコクにも多くの日本食が楽しめるお店が増えている中、「麺屋一燈」の存在を知ったので行かないわけには行きません!
という事で、三日目のディナーで楽しんできたので紹介しようと思う。
日本一のつけ麺が味わえる「麺屋一燈」(バンコク店)へ行ってみた
ホテル周辺を散歩しながら「麺屋一燈」へ向かった。
最寄駅はBTCサイアム駅とチットロム駅の間くらいにあり、屋根付きの歩道を通っていく事が出来る。日中の猛暑や急なスコールが降ってきても心配ない。
バンコクは世界一渋滞する街と知っていましたか?私は行くまで知らず、着いてからバイクの数の多さと大渋滞の凄さに驚いた。
東京なんか比べ物にならない程の渋滞なので、私がバンコクで運転するとなったらイライラするだろうな。
(どのくらいの渋滞かって?環状八号線が事故した時の渋滞以上だね。都内を車で回っている方なら分かって頂けると思うがとにかく悲惨という事が事実。)
エラワンバンコクというビルに入っているそうだ。日本色のお店が何店舗か入っていて、鮨屋もあった。
鮨屋も何店舗か行ってみたかったのだが、こちら「鮨一」は調べていなかったのでタイミング合えば来てみようと思う。
「MENYA ITTO」
日本で食べられるつけ麺のビジュアルとは全く違う。野菜や海老が入っている様な感じだが、果たして美味しいのか?
味は別として、上でも説明したとおり日本の麺屋一燈は大行列(今では整理券)をしている。待ち時間も1時間は当たり前だったが、バンコク店は行列どころか、空いているので待ち時間は無い。
日本人だけが並んでまで食べるのか?海外の方は並んでまでも食事する様な文化はないのかな。ただ、日本に来た外国人はラーメン屋で並んでいる様子を見る事が多々ある。
(観光だから並ぶのか?)
とにかく、麺屋一燈のバンコク店は並ぶどころか空いているので嬉しい。
それでは入ってみよう。
「麺屋一燈」(バンコク店)を堪能する
ラーメンは3種類あり、塩ラーメン、つけ麺、濃厚魚介ラーメン。トッピングを追加しなければ195バーツ〜270バーツの間で楽しめる。
(日本円で1,000円以下で十分楽しめ御釣りが来る)
ラーメンのトッピングも充実していればおつまみも多種多様である。ありそうな餃子や水餃子、さらにはチャーシュー盛り合わせに加え、菜の花のお浸しもある(笑)
菜の花のお浸しは現地の方にウケるのか、現地に滞在している日本人向けに作ったのか。個人的にはラーメン屋に菜の花のお浸しがあっても食べたいと思えない(笑)
日本酒もあるが、輸送費の関係で高めの値段設定だが、なんだか久しぶりに飲む様な感覚になったので飲むとしよう!
その前にビールで乾杯。
ジョッキでアサヒの生ビールが出てくる事自体も新鮮に感じる。
ビールを飲まない人は日本酒で乾杯。
300mlで2,000円弱もするので高いと感じてしまう。が、しかしバンコクで美味しい日本酒が飲めると思うと嬉しい。
店内はこの様に空席が多い。
外国人のお客の方が多く、日本人は私たち以外に1組居た。スーツを着ていたので現地に駐在している方々だろう。
チャーシュー盛り合わせ。
鶏、豚2種類の丁寧に調理されたチャーシューとビールの組み合わせは鉄板。鶏チャーシューがもう少ししっとり滑らかな口当たりの方が良いかな。
水餃子。
スパイシーXOと書かれている。ラー油の辛さが多少あるものの、本場のタイ料理を散々食べてきた私にとっては刺激が少ない!
もっとラー油の辛さを全面に出してもいい様な気もする。
餃子。
片面をしっかり焼き、もう片面はモチっとした食感。餡は味付けがしっかりされていてニンニクも多少効いている。
日本で食べられる餃子に近く普通に美味しい。
酔鯨の方も頂こう。
一升瓶より小瓶で出した方が管理が無くて良いのでしょう。封を開けても何日も出なければ味や香りが全く変わってしまう。
そういった面では小瓶は便利だな。
塩ラーメン
しばし日本酒とおつまみを楽しみ、〆の麺!
4人で行ったので3種類の麺をシェアする事にした。
最初は塩ラーメン。麺屋一燈では見かけない塩ラーメンだが、この完成度が凄く高い。
出汁の効いたスープはとても繊細で塩の味がさっぱりしている。が、奥に潜む旨味が口全体を支配していく様な美味しさがあり香りも良い。
余韻が長いとでも言おう。飲めば飲むほどに虜になってしまい、飲み過ぎた後に〆に食べたら完飲してしまうと思う。
麺に感しては全部のラーメンに共通しているのだが、日本と比べたら劣ってしまう。多分水が美味しくないからだと思う。コシが中途半端というか、小麦の香りも少ない。
ただ、その他トッピングの具材は抜かりなく完成されている。
濃厚魚介ラーメン
味玉をトッピングした濃厚魚介ラーメン。
麺屋一燈の濃厚といえば、もっとドロッと濃度が高く粘度も強いのだが、あっさりしている。
味の濃さは濃厚と言っても良いと思うが、日本で食べられるものと比べたらインパクトに欠ける。そもそも私が日本と比べるのが間違っているのかな(笑)?
濃厚魚介ラーメンでも感じるトッピングの上品な美味しさ。店舗で作っているとは思うが、美味しいんだよね。チャーシューの絶妙な柔らかさや脂の残し方、味付けもシンプルながら豚の甘みも感じられる。
味玉の半熟具合も私好み!
麺以外は良い!
つけ麺
麺屋一燈と言えば、つけ麺!
つけ麺で大事なのは麺!なので、、、
ん〜、難しい。美味しいには美味しのだが、麺のパンチを感じながら食べられないつけ麺だったらラーメンの方がいい様な気もする。
一番インパクトがあって好きだったのは塩ラーメン。麺屋一燈で食べた事が無いから比較出来ないという概念もあるのかな?と、後々考えたけど純粋に一番旨かった!
日本のクオリティとまではいかないが、行列無しでこの味が楽しめるならいいと思う。ラーメンマニアの方の中で食べに行った方居ますよね?
この違いは何なのか感想聞かせてほしいです(笑)
食べ終えて
麺屋一燈、監修は店主がやっているとは思うが経営は別でしょう。最近多くの有名飲食店が挙って海外に出店準備をしているのを耳にし、経営はあっこの会社だよ!と聞いた。
自ら手掛けるには時間と労力が半端無いらしく、ある程度のロイヤリティーでやるのが良いのかな。個人的には直営で全部を取り仕切ってやっている様な店主が居たら嬉しいし会ってみたい。
まっ、何にしろ日本には多くの飲食店やサービスが増え過ぎているので海外が絶対良いね。私ももっと食べ歩いて架け橋になってみたいな。
さて、昼間に買ったウィスキーをホテルで飲み直しますか〜